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「考える」とは、何かしらインプットした情報から、自分なりのアウトプットを導き出すこと。アウトプットの質を上げるためには、当然インプットが必要不可欠になる。
インプットを効率化するためには、アウトプットの意識、とりわけ簡単なことばで、わかりやすく説明するためにはどうすればいいかを考えることが、難しいけど、有効な方法。
その際、自分は何がわからないのか、ことばの由来や定義を理解しているか、そもそも何故なのかという視点を通して、物事を「わかる」ことが大事。
・本を読まない人が増えており、本を読むだけで差別化できる状況は楽。
・宗教、歴史、宇宙、人類、病気、経済学、日本
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池上さんが、情報が氾濫する現代社会にあってどうメディアの情報を取り入れていくべきか説明した本。
考える力をつけるためには、何でも図にしてみる、言葉の定義を丁寧に確認するなどして情報を整理し理解することが大事。だが、まず前提となるのが日ごろから沢山のインプットをすることである。その情報源と活用方法が以下。
・新聞
「ノイズ」と池上さんが言うように、見ているといろいろな情報が勝手に目に飛び込んでくるので、視野が広がるのが利点。気になる記事をスクラップし数週間経って読み返し、本当に価値あるニュースとわかれば初めてファイリング。複数の、また、過去のニュースを結び付け未来を読み解くのが目標。海外の経済紙なら平易な英語のフィナンシャルタイムズがおススメ。等、具体的なアドバイスが書かれている。
・雑誌
「分析」「解析」が魅力(特に最近の経済専門誌)。気になる記事はやはりスクラップ。
・ネット
ニュースの速報性が魅力。また、専門家のブログも優れたものがある。信頼できるブロガーの見つけ方は、例えば経済関係なら、その人の過去記事から見通しが正確だったかを確認するとのこと。
・テレビ
池上さん自身は殆ど観ないとのこと。ニュースを見るにも長い時間テレビの前に座っていなければいけない。だが、史実を元にした映画は世界情勢を理解するのにおススメ。
・読書
結局、一番大事にすべきは読書だとのこと。人にどう説明するか考えながら読むと理解が深まる。仕事に関する本はもちろん、即効性はなくても、後から人生やビジネスに効いてくる教養的な本も読むと良い。小説も、生き方の問題を考える上でためになる。
何か課題がある場合は本屋に行き、何冊か読んでみるとその分野の教科書的な本に2~3冊出会うので、それを精読すると良いとのこと。
この本は7章から成っており、最後の章は池上さんが8人の読書家の企業トップ達と対談した様子が収められているが、ページ数の約半数をこの章(及び最後の池上さん自身による読書記録)が占めている。
情報整理術を解説した本ではあるが、結局は読書の面白さ、素晴らしさを繰り返し説いている。具体的に池上さんや企業のトップが推薦する本の名前もかなり出てきて今後の読書の参考になる。
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仕事上の必要があって読む。
池上さんの勉強法や情報収集の仕方は、他の本で読んだこともあり知っている内容が多かったが、巻末のコラム「私はこんな本を読んできた」は、池上さんの子どもの頃からの読書歴が知られてとても面白かった。
池上さんの勉強法や情報収集について知らない人は、コンパクトにまとめられたこの本は読みやすくてよいと思う。
編集者が、タイトルまわりやカバー原稿等でもう少しでも手をかけたら、この本は5倍くらい売れるんじゃないかと思う。
内容はよいのだから、そこがこの本の残念なところ。
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本屋で見たら面白そうだったので読んでみた。
本を読んでもそのほとんどはザルですくう水のように流れ落ちてしまうが、その底にほんのわずかでも残っていればよい。本を読むとはそういうもの。
読書をしても知識はザルを通る水のように通り過ぎていく。だけど沢山の書籍を読み、その中から教科書となるようなものを何度も繰り返すことで知識の幅が広がっていくということが書かれていて、それだけでもまさに我が意を得たり。あと、こうやって感想を書くのは池上さんがやっていた読書カードと同じ効果が期待できるかもしれないので、自分も出来る限り感想を書くことにしよう。
後半は著名経営者達の本との出会いや接し方が参考になった
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・若い人は本を読まなくなっている。本を読んでいるだけでライバルに差をつけられる心意気で読書してみるとよい。
・読書で知識をインプットし、書いたり話したりでアウトプットする営みが結局考える力がつく方法。
・まずは自分は何がわからないかを知る。そのために、わからない言葉の意味や由来を調べることから始める。
・相手が言葉の意味を知らないのではないか、常に自問自答し、伝える相手への想像力を持つと、考える力を深まる。
・そもそもなぜか、どういうことか、と疑問を持てば、自分の基礎知識のどこに欠損があるかわかる。
・全体像を把握するには
過去→現在→未来の時間軸
世界→国家→個人
と振り返ると整理しやすい
・ニュースの利害関係を考える。誰が得をするのかを考えれば、起きている現象を読み解く鍵となる。
・情報を流す側の動機を考える。
情報源を必ず見る。消息筋、関係筋は、実は記事を書いてる本人のこともある。
世論調査も、数値だけを鵜呑みにせず、どういう調査をしたのか、質問項目は何だったのか、まで目を向ける。世論を誘導している質問であることもあるため。
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読みやすかった。
池上さんの情報の活用の仕方が分かった。あと、後半の各企業のリーダーとの読書談義がためになった。
メモへ。
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2017年9冊目です。
もちろんですが、この本を読んだら「考える力が」身につくわけではありません。
最近のこのソフトカバー的な本の帯には、「すぐ使える」「よくわかる」「誰でもできる」といううたい文句が多用されています。お客さんの目を引き、本を手に取ってもらうためのキャッチコピーなのですが、それ以上の効果が本当に言葉通りあるわけでは、ほとんどの人にとってありません。
ほとんど、自分の能力を向上させる方法や考え方を進化させる方法は、巷間すでに言われているものが多く、知っているかどうか、知っているならやるかどうかにかかっています。「考える力」をつけたいけど、どうしたらいいかわからないというのは、この情報過多の時代には、考えにくいように思えます。それとも、過多ゆえに選択基準が持てないと悩んでいるということなのかな? それなら、少しづつ試してみればとも思ったりもしますが。
さて、本の内容ですが、
考える力を身に着けるには、どうアプローチするかがメインに書かれています。
難しいことを簡単に説明してみる。インプットが大切だから、新聞やネット情報にはどう向き合うか、図表を活用して理解を深める方法、人から話を聞くコツ、本の選び方・読み方が、池上さんの記者時代の経験も踏まえて紹介されています。最終章で、”リーダーたちは何を読んできたのか”と題して、ビジネスの一線で活躍しているリーダーたちの読書観や影響を受けた本の紹介があります。成功を成し遂げた人の人生観やビジネスの考え方にどのように影響を与えたかの話は興味深く、またこれらの書籍を読んでみたいという気持ちが高まってきてしまいました。
「考える力」とは何なのかという本質的なことについて、次のように書いています。
そもそも考えるとは、自分の中にある情報(インプット)をもとに、自分なりの結論(アウトプット)を導き出す作業です。質の高いアウトプットをするためには、まずはインプットが重要なのです。
このインプットを増やす代表が、「読書」ということになります。
本お読み方・選び方につても書かれています。しかし、そんななかで、「ハッ」とさせられる一文がありました。
ドイツの哲学者ショーペンハウエルの『読書について』に書かれている内容が紹介されています。「読書は、他人にものを考えてもらうことである。本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるに過ぎない。習字の練習をする生徒が、先生の鉛筆書きの線をペンでたどり様なものである。だから読書の際には、ものを考える苦労はほとんどない。自分で思案する仕事をやめて読書に移る時、ほっとした気持ちになるのも、そのためである。だが読書にいそしむ限り、実は我々の頭は他人の思想の運動場に過ぎない。」これは、読書家に人にとって、足元をすくわれるような辛辣な意見です。かれは哲学者ゆえにこのような発言ができると思いますが、アウトプットを伴わない、読書のようなインプットだけでは、十分考えることが自分の頭の中でできていない。それのみでは「考える力」の向上に有機的にむずびつかないということですね。そうです「アウトプット」するという行為までつながって考えることであり、その循環を繰り返すことで「考える力」が強化されることにあります。
このような、読後の感想をまとめたり、読書会と称して、過去に自分が読んだ本を誰かに紹介するのもいいことかなと思います。もちろんそこに書かれている考え方を自分が実践して気づきを得ていくことができれば素晴らしいことですね。最も難しいアウトプットですね。
そしてもう一つ、「考える力」の重要な基本的要素である「わかる」とは、どういうことかについて、元京大総長の長尾真氏の著作”「わかる」とは何か”という著書から次のような説明を引用されています。「話題になっていることに関連した知識はほとんど持っている、しかしその話題がその知識によって解釈できない、という状態にあって、そこで何かのヒントを得た結果、持っている知識によってその話題が完全に解釈できるということが分かった時、「わかった!」ということになる。(中略)「わかった」というのは、知識を得たのではなく、自分思っている知識によって、ある状況が理解できたという場合である。
まとめると、「わかる」とは、自分がこれまでもっているバラバラの知識がひとつの理論の下にまとまった時です。
業界著名人との対話で、自分の考えに影響を与えた書籍が紹介されて、
各リーダーたちのRECOMEND書籍もあり、読んでみたいという気持ちが高まってきました。
ファーストリテーリング会長”柳井 正”
・イノベーションと企業家精神
・ホンダジェット
・少しだけ、無理して生きる(城山三郎)
ドン・キホーテ会長”安田 隆夫”
・ビジョナリーカンパニー
・掏摸(中村文則)
・生命40億年全史
中村文則の掏摸がリコメンドされているとは思いませんでした。
私も好きな作家なので、共感できました。
富士フィルムフォールディングス会長”古森 重隆”
・ツァラトストラかく語りき
・日本の知恵 ヨーロッパの知恵
・ジャン・クリストフ
日立製作所元相談役 川村 隆
・「アクション・バイアス」
最近の経営書で、どの会社にも働くエネルギーの高い、いわゆる「いい子ちゃん」はたくさんいるらしいです。この人たちは髪を振り乱して一所懸命仕事をしています。でも、実際に意味のある行動をとれているとは限らない。そういう人が全体の4割だそうです。次に働くエネルギーが低く、行動を先延ばしにするタイプが3割くらい。両者を足すと、7割になります。あとは言われたことはやるけど、それだけという人が2割。本当に自ら目的をつくって、意味のある行動ができる人は、1割しかいないということです。
・「カラマーゾフの兄弟」
人間がいかに複雑なものかを描いた物語。他の経営者からも紹介されています。
・「ラッセル幸福論」
自分の関心を内へ内へと向けるのではなく、外界へと向けて、あらゆることに好奇心を抱くことが幸福獲得の条件だと語っている。
星野リゾート代表 星野 佳路
・1分間エンパワーメント
・吹けば飛ぶよな日本経済
・幸福に死ぬための哲学(池田昌子)
レノバ会長 千本倖生
・カラマーゾフの兄弟
・峠(司馬遼太郎)
・蝉しぐれ(藤沢周平)
マックス証券会長 松本 大
・スリランカの赤い雨
・風と光と二十の私と・いずこへ
・エレンディラ
ライフネット生命保険会長 出口 治明
・クリミア戦争
・バドリアヌス帝の回想
・邪宗門
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読書をしても知識はザルを通る水のように通り過ぎていく。だけど沢山の書籍を読み、その中から教科書となるようなものを何度も繰り返すことで知識の幅が広がっていくということが書かれていて、それだけでもまさに我が意を得たり。あと、こうやって感想を書くのは池上さんがやっていた読書カードと同じ効果が期待できるかもしれないので、自分も出来る限り感想を書くことにしよう。
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考える力をつけるためには、読書をして教養(リベラルアーツ)を身につける必要がある。ネット情報では断片的な知識しか身につかないため、リベラルアーツに属する本を読むことで体系的な教養を身につける。
後半にはプレジデントで連載されていた著名な経営者との読書に関するインタビュー記事が掲載されており、それぞれのお薦め本も掲載されている。
・そもそも「考える」とは、自分の中にある情報(インプット)をもとに、自分なりの結論(アウトプット)を導き出す作業です。質の高いアウトプットをするためには、まずはインプットが不可欠なのです。
・全体像が見えているからこそできるのだと思いました。全体像がわかっくいないのに、わかりやすく説明しようと情報を端折ると、おかしな偏ワが出てしまったり、そめそも全体像を捉え間違ってしまったりすることになります。
・私は何かニュースがあると、「それで得をするのは誰なの?」と考える癖があります。誰が得をするのか」と考えることは、起きている現象を読み解く手がかりになります。
・政府首脳」というのは、内閣官房長官のことです。「自民党首脳」は自民党幹事長であることがほとんどです。「財務省首脳」は財務大臣か、財務省の事務次官です。
・週刊誌などではよく「消息筋によると」「関係者によると」という表現が出てきますね。これはいったい誰のことだろうかと疑問に思ったことはありませんか?実はこれ、書いている本人のことが多いのです。本人が自分の意見や見方を書いているというわけです。
・「わかった」というのは、知識を得たのではなくて、自分のもっている知識によって、ある状況が理解できたという場合である」。「わかる」とは、自分がこれまで持っているバラバラの知識がひとつの理論の下にまとまつたときです。いわば、知識と知識の関係を示す補助線を引くということです。
・考える力を身につけたいと思ったら、毎日のフロー情報(テレビ、ラジオ、新聞、ネット等)の中から「わからない」を見つけてください。それからわからない部分をストック情報にあたってみるのです。基礎的な知識がない分野について下地をつくろうとする場合には、それこそ机に向かつて勉強です。ストック情報にあたることで、フロー情報の見え方に奥行きが出てくるのです。
・分からないことがある場合には、リアル書店の該当する棚をざっと見て、そこにある中で参考になることが書いてあるような本をまとめて買い込むのです。たいてい、ひとつのテーマで5-6冊くらい。これを片っ端から読んでいくと、2-3冊の、本当に大事なことが書かれている本、これだけは読んでおかなければいけないなと感じる教科書的な本に出合います。
・とりあえず、何か新しいことを知りたいと思ったら、新書がおすすめです。新書なら2時間もあれば一冊読めるからです。読めばその分野のことはざっくりとわかる。そこからさらに深く勉強していけばいいわけです。
・最近は日本でも、東京工業大学や立教大学のように、リべラルアーツに力を入れる大学が増えてきました。国際基督教大学は、そもそもからしてりべラルアーツです。
・池上��の現代のリベラルアーツ「現代の自由7科」は、①宗教、②歴史、③宇宙、④人類の旅路、⑤人間と病気、⑥経済学、⑦日本と日本人。
・それぞれにお薦めの本は以下の通り。
①佐藤優x中村うさぎ「聖書を語る」(文春文庫)や、橋爪六三郎x大津真幸一「ふしぎなキリスト教」)(講談社現代新書)、阿刀田高著「旧約撃書を知っていますか」「新約聖書を知っていますか」(ともに新潮文庫)。小説が好きな人には、ジェフリー・アーチヤーの作品の中でもとくに有名な「ケインとフべル」(新潮文庫)。仏教は釈徹宗著「宗教は人を救えるのか」(角川SSC新書)。
②ジヤレド・タイアモンドの「銃・病原菌・鉄(上下)」(草思社文庫)や「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史1-3」(早川書房)。
③村山斉著「宇宙になぜ我々が存在するのか」「宇宙は本当にひとつなのかー最新宇宙論入門」、吹横山順一著「輪廻する宇宙」。アメリカの天文学者ジョージ・ガモブ1・2・3無限大「(白揚社)や、エドウィン・ハッブル「宇宙の絶景」(洋泉社)、「銀河の世界」(岩波新書)。
④アリス・ロバーツの「人類20万年遥かなる旅路」(文萎春秋)がわかりやすいと思います。クリストファー・ロイド「137億年の物語」(文芸春秋)。
⑤速水徹著「日本を襲ったスパイン・インフルエンザー人類とウイルスの第一次戦争」(藤原書店)、河岡義裕著「インフルエンザパンデミック」、武村政春著「新しいウイルス入門」(ともにブルーバックス)。ちよっと視点を変えて、カミュの小説「ぺスト」(新潮文庫)など。
⑥「国富論」(中公文庫)は必読。「賃労働と資本」(岩波文庫)は労働によって価値あるものが生み出され、労働が商品の価値を決めるという男働価値説」がわかります。次に伊東光晴著「ケインズ新しい経済学の誕生」や「現代に生きるケインズ」ともに岩波新書)がわかりやすくておすすめです。フリードマンの「選択の自由」(日経ビジネス人文庫)も今の世界を知るためには読んでおきたい一冊です。経済学を体系的に学びたいなら、「教養としての経済学 生き抜く力を養うために」(有斐閣)。
⑦興那覇潤著「日本人はなぜ存在するか」(集英社インターナショナル)。違った視点で、イザヤ・べンダサン著「ユダヤ人と日本人」(角川文庫ソフィア)。
・柳井正:「イノベーションと企業家精神」
・安田隆夫:ビジョナリーカンパニー」「掬摸」や「王国」(中村文則)
・古森重隆:「日本の知恵 ヨーロッパの知恵」(松原久子)
・川村隆:「幸福論」(ラッセル)、「アクション・バイアス」
・千本倖路:「カマラーゾフの兄弟」(亀山郁夫(訳))、「蝉しぐれ」(藤沢周平の時代物)
・出口治明:「クリミア戦争」
・若者向けには「三毛猫ホームズ(赤川次郎)」、ビジネスマンなら「オレたちバブル入行組」「不祥事」(池井戸潤)。海外ものなら「捜査官(ゴーゴリ)」
・池上:「ハゲタカ(真山仁)」「日本国債(幸田真音)」、山崎豊子などのビジネス小説。
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No.953
1. 目的
雑誌PRESIDENTの定期購読のプレゼント
2. 得たこと
3. アイデア
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考えることってそういうことかと気づかされる本。
世の中情報が溢れすぎて、考えることを忘れてしまっている昨今。新聞の読み方がとても参考になりました。
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ショーペンハウエル
どくしょはたにんにものをかんがえてもらうことである。
読書にいそしむ限り実は我々の頭は他人の運動場に過ぎない。
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要点は1章と2章の3割ほど。あとはニュースの例。
以下が要点。
考えるにはインプットが必要
噛み砕いて説明する
持ち合わせた知識で新しいことが説明できたとき「わかる」
あとは図を描きましょう。樹形図、組織図、ベン図、相関図、グラフ(座標軸を持ってプロットする)
残りはニュースの話とインプットのしかた、対談
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後半部分は経営者にインタビューし、仕事などの信念を語る姿を聞き出し、傾聴する姿から、著者が様々なジャンルの本を読み、知識や教養を身につけていると感心。考える力を養うために新聞やネット、雑誌などの情報の活用法、著者の記者時代やTVで、万人にわかりやすく伝える方法など、例としてニコ動を知らない人にニコ動は何かなどを伝えるのにを考える力を本などを活用し、一見繋がりがなさそうな本からも学び取ろうとする姿勢、知らないことや疑問に思うことを見つけたら本などで調べ、自分の血や肉として活用し、クセづけたいと感じた。
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要約ダイジェストのみ
そもそも情報をmassiveに浴びることが前提になっているので、一定の方法で整理しないと混乱しちゃうよ、というテーマが掲げられています。
どう効率よく情報収拾するか、という方法を探るなら、本書籍で取り上げられている新聞を何誌も読むか、あるいは別の本をあたるがいいでしょう。
曖昧な理解をそのまま放置しない
ノイズ、フローは一旦その場の優先順位で残し、あとで時間が経っだときに価値を再整理する
再整理されたものは本で深める
というのが超ざっくりした池上氏のレコメンドです。
ノイズへの不意なアクセスを捨てると見識が広がらないのは実体験としてもあるよなぁ。電子書籍があんまり面白くないの、完全にこれだもんね。ページをざっと眺められないんだよね。