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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「複眼の法廷」
裁判員制度のタイムリーな時期に放送されて、興味をもって見た覚えがある。
「空中の楼閣」
美和子さんの本が出る!?右京さんが原稿を絶賛。社外派の本&話です。
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投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る
人気ドラマ『相棒』シーズン6ノベライズ上巻です。
裁判員制度をテーマにした第1話「複眼の法廷」は、その時期の話題を盛り込んだ意欲作。同じように「編集された殺人」も実際に起こりかねない危うさを描いています。
もちろん「陣川警部補の災難」などレギュラーメインの話も外せません。
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シーズン1から毎号読んでいますが、シーズンが新しくなるたび、わたしの中の記憶もより鮮明によみがえるのです。
だからこそ、脳内再生される相棒と、実際のドラマとの比較がおもしろく、「 」でセリフが出てくると、自動的に水谷豊or寺脇康文の声で流れます。
シーズン1から順番に追いかけなくてもいいのが相棒の魅力。
杉下右京&亀山薫の名コンビ、掛け合いがとってもおもしろいですね。
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内容紹介
裁判員制度導入前のデリケートな時期にもっともチャレンジングなテーマを扱った、社会派ミステリを標榜する『相棒』の中でも極めて秀逸で勇気ある一篇「複眼の法廷」をはじめ、愛すべきキャラクターである陣川がチャーミングな「陣川警部補の災難」、映像では名優・大滝秀治のいぶし銀のような演技が光った名篇「正義の翼」など、劇場版に向けて盛り上がる《相棒ブーム》に拍車をかけた「シーズン6」の前半9話。
内容(「BOOK」データベースより)
裁判員制度を導入前にテーマとして扱い、その危うさを抉り出した名作「複眼の法廷」をはじめ、企業社会の欺瞞とジレンマをリアルに描いた「空中の楼閣」や「正義の翼」、そしてあの武藤弁護士が再登場する「編集された殺人」や「陣川警部補の災難」など劇場版へと盛り上がりを見せる9篇!連続ドラマ第6シーズンの第1話~第9話を収録。
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連ドラになる前から見ていた・・・のに、仕事やら何やらで忙殺されて中々リアルタイムで見られなくなり、久しぶりに見れたら何と相棒が変わっていて全然見なくなってしまったorz
なので、小説版と映像の違いは分からないですが、読みやすくて好きです。
月に1冊づつ買って集めて、ようやく新刊(って書いてあった)に追いつきましたとさ。
本格なハナシから割とライトなものまで(台詞でこいつアヤしい!って分かるのもあり)、通勤通学に丁度良い感じ。
裁判員制度を扱ったチャレンジな一作もあり。
シリーズ化したからか、以前の事件にからめてとか延長にあるような話もチラホラ。
なので、以前のシリーズご存知ないとかワタシのように間が開いてしまってる場合は順序よくお読みになってみてくださいまし。ただし、放送順に発刊されているワケではないのでその点だけご注意を。
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言わずと知れたシリーズもついにSeason6まで突入!
お気に入りはドラマと同じく「編集された殺人」。「複眼の法廷」もそうだけれど、このシリーズは現実の裁判員制度にも抵触しているんですよね。この制度が果たして正しいのか、というよりも正しく利用されるのか、という問題を提起する物語です。怖い……。
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2007年7月から12月にかけて放映された作品のノベライズ版。
複眼の法廷
陣川警部補の災難
蟷螂たちの幸福
TAXI
裸婦は語る
この胸の高鳴りを
空中の楼閣
正義の翼
編集された殺人
相変わらずスラスラ読めて、それなりに面白いが、こうやってタイトルを並べてみても、あまり印象に残った作品はなし。
薫役の寺脇康文が1年後にはシリーズから卒業、降板の兆しか・・・
(2010/7/14)
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【あらすじ】
裁判員制度を導入前にテーマとして扱い、その危うさを抉り出した名作「複眼の法廷」をはじめ、企業社会の欺瞞とジレンマをリアルに描いた「空中の楼閣」や「正義の翼」、そしてあの武藤弁護士が再登場する「編集された殺人」や「陣川警部補の災難」など劇場版へと盛り上がりを見せる9篇!
【感想】
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このシリーズは、本放送で見ていた作品がいくつもあるので、思い出すのに役立ちました。「複眼の法廷」は、活字で読むとすごい話だと改めて感じました。
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読み返してみると隠れた名作が多い巻だったなと。
『複眼の法廷』『編集された殺人』など
テーマや問題提起が壮大で誰が見ても名作だといえる話がある一方で
事件の被害者や関係者の想いや行動という観点から見て
『蟷螂たちの幸福』『この胸の高鳴りを』『空中の楼閣』の3編がお気に入り。
悲しい結末なんだけど、悲しいだけで終わらない感じが共通しているように思う。
そしてやっぱりバンドものには弱いというところが露呈されたのであった(笑)。
ドラマ本編では出てこなかった(と記憶している)『この胸の高鳴りを』の歌詞が
個人的には最大のボーナストラックだった。
『剥がれ落ちてく皮膚のように 君のぬくもり 確かめられない』という
あまりラブソングでは使われなさそうな言い回しも相棒らしくていい感じ(笑)。
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複眼の法廷
陣川警部補の災難
蟷螂たちの幸福
TAXI
裸婦は語る
この胸の高鳴りを
空中の楼閣
正義の翼
編集された殺人
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『複眼の法廷』
裁判員制度は素人に司法の重みを抱えきれるのか、を考え切れているのか。人間同士が関わる以上、刑罰に復讐感情を乗せる、敢えて排除する、どちらも恣意っちゃ恣意だし難しい。
『陣川警部補の災難』
アクティブファンドは大抵インデックスファンドに勝てないとのことですが…皆自分が許容できるリスクで投資しないといけませんな。
『蟷螂たちの幸福』
こういう話好きや。やってることは完全に私利私欲なんだけど、2人の中で完結してるのが美しい。
『TAXI』
ストーカー怖いな。彼女ゲットの為に彼女のストーカーになるとか、上手くいった後で絶対バレるやつやろ…
『裸婦は語る』
コンプレックスについて本人の意向を無視していいかというとな……伊達政宗なんかは肖像画は両眼で描いてって言い残してた位にやっぱり辛いよ。
『この胸の高鳴りを』
松崎しげるが頭を過ぎるタイトル。ビジネスキャラを辞めるって利害絡みまくりだから難しいだろうな。
『空中の楼閣』
作家先生の最後の啖呵すごく好き。いい奴だ。
頼んでいるなら、人の仕事をばかにしてはいけない。
『正義の翼』
鳩怖い……理想の為に犠牲を払うのは仕方ない、と言っていいのはそれが関係ないくらいのちの世の人だけ。
『編集された殺人』
発言の一部を抜くと印象が驚く程変わる。要約されたものを読む時は、あくまでもその人にとっての要約であることは意識しないとな…
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テレビシリーズの相棒を観ていなかったので、あまり期待していなかったが、
1話完結の話はストーリーが凝っていて小説としても十分楽しめた。
テレビのドラマの脚本を基にしているので会話の流れが多いが、
1話1話のストーリーが、その時放映時の社会的問題事例を扱っているのに、
事件とその結末がうまくまとまっており、楽しんで読むことが出来た。
裁判員制度の問題点を浮き彫りにした第1話「複眼の法廷」。
人間臭い刑事が事件に利用された「陣川警部補の災難」。
女性小説家とその主人の偏執的な愛情を描いた「蟷螂たちの幸福」。
ストーカーの問題を取り扱った「TAXI」。
裸婦の絵に隠された秘密を暴く「裸婦は語る」。
臓器移植とカリスマミュージシャンを扱った「この胸の高鳴りを」。
作家と亡くなった編集者の確執から公害の社会問題を取り上げた「空中の楼閣」。
爆破脅迫の身代金20億のダイヤを鳩が持ち去った「正義の翼」。
取り調べ映像の問題点を浮き彫りにした「編集された殺人」。
上記9話が収録されている。