0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MTB84 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔中学生の頃、アシモフの短編集、邦題私はロボットを読んでえも言われぬ感動やワクワク感を覚えたのを思い出した。単和完結型ショートエピソードを描いているけれどどれも安直な予定調和的な着地をせず、中には読者にモヤモヤ感を残して終わる話もあり、却ってリアリズムを感じる。
投稿元:
レビューを見る
人間、ヒューマノイド、ロボットの三つ巴がとても斬新、今回もとても面白く読めました。やや説教臭いと感じるところも有りますが、それは手塚治虫氏譲りなので良しとします。
投稿元:
レビューを見る
人とヒューマノイドの違いはなんだろう。
昔は人工知能はを有する人工体をアンドロイドと呼んでいたような気がするが、ヒューマノイドとしたのは、スマホOSとの区別なのかな。だとしたらすごいなAndroid。
投稿元:
レビューを見る
人が与える運命に、機械の心が軋む。機械が選んだ未来に人の心が震える。彼らは道具か、友人か……。多様な「知能」に手を差し伸べる人工知能専門医、須堂の物語、全11編。(Amazon紹介より)
投稿元:
レビューを見る
印象に残ったエピソード。
以下
ネタバレです!!
↓
↓
中年も半ばを過ぎたパッとしないヒューマノイド(この作品世界の中ではヒューマノイドは人間と同じように暮らしている)が人生をやり直したいと考えます。
彼はヒューマノイドの医者である主人公を訪ねる。
ヒューマノイドですからAI部分のみを取り出して、子供の状態のロボットにAIを移植して
人生(ヒューマノイド生?)をやり直すということも可能なんですね。
で、医師に言われたとおりにインプラントというプラグを体に差し込むと・・・。
彼は頭の中は大人の状態のまま10歳になっています。
知識や知恵はそのままで周りは
10歳の子供として彼を扱ってくれるわけですから
いろんな意味でやりたい放題です。
で、最初はけっこううまく周りとやっていくこともできるのですが
だんだんと違和感を感じ始めるんですね、
どうにも思ったように楽しくもないし、なにかおかしい。
そしてついに・・・・。
というところで彼は元のさえない中年ヒューマノイドとして目覚める。
どうやら先程までの体験はヴァーチャル・リアリティだったようです。
医師によれば、彼と同じように過去の戻りたいというクライアントには
まずこのVRを体験してもらいそのうえで
本当に過去に戻りたいのかを判断してもうらそうです。
そこで、医師が彼に言う言葉がけっこう強烈なんですね。
「人生をやり直したいんじゃなくて、いつまでも子供でいたかったんじゃないのか?」
ぐぐぐぐ、強烈ですね。
投稿元:
レビューを見る
バレンタイン・ホワイトデー回の先生が可愛くてときめいた。
第21話「シャロンとブライアン」もすごく好きだった。シャロンはクルーズの客として来ていた(人間と同等に「生きる」)ヒューマノイド、ブライアンはそこのクルーロボット(産業用ロボット)だ。どちらも作られた物なのに「命」に違いはあるのか。こういった作品は人間とロボットで対比されることが多いが、ヒューマノイドと産業用ロボットの対比には考えさせられるものがあった。