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身につまされる内容。。。
ホッケースティック曲線を毎年描いているが、
なかなか実現できない・・・そんな人は多い。
本書の前段に書かれる課題認識から、
刺さりまくる。
この本は、これまでの事例から、
ホッケースティック曲線を描くために重要となる10の要因、および、その実現可能性を定量的に分析している点が、とっても貴重。
むやみに頑張っても勝てない。
だからこそ、本書は本当に貴重だ。
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マッキンゼー で集積されているクライアントデータを分析し、成長している企業が何をしてきたか、
戦略策定について必要な視点が記載されている本
要素要素で、会社へ還元したい要素があり、単なるスキルを用いたhow to 本ではないので面白かった
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パワーカーブという尺度が発明されたことで、他社どころか他業界まで同じ土俵に並べて容赦の無い現実認識を得ることが可能になった。しかし冷静に考えればそれが投資家一般のものの見方でもある。
ピーナツバター型リソース配分への組織の引力をいかに制御し、本当の意味で(同じくらい頑張っているはずの競合他社と比べても)大胆な資源配分と施策を実現できるか。
この問いに本気で向き合うと、組織力学の中の「常識的な」感覚からはかけ離れた意思決定になるので、優れたリーダーの判断は結果として「非情」と呼ばれるのだろう。
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企業がホッケースティックのようなカーブで急成長を描くも、リソースの確保や保身を目的とした社内政治、駆け引きによりヘアリーバック(毛の生えた背中)になってしまう。身につまされる内容。しかし警鐘を鳴らすだけでなく、科学的に成長確率を左右する条件(10の条件)を導き出し、戦略策定の現場をどう設計すべきかを説いている。
途中、コンサル会社の戦略(誘導)を感じる部分もあるが、それを差し引いて余りある、重要な示唆に富んだ一冊。
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山口周氏が「インパクトがあった」と書かれていたのを目にしたのがきっかけ。
大胆な分配で取捨選択される側にいるので、自分ごととして捉えると、仮に捨てられたとして、拾ってもらえる職能を個人として身につけておきたいものだと思いました(勤めている会社でも少し前に、複数の選択がなされていたので余計に)
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何かで目にしたマッキンゼーによる戦略本
社内政治の本。興味深い
メモ
・ピータードラッカー、企業文化は戦略を朝食として食べてしまう
・戦略策定における社内政治の影響が存在することを受け入れること、データに裏付けられた外部視点を議論に取りいれられるよう戦略策定の現場を開かれたものにすること
・戦略の現場における内部視点の偏重。外部視点の不在
・ものさしはエコノミックプロフィットであるべきでは。資本コストをひいたあとの総利益額。
・企業の業績=市場効果+企業努力+業界の効果
・戦略を立案する際にはなぜ利益が出るのかを明らかにすべき
・戦略を成功に導く8つのシフトチェンジ
年次計画→継続プロセスとしての戦略策定
yesの獲得→真のオプションの議論
ピーナッツバター型のリソース配分→10分の1の選択
予算の承認→大胆施策の実施
惰性による予算編成→リソースの流動化
サンドバッギング→リスクポートフォリオの開示
数字結果が全て→総合的な業績評価
長期的計画→第一ステップの着実な実行
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https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdetail/p/KP00025954/
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リソースの大胆な分配ができないと成長はおぼつかない
けどそれって結果論にすぎないのでは?
ホッケースティックとは
計画初年度の落ち込みの後に、自信たっぷりに将来の成功が描かれているグラフのこも
戦略策定をする際に必要な2つのこと
①戦略策定における社内政治の影響が存在することを受け入れること。
②データに裏付けられた外部の視点を採り入れられるように、現場を開かれたものにすること。
企業を評価するための一つのものさしとする変数を選択しなければならないとすれば、エコノミックプロフィットを選ぶべき。
エコノミックプロフィット=資本コストを差し引いた後の総利益額を表す指標。
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この本のここがオススメ
「戦略達成の成功確率は事前に知ることが可能です。バワーカーブの中位層に位置する企業が10年間で上位層に上がることのできる確率は8%」「確率の決定に、所与の企業力:30%、トレンド:25%、施策:45%の割合でそれぞれの要素が影響している」
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成功したケースを取り上げる事業戦略本はよくあるが、本書は2000社を超える企業の財務諸表などを経年で調べ、成功する企業、失敗する企業の要素を導き出している。知らない企業も多いが、うまくいかなかった企業にDNPが取り上げられていたりする。役員が決断できていなくて大胆な戦略、実行ができないことをディスっていたりしていて、きっと、マッキンゼーでも提案が受け入れられなくてくろうしたんだろうなと思う。