投稿元:
レビューを見る
自身が、軍事に関わる者では無いので、内容そのものへのとっかかりという点で、当然難しいものであり、また、単語も極めて似通ったものを別の意味に定義していたりと、読み進めるのになかなか手強い作品だった。最後まとめ的な第十章は、一般のビジネスなどでも、答えの見出せない課題に直面した時の考え方の一つとして応用できるとも思う。
投稿元:
レビューを見る
「作戦」とは戦略とも戦術とも異なる、両者をつなぐ概念で、現在軍事専門家に最も重視される。その歴史を辿り、意義と特性を考察する
投稿元:
レビューを見る
戦略と戦術のレベルの間の作戦という用語が使われるようになったのはここ数十年のことらしい。
過去の戦争で○○作戦と呼んだ計画は、あくまでも戦術レベルの話だと述べている。
国家の方針であるような戦略、1回の戦いに向けた戦術、その間には、複数の戦術を束ね、かつては大戦略と呼ばれたような複数の戦闘などの行動がある。それが作戦であると述べている。
投稿元:
レビューを見る
●作戦、戦略、戦術は何が違うか。
【感想】
●歴史上の戦略家が解釈してきた用語と考え方について、年代毎にまとめられており読みやすくなっている。
●本書で述べる作戦はあくまでも軍事用語としての作戦であり、一般的に使える場面は少ないと思うが、自分なりに状況を置き換えて考えればよいかもしれない。