スケールはやたら大きいが面白さはいつも通り
2015/10/21 19:09
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投稿者:マル神保 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作からの流れもあって、湊たちが有名な巨妖退治に乗り出す。
前フリも十分で話のスケールも大きくなったが、湊の妖怪退治は相変わらず淡々としたペースで進む。
面白さもいつも通り。
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【累計53万部超のベストセラー、第9弾! コミックス第4巻も同時発売決定!!】
怪異を知る者でもにわかには信じがたい、神話上の存在。だが、それはいた。
身長2000メートル、超弩級の怪異。ダイダラボッチの出現は終末すら予感させるものだった。そのひと足で町が壊滅する。天災級の怪異に、公安調査庁、防衛省も動く事態に発展する。
防衛省幹部、幕僚らが居並ぶ席に、ラフな服装の青年がひとり。場違いな雰囲気をこれ見よがしに発散する湊である。人知が及ばぬ無敵のダイダラボッチに対し、湊は驚くべき作戦を提案する。それは神話を現代物理学で解明する、神への挑戦とも言えるものだった。
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シリーズものを9巻から読みだすという暴挙をしてしまいましたが、人物の境遇や作中に頻繁に登場する過去の事件についていけない歯がゆさはあるものの意外と読めてしまうものだなと感じました。
毎回こうなのか分かりませんが、人智をこえたものを人智をこえた武器で倒すのではなく、科学を武器にして戦うというのは珍しいと思いました。科学の説明については理解しきれないところもありますが、神話ともども興味深かったです。
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怪異に対して、論理的に分析し、科学等の知識を用いて立ち向かっていく異端の怪異退治請負人の活躍を書いたシリーズ。
構造的にミステリーとしての側面が強く、一種の探偵もの的な雰囲気が味わえる。
こういった架空の現象を題材にしている物語は、少し間違えれば設定の破綻を招いてしまうが、このシリーズに限ってはそのような過ちはなく、9巻まで続いている事もその緻密に練られた構成を裏打ちしている。
しかし、このシリーズの魅力はなんといっても主人公であるミナトの魅力にあるだろう。
最弱からの逆転という話は、古き良き王道であり、昨今でもそのような作品が多く人気になっている。
ミナト自身も、霊能力等を持たなず、同業者からは半ば疎まれているような存在だが、本人はどこ吹く風で飄々としているのが心地よく、爽快である。
ずる賢く、ともすれば人格破綻者と言っても良いのだが、どこかチラリと人情深さが垣間見えるような所もあり、そのギャップがより一層「能力0」の彼の渋さを際立たせているように思う。
地味に支持者が多いシリーズであり、今後のメディア展開にも期待が出来る。
是非この機会に追ってみては如何だろうか。
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今回の相手はダイダラボッチ。
とにかくデカイ。進撃の巨人なんて目じゃないくらいデカイ。
はたしてどうやって倒すのか。
それは読んでからのお楽しみということで。
相変わらずミナトは口が悪く周りを振り回すけれど、今回はシリアスな雰囲気が多め。
…ネタバレになるので詳細は語らないけれど、映像化したらさぞ幻想的で綺麗な映像になるだろうなぁ。と思う。
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今度の怪異は「ダイダラボッチ」.
全長2100m,足のサイズは300m.
術を放っても届く前に消えてしまう.
というかそもそも大きすぎて距離感が狂う.
今回も面白かったよ.
まさかそうくるなんて….
妖怪とか最初からファンタジーだったけど
今回はその中でも特にファンタジーでしたね.
こういうの大好物です.
いいぞ,もっとやれ!
最後一瞬
「あれ?これでシリーズ終わりなのかい?」
と思ったけどそんなことなかったぜ!
次も読もう.
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シリーズ第9弾。
まさかのダイダラボッチ!
あの自信満々のユウキが怖気づき、沙耶は、
神への冒涜だと悩みます。
しかし、被害が出てしまっては、国も動くしかない。
神出鬼没で、先手を取れない怪異を倒す術はあるのか?
・・・やっちまいました。
国だけでなく、総本山や御影神道まで引きずりだして
湊が持ち出した方法とは?
後半はドキドキしっぱなしでした。
そして、おとぎ話的な終わらせ方も好みでした。
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今回は全話が繋がっている長編の巻であった。神話級の怪異だいだらぼっちを倒す話。反物質爆弾、天使と悪魔の原作も映画も見ていたので、できるものなのかと思っていたら、出来ないのか。だいだらぼっちの正体が意外や意外の展開で、まるで映画のよう。面白かった。