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日経新聞…読むにも活用するにも、コツがあります。
まずは土曜版を1週間かけて「深読み」する。コツは、広告欄やマーケット商品のページ以降を切って捨てて、文字量を減らすこと。
アウトプットにはブログ開設が良いぞ…!
電子版は1年間使わない。
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1.投信を扱うようになり、世の中の情勢に詳しくないと顧客に迷惑がかかるので日経新聞を読み始めました。しかし、なにも頭に入ってこず、ただ読んでるだけでした。この状況をなんとか変えたくて本屋に寄ったところこの本に出会いました。
2.野村証券で支店長まで登りつめ、かつ現在は大学教授になった経済のプロが38年間実践していた日経新聞の使い方を述べてます。基本、初級、中級、上級に分かれてます。
大切なのは、顧客に説明することを前提に読んでいくことです。ただ読む、書き写すだけでは意味はなく、初心者が日経新聞に向き合うにはどの段階からやっていけばいいのか、どう世の中の流れを理解していけばいいかが書かれてます。
3.今までは気になった記事だけ読んで満足してました。しかし、顧客にアウトプットすることを意識するとやはり違います。野村証券のトップクラスになれば、日経新聞を徹底的に活用するということがよくわかる1冊でした。
自分の場合まず実践するのは深読み→軽読み→徹底した深読みとアウトプットです。今の自分は、新聞で得た情報をただ知識として頭に残すだけになってます。いわばコレクターみたいなものです。しかしこれではなんの役にも立ちません。実践してこそ真価を発揮しますので、とにかく実践しかないです。
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「新聞を読むことの習慣化」を目的に、この本を読み始めました。いざ日経新聞を読むにしても、普段読む習慣がないため、習慣化するにはかなりハードルが高く、「どこを読めば良いんだろう?」と感じていました。しかしながら、この本のタイトルにもあるように、「読む技術」「活用する技術」を学び、「このように読んでいけば良いのか!」と思えるようになりました。
・「深読み」→「軽読み」→「徹底的に深読み」
・着目すべき数字
・アウトプットの重要性
上記3つは特に私がこの本から学ぶことのできた点で、今後は上記の点を意識しながら、「新聞を読むことの習慣化」に取り組んでいきたいと思います。
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日経新聞を全部読むと新書2冊分と知って、衝撃を受けた。社会人ということで限られた時間の中で効率的に情報を収集するために、まずは頻繁に登場するキーワードを抑え、無理のない程度に日経新聞を読む癖を定着させていきたいと感じた。
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===読んだ動機===
日経新聞を読み始めて、月5000円もするし、読むのにそこそこ時間もかかるので読み方のコツや着眼の勘所など分かればと。
ちなみに新聞自体を読み始めた動機は次(おおよそ達成)。
・社会のことを知ろうと思った(皆が読まない新聞を読むことで皆が知らない情報を得られることと考えて興味を持った)
・ネットニュースは偏りや広告も多いし、文章が未熟でいらつくこともある一方、新聞だとまともな言葉で添削された内容で読める点に惹かれた。
・電子版だとブラウザなので読んでいる間に気が散って読んでいることを忘れるレベルなので紙にしようと思った。
・自分の興味をあぶりだそうと思った(スクラップしてその傾向から)
===自分のスペック===
・新聞を取り始めてから2か月弱(0922~11/20に読んだ)。
・この本を読む前に試し読みで1~2週間は3誌(日経、毎日(こども新聞も)、朝日(こども新聞も))を毎日2-3時間かけて読み比べとスクラップをした。
・この本を読む前に、アウトプットする方が身になると思って12日程、その日の記事で気になったトピックを5つ選んでツイッター投稿していた(が選ぶのと要約するのにも時間がかかって、自分の生活の優先度に見合わないのでやめた)。
・結局スポーツ/芸能/株の数字/そのほか感情的文章は読み飛ばして、技術/スタートアップ/働き方関連ばかりちゃんと読んでいる。
・基本的に新聞は好き。専門用語はたまに分からないこともあるが(今日の言葉の欄にと説明がある場合も多い)、主張はまともな文章で誰にでも分かるように書かれてある。
===読んだ箇所===
全部。
===どんな読み方がよいか===
間をあけると飽きそうなので短期間読み切る(間空いて忘れて2回位読み返したw)。
===感想===
よかったこと:
・この本を読むことで経済の知識が増えた(経済に疎いので。自分にとってはここが買ってよかったポイントだった)。
・土曜日の新聞が一番充実していると分かってよかった。
・読み倒している読者が活用する技術について筆を執っているのに(しかも本なので添削も沢山入っているはず)、それでもこの本を読むことで新しく知った新聞を活用する楽しさが自分に伝わってこなかったので、新聞を解約しよう決心できた(読むのは楽しいけど月5000円と読む工数が自分の生活の優先度に見合わないし、気が向いたら散歩のついでにコンビニで買うのでいいなと。そこまでタイムリーな情報がなくても困らないし)。
よくなかったこと:
・ターゲットがまず新聞を毎日読むことすらおぼつかない人だったみたいで(最初から毎日読める人はP36へってP18に書いてあった)、18ページ分損した気持ちになった。それなら本の販売ページの最初に毎日読めない人が対象ですって書いてほしかった。
・ターゲット設定が曖昧であるように感じた。そもそも新聞を毎日読めない人がこの本の文字量を読破できるのか疑問であった。覚えるために書き写せとか音読せよとか(しかもその対象として推薦している記事も感情的なもの)、毎日読めない人が読めるようになってからそこまでできるよう���なる気がしなくて。
・新聞を読んで覚えることが目的みたいな本だった印象。本のタイトルは日経新聞を「読む技術」「活用する技術」だが「活用する技術」について言及があった感触がない。活用目的は個々人異なるため難しいとは思うけど。この項目をチェックすれば市場を読めるなど書いてあるけど、市場を読めるだなんてこのご時世甚だ怪しいように思うし、「活用する技術」というなら何を目的に読んでどうアクションするのかの言及が欲しかった。
===興味深かったポイント/メモ===
P8 日本人1億260 万人のうち、日経新聞を読んでい る人は、わずかに3%弱。極めて稀な層なのです。
P23 日経新聞には曜日ごとに特徴があり ます。
土曜日は、書評欄など盛りだくさん。「時間をかけて丁寧に取材をした、読み応えのある記事」が多く、付録の新聞もついてきます(「NIKKEIプラス」という別刷り)。
たとえば月曜日は、前日に金融市場が閉まっているために、いつもと紙面内容が少し違 います (株価や外国為替などの数字が並んでいる「市場体温計」というコーナーはお休みです)。
日曜日は、市場の動きを予想する「今週の「市場」欄があります。
P52 日経新聞に載る数字で一番大きいものは日銀の資 金循環統計に出てくる「個人金融資産残高」です。
日本人すべての個人金融資産の総額のことで1800兆円程度。この数字が年4回は必ず登場します。例外はありません。この数字の「単位」の感覚をしっかり覚えておきましょう。
P55 兆円単位の有名な数字は、いくつか覚えておきましょう。たとえば、日本の経済規模(GDP)は約500兆円。
そのうち、個人消費は約300兆円。国家予算は約100兆円で、税収は約60兆円。大きな税収は、消費税と所得 税、法人税などです。これらは100兆円の単位になります。
まず、日本経済の大きさは必ず押さえておくこと。日本政府の国家予算も知っておくべきでしょう。
GDP:年間の付加価値の合計というのが定義ですが、「国の「体重」だと覚えましょ う。米国は日本の3.5倍。中国は約30年前の平成元年には日本の8分の1だったのが、現在は2倍。
P57 企業の年間売上も兆円単位です。日本一の会社は現在トヨタですから、ト ヨタの年間売上を覚えれば、ほかはそれ以下ということになります。
ちなみに、トヨタは年間およそ30兆円の売上です。自動車1000万台を販 売しての金額ですから、トヨタ車は1台の平均価格が300万円と計算できま すね。
このように、大きな単位で経済を見る訓練をすると、業界ごとの市場の大小もよく見えてきます。
たとえば、みなさんがよく行くコンビニは、セブンイレブンとローソン、フアミリーマートの3社にほぼまとまってきています。
地方のコンビニもすべて合計すると6万店弱でしょうか。このコンビニ業界 の売上はおよそ100兆円です。消費の合計は300兆円ですから、すべての消費 のうち3.3%がコンビニということになります。
ほかにも、デパートやドラッグストアの市場規模などが新聞で報道されます。それらはすべて、兆円単位で覚えましょう。
後の節でもお話ししますが、それらを時系列で見ると、大きくなっている業 界と、しぼんでいく業界などが見えてきて面白いのです。
ところで、これから力を入れる農産物の輸出額は1兆円ですね。ブライダル 産業も1兆円だと聞いたことがあります。こちらは正確な数字は不明ですが、 だいたいそれぐらいです。
あるいは、何か産業が生まれて、元気が出てくるのは1兆円の壁を越える頃 なのだそうです。すると、お役所の中に担当の課ができて、規制が始まるとも いわれています。
野放しがいいのか、規制がいいのかはここでは触れませんが、「1兆円」とい うのはそのような重みがある金額でもあるのです。
P61 毎日、手帳に数字を書き写す
日経新聞にはいろいろな指標が載っていますが、時間も限られているので、せいぜい3つ程度でいいでしょう。
P63 前提:株式の指数にはすべて「先見性」があると言われている
■どの指標を選べばいいのか?
・韓国総合指数(KOSPI):世界経済の先行きを占うのにいま一番おすすめ
しかし、韓国の株価指数である韓国総合 (KOSPI) は、そんな噂にほとんど反応しなかったのです。
韓国の株式市場の上場銘柄にはハイテク産業が多く、また外国人の投資家の 活動も活発です。彼らは逃げ足が速く、逆に好環境では殺到します。そのため、世界の経済の動きそのものを反映し、先見することも多々ありま す。銅を使わずに、半導体の塊のミサイルで戦争をする時代ですから、韓国総合を見ておけば、すべて予測がつくともいえるのです。「世界が好景気なら韓国総合が上昇、不況がくるのであれば下落」ということでしょう。
「韓国総合」は、日経新聞のマーケット総合欄(「市場体温計」) に毎朝掲載され ています。
・「日経平均」や「ニューヨークダウ」
ほかの株価の指数を継続的にフォローする人も多いのですが、「日経平均」や「ニューヨークダウ」が代表的でしょう。「日経平均」と「ニューヨークダウ」には連動性あり
・金
金利がつかない「金」は、低金利でインフ レムードになると選好されますね。しかし、金の価格には1オンスの値段とと もに、グラム当たりの値段がありますから、混同しないようにしましょう。一般に、塊はグラムの値段を使い、金貨は オンスの値段を使うようです。 非鉄も、トン 表示と1ポンド表示がありますから、こちらも注意が必要ですね。
・原油
「原油」も経済と大きく連動しています。原油は景気がいいと上昇します。 地政学的リスクや油田事故、減産協定などによっても上昇するでしょう。 原油 金よりもはるかに必需品ですから、原油価格の推移を追うことには意味があります。消費地との距離も重要なファクターですね。今のところ、「WTI」 (ウエスト・テキサス・インターミディエート、米国の西テキ サス地方で産出される原油)という油種が有名ですが、今後は「北海ブレント」が 世界の中心油種になるかもしれません。
ただし、金はどこでも等質ですが、原油は温泉水のように、場所ごとに質の 違いがあります。 タマネギは淡路島産がいいというように、原油も産地によって質がかなり違います。硫黄 分が多いものから少ないものまで多種多様なので、標準油種が基準として使われます。
・日米独の10年国債の利回り
「短期金利」は、経済危機と連関が。
金利指標��は、償還期限が1年以内の「短期金利」も役に立ちます。 短期のレートは政策金利なので、日々動くものではありません。FRB(米 国の中央銀行にあたる)や日本銀行が決めます。とはいえ、重要な数字ですので、これを手帳に書いていってもいいでしょう。
特に1980年以降、米国のFFレート(フェデラル・ファンド金利)が上昇すると、世界に経済危機が起きています。
・IMFの 「四半期レポート」
もう1つ、年に4回(1月、4月、7月、10月)しか発表されない、とても重要な数字についてご紹介しておきます。 IMF(国際通貨基金)の「四半期レポート」がそれです。
世界を精密検査した結果は、OECDやIMFなどあちこちで公表されていますが、個人的にはこれが一番わかりやすいと思っています。
■着眼点のポイントはABCDEF
P84-
・「A」=アメリカ問題の見方、その追い方
Aは「America (米国)」です。 予想が当たったでしょうか? 野球の日本シリーズにあたるものは、米国では「ワールドシリーズ」と呼ぶ そうです。 アメリカはそれだけで世界なのです。
・「B」=「BREXIT」または BRITAINED
BritainとExitからなる 造語。イギリスがEUから離脱すること ※この本執筆時もめていた問題で現在では離脱済み
・「C」=中国をフォロー
世界で一番人口の多い国は中国です。50年前は、ただそれだけの国でした。
世界の目は冷戦の主役である米国とソ連との関係に向いていましたが、ソ連邦崩壊と入れ替わるかのように、世界の中心に飛び出してきたのが中国です。中国経済の規模は、平成元年には日本の8分の1でしたが、平成の終わりには日本の2倍となっています。
工業力の尺度の1つに「鉄鋼生産量」があります。中国はすでに日本の10倍程度の能力を持ち、8倍程度も生産しているようです。また、米ソ冷戦時代は両国間の貿易は、基本的には存在しない状態でしたが、現在米中貿易は、世界のどこよりも活発で、また不均衡でもあります。
そこでトランプ大統領の時代となって、米中貿易摩擦問題やハイテク技術、とりわけ次世代の5G技術は、中国が先行しているとして、いくつかの大問題が発生しています:米中貿易摩擦問題
また、自動車の新車販売台数は、米国をはるかに凌駕し、2600万台前後と日本の5倍以上の市場規模となっています。
一党独裁の社会主義体制は、むしろ短期的には資本主義と親和性があるようで、経済発展を謳歌しているようです。しかし、環境問題や言論封殺、少数民族や香港問題などさまざまなひずみも露呈しており、中国関連の記事が日経新聞に載らない日はありません。
・「D」=デジタルの時代
新聞紙上に登場する新技術を一応「デジタル」と呼びましょう。目新しいも のはすべてデジタル。ネットの世界や仮想通貨、なかでも今後の世界をリード するのは、AIとロボットだとされています。 最近では、メガバンクの採用が激減したのは、AIに置き換えられるからだ といわれています。知能労働は紆余曲折が想像されますが、ものづくりの現場 では、むしろAIとロボットが最適なコンビネーションになると予想されます。
日本電産の創業者でCEOでもあるカリスマ経営者の永守重信氏は、日経新 聞のインタビューに答えて、2030年には世界の主な工場が完全自動化に なると��言しています(2019年4月7日付)。
さらに2050年には、500億台のロボットが働くとしています。想定される世界の労働人口の実に5倍の数のロボットが動いていることになります。
・「F」=ファイナンス
「すべてのケリをつける」という意味
FINANCEは「金融」と訳します。 FINISHの類語で「経済活動にカタをつける」という意味なのでしょう。
人や物が動けば、最後は決裁です。不足すれば資金を調達し、余れば資金を運用します。これをFINANCEというのです。
特に、日経新聞の場合、 金融が大きな目玉ですから、紙面に登場するすべての金融情報を追う必要があります。
■覚える単語について
覚えておくべき海外と日本のCEOや経営者、3文字英単語の紹介(※これは調べたらわかるのでメモ略)
P123
英単語と同じで、一度覚えると驚くほど日経新聞が読みやすくなってきます。
・押さえておくべき海外企業 20 社リスト
社名 社長名
アップル ティム・クック
アマゾン ジェフ・ベゾス
マイクロソフト ビル・ゲイツ
フェイスブック(※今はメタ) マーク・ザッカーバーグ
グーグル(アルファベット) ラリー・ペイジ
アリババ ジャック・マー (創業者)
テンセント ポニー・マー
テスラ イーロン・マスク
バークシャー・ハサウェイ ウォーレン・バフェット
ネットフリックス リード・ヘイスティングス
UBER トラヴィス・カラニック
Airbnb ブライアン・チェスキー
NIKE フィル・ナイト
LVMH ベルナール・アルノー
ZARA アマンシオ・オルテガ
PayPal ピーター・ティール
イケア イングヴァル・カンプラード(故人)
FCA (フィアット・クライスラー) ジョン・エルカーン (フィアット創業家直系)
元VW(フォルクスワーゲン) フェルディナント・ピエヒ (ポルシェ創業者の孫)
サムスン イ・ゴンヒ(創業家二代目)
・知っておくべき日本企業・経営者 50 社リスト (例)
渋沢栄一
岩崎弥太郎
安田善次郎
川崎正蔵 (川崎重工)
鈴木三郎助(味の素)
中島知久平 (中島飛行機 )
鮎川義介 (日産)
豊田佐吉 (トヨタ)
浅野総一郎
早川徳次(シャープ)
古河市兵衛
五島慶太 (東急)
大倉喜八郎
小林一三(阪急)
野村徳七
堤康次郎(西武)
根津嘉一郎 (東武)
金子直吉(鈴木商店)
鳥井信治郎 (サントリー)
野口遵 (日本窒素肥料 )
松下幸之助 (松下電器)
石橋正二郎 (ブリヂストン)
山内溥 (任天堂)
出光佐三 (出光興産)
西山弥太郎(川崎製鉄)
伊藤雅俊(イトーヨーカ堂)
中内功 (ダイエー)
宮崎輝(旭化成)
岡田卓也 (ジャスコ)
奥村綱雄 (野村證券)
塚本幸一(ワコール)
江副浩正 (リクルート)
宮内義彦 (オリックス)
本田宗一郎(本田技研工業)
丸田芳郎 (花王石鹸)
井深大(ソニー)
小倉昌男 (大和運輸)
盛田昭夫(ソニー) 稲葉清右衛門 (ファナック)
青井忠雄 (丸井)
前澤友作 (ゾゾタウン)
孫正義 (ソフトバンク)
似鳥昭雄 (ニトリ)
柳井正 (ファーストリテイリング) 永守重信(日本電産)
安田隆夫 (ド��・キホーテ)
滝崎武光 (キーエンス)
三木谷浩史 (楽天)
山田進太郎 (メルカリ)
堀江貴文
(注: 企業名は、名前を成した当時の社名)
P190
ある研究所の調査によると、5000万余の日本の総世帯で、純金融資産1 億円以上の世帯は150万世帯程度だそうです。
その一方で、生活保護世帯数は170万世帯程度のようです。 少し色合いが違いますが、現在日本で労働許可証を保有する外国人は130万人程度。 今後5年間で3万人ほど増やすということで、法律が通ったのは記憶に新しいと思います。
これらの数値は、世帯数でいうと、それぞれ全世帯の3%ということになります。
ちなみに、日経新聞の発行部数の総数は250万部程度ですが、配達される家庭数でいうと、やはり全世帯の3%程度となります。
日経新聞をよく読んだことで、純金融資産が1億円を超えたという因果関係は不明ですが、知識と富の関係は切り離せないものなのは確かです。
※この類については他のwebページでも紹介されていた。https://www.f-academy.jp/contents/column/?p=174
20〜30歳代の日経新聞を読んでいる人の割合は35.4%なんですが、年収2,000万円以上の人が読んでいる割合は90%にも及びます。富裕層になるためには必須のアイテムといってもいいかもしれません。
===目次(体裁崩れた)===
はじめに
003
第1章
基本編
はじめの1週間
毎日、土曜版を「深読み」する: 023
「記事読み」が続くようになる
次の1週間
トレーニング
毎日、新聞を買って「軽読み」する: 028
さらに次の1週間
1週間かけて、土曜版を
最初の最初のコツ
「徹底的に深読み」する・
新聞を半分の半分に切り取る
「赤サインペン」で記事をチェックする
第2章 初級編
ひとまず必要な情報だけ「インプット」する技術
読むときのコツ②
気になる記事は
「スクラップブック」に貼る
読むときのコツ③
数字を見るときのコツ
「大きな数字」から把握する
わからない言葉は「単語カード」に書く
注目する指標を追いかける①
毎日、手帳に数字を書き写す 061 注目する指標を追いかける②
ほかにおすすめの指標は?
「どこを見ていいかわからないときは
着眼点のポイントは、「A、B、C、D、E、F」
Column
書き写す
継続的なインブットのために自分のテーマを決めて、1年間追いかける
とりあえず1年間は・・「日経電子版」の存在は忘れる 107
第3章 中級編
効率よく記事が読めるように
Column
音読する
なるコツ
効率よく記事が読めるようになるコツ①
企業トップの「顔と名前」を覚える
効率よく記事が読めるようになるコツ②
ニュースに登場する内外高官も覚える
第4章
上級編
情報をより生きた知識にするためにアウトプットする技術
効率よく記事が読めるようになるコツ ③
「3文字英語」をたくさん覚える
興味関心を広げるコツ 見出しを書き写す
アウトプットのためのトレーニング 気になった記事を「要約」する
ちょっと差がつくコツ
「50年前の新聞」を��んでみる
おすすめアウトプット術 ①
「私のトップ3ニュース」をつくる
おすすめアウトプット術②
「私の履歴書」30日分をノートに貼る
Column
ブログを開設し、毎週更新する
究極のアウトプット術
休刊日に「ニュースレター」をつくる.... 1/72
Column
書評欄は侮れない
おわりに
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日経新聞の合理的な使い方について学んだ。
難しくてもとにかく一つの新聞を読んでみることが重要だと感じた。そうすれば何が分からないのかが見えてくるし次にも繋がるんだなと。
その上で方法論として、ABCDEFや、政治や企業のトップの顔リストを作るなど、すぐに実践に移してみることができるものが紹介されていてよかった。
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日経新聞を読んでいるのは、国民の3%。
土曜日の日経新聞が一番充実している。
はじめの1週間で土曜日の日経新聞を読む。
次の週は毎日買って浅く読む。
次の週は土曜日の日経新聞を全部読み込む。
分からない単語が出てきたら「単語カード」に書く。
毎日新聞を読むたびに手帳に数字を書き写す。
→オススメなのは、
韓国総合指数(半導体株が多いので、景気の動向を予測しやすい)
金(安全資産)
原油
日米独の10年国債の利回り
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社会に出てニュースは毎日チェックするように、日経新聞は読んだほうがいいといわれていたけれど、最近のニュースはワイドショー化し、日経新聞も何をどう読めばいいのか、日経に限らず新聞を読む、読み解く、自分のものとするとはどういうことなのか。
今回の本はその第一歩を踏み出す知識をくれた。
まず第一章にある「土曜日版」を一週間かけて読むことから始める。半分に切って広告を切り取って奇数ページのみ……。
この本は2019年7月に刊行されたものなので、著者が取り上げている内容の未来での顛末を知っていたりもする。
けれどこの本を読むことにより、2019年、つまりコロナ禍前にはこんな話題が気になるニュースとして世界の話題となっていたのかと知ることができた。
その後の2020年から現在までもちろんいろいろな事があったけれど、ほとんど話題の中心は新型コロナウイルスに関する事柄で関心事で、現在までの3年間があっという間に過ぎたと感じている人も多いのではないだろうか。
私もこの3年、時が止まっていたかのような感じだ。
これから新聞を読む力をつけて、今の日本の経済や世界情勢が分かるようになっていきたい。
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ここに書かれている内容を全て実践できるのが理想だが、正直難しいと思う。
特にスクラップブックにまとめるのは面倒だし時間がかかりそうなので、何か代わりの手段を見つけたい。
ポイントを押さえて読む方法や日経新聞を読む上で知っておくべきことを理解できたので、できることから実践したい。
新聞を読む中で疑問に思った単語をまとめたり、あるテーマについて新聞記事に書かれた内容だけを点として見るのではなく、その背景や今までの流れを踏まえて線として見ることは今からできそう。
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【概要】
元証券マンが日経新聞の読み方と経済の見方を解説する。
【学んだこと】
・気になった記事やわからなかった部分に赤ペンをつける。不明な部分は調べ、単語カードなどにまとめてふりかえりができるようにする。
・大きい数字を暗記する。
日本GDP 566兆円(名目・2022年度)
GDPのうち、消費支出 315兆円
GDPのうち、輸出額 123兆円
トヨタの売り上げ 37兆円(全世界)
コンビニ業界の市場規模 11兆円
コンサル業界の市場規模 1兆円
東証時価総額 830兆円
国債発行残高 1000兆円
家計金融資産 2000兆円
国家予算 114.4兆円
防衛予算 6.8兆円
・数字をおいかける
日経平均、長期金利、短期金利、IMFレポート(1,4,7,10月)
・自分なりのテーマをもって記事をおいかける
・気になった記事は要約する
・自分なりのトップ3ニュースを選ぶ(注目度の低い、自分なりの視点で選ぶ)
【感想】
・日経新聞を読む習慣づくりから解説しており、親切
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今日は4月1日、多くの企業で入社式が行われているはずだ。実際、私のオフィスの近辺でも、紺のスーツに身を包んだ新入社員たちが集団で固まっているのを、何組かみかけた。必ずそうなるという訳ではないけれども、学生から社会人になって、日経新聞を読み始める人も多いだろう。私自身もそうだった。入社して、結婚して独身寮を出てからずっと、海外勤務の時代を除いて、ずっと日経新聞を購読している。私もそうだったけれども、日経新聞は、大学を卒業し社会人になったばかりの新人にとっては、読むのが簡単な新聞ではない。本書の筆者は、野村證券に長年勤務されていた方だ。証券会社の社員ほど、日経新聞の情報が必要な人たちも多くはないだろうから、筆者は、日経新聞を読むプロと言っても良いと思う。そのような、プロが、主として新人・若い社会人向けに、日経新聞の読み方を指南したのが本書である。
プロらしい面白い視点も多かったが、さすがに社会人経験40年を超える私にとっては、初歩的すぎる指南書であった。
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五年前の書籍であるが、役に立ちそうなのでお取り寄せ。
人口の約3%が読んでいるという日経新聞の必要な情報を効率的に得る方法をわかりやすく説明。
今まで穂村弘さんの新聞歌壇くらいしか読んでいなかったのを反省。
土曜日が書評欄など盛りだくさんで、情報量が多く読み応えがあるとお勧めとのこと。広告がある下の部分を切り取とり思い切って20面辺りまでのみ残したところまで読むという斬新さ。最初の1週間は同じ新聞を何度も読み、情報をインプットする練習をするのだという。
奇数ページに重要記事は集中、深読み⇒軽読み⇒徹底的に深読みの順で記事を読み込む、数字のつかみ方や、着眼点(Aアメリカ、B英国と欧州関係C中国Dデジタル関連E電気自動車F金融市場)のポイントを押さえる、自分のテーマを決めて1年追う、コラムの音読(春秋、大機小機)で初級レベルでも高度、太字の見出しを書き写し興味関心を広げる、日本&海外企業やG7のトップの名前を覚える、3文字英語を覚えるなど中級レベルまでなかなか到達には努力が必要。
まずは土曜日版を買いに近所のコンビニへ行って実践。
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新聞を毎日継続してよむには時間やエネルギーが足りなかったけれど、そこを何とかしてでも読み続けたときの絶大な効果に納得。楽しく読むためのコツや着眼点が分かり、新聞に費やす時間をなんとか作ろうと、意欲が高まる。
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年齢的に遅いくらいだが仕事柄日経新聞を読む事にした。効率的に読み、内容を理解するために初心者向けの技術が記されており、為になった。