大怪獣のあとしまつ
2021/12/31 15:27
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投稿者:ムギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビで映画の予告を見て、本はないのかなと気になっていたところにちょうど発売されたため購入した。
設定や目の付け所が面白いなと思う。
映画ありきの作品ではあるが、本でも十分楽しめた。
映画は見ないつもりだったけど、本を読んで、実際どんな画になっているのか気になってきて観に行くことにした。
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設定はいいのに…勿体ない…
何かしっくりこなかった。
この作者さんの他の作品が好きだったので期待したのですが…勿体ない…
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テーマが面白いと思ったのですが、
妙に恋愛も挟んでいて、…??となりました。
映画なら、見応えあるのかな。
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タイトルや扱われてるテーマは面白いですが、中身が思ったのとちょっと違いました。
もっとコメディ感があってドタバタ劇を勝手に期待していたのですが、割とシリアス目?な展開が続きます。
勝手な期待をしていたのもあって、ちょっと残念‥
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日本では古くからある特撮ヒーローや特撮怪獣のものがたり。ウルトラマンやゴジラの敵となる怪獣たちは、主人公に敗れて命を落としますが、「その後」を描いた作品として興味を持って手に取りました。
たしかに、怪獣とはいえ「生き物」ですから、爆散してもその場で倒れても、やがて「腐敗」することになります。
本作では利根川の中州で死亡し、腐敗・膨張を続ける怪獣を「どうあとしまつするか」という政府や国防軍の対応が描かれています。関係各省庁が責任を押し付け合ったり、手柄を奪い合ったりする様子や、現場サイドでも特務隊と国防軍などの組織間の対立が描かれていて、「シン・ゴジラ」のようなリアリティを意識していることがうかがえました。
ある種ふざけているかのようにも思える政治家たちのすっとんきょうな言動は、リアルでもあり、またコメディ要素もあって場を和ませる効果もあったように思います。
けれど、作品の中心に恋愛の要素を据えたことや、登場人物それぞれの性格・背景がいまいち描き切れていなかったこと、そもそもの登場人物の名前が奇抜すぎてなかなか覚えられず人間関係が把握しにくいことなど、残念に感じる部分も少なくありませんでした。
途中から結末も何となくわかってしまいましたし、結局は人間の努力ってなんだったのよ、という読後感でもありました。
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面白い視点での小説。想定外の出来事に弱い日本国政府の描かれ方はシンゴジラっぽくもある。既に死んだ怪獣とあって、恐怖感、ドキドキ感はない。映画はみなくてもよいかなと思う。
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帯に惹かれて購入しました。政府の責任の押し付け合いはリアリティがあり、恋愛要素も良かったのですが、ラストが本当にくだらない終わり方でした。死体処理の作戦もある程度現実的な作戦だったのにどうしてこんな終わり方にしたの?と問い詰めたいくらいです。
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映画はひどいと聞いてたけれど
文字で読むと意外と楽しい恋愛物語。
怪獣の死体処理という着眼点が光る。
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怪獣を倒すのは、よくあるパターンだが、その後の死体処理をメインに描いた作品。
映画のノベライズとのこと。
映画では、いろいろな指摘がありましたが、残念ながら映画は見ていません。
最後のエンディングは、ある程度予想されるものの、さもありなんと言う感じでしょうか。
ストーリー中の政治家や官僚の責任のなすり付け合いなど、現実にありそうですね。
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タイトルどおり
巨大生物の後始末をするお話
実際に鯨などが迷い込み、死んでしまった場合の処理の仕方などは、ニュースでも見たことがありますよね?
でもこの話しは対象が怪獣
ものすごくスケールでかいし、どうやってやるんだろう…現実世界ならどう処理する?
国のあらゆる機関、法律などを出来る範囲でリアルに描いているのを、殆どの人は期待しているだろう…
これはかなりガッカリしました
雑なファンタジー…
期待させといて…
まるで なかやまきんに君の飴とりゲームのように、どのタイミングで落とされるか分からない飴を追っかけさせて、ボン・ジョヴィの曲終了とともに ありえない方向に飴を【ヤー!!】って投げられたような気分でした…
※だから結局話が変わるけど俺が何を言いたいかって言うと…
【女性がカーディガンは着るのではなく羽織るものと考えはじめたら、もう中年の仲間入りですよ!こっちの世界へようこそ!!】って事!!
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同名映画のノベライズ版。
映画の方は人生で見た中で指折りの嫌いな作品だったのだが、それは期待の裏返しだった。製作体制やコンセプトに惹かれる部分はあったのだ。
ノベライズ版は映画よりは良いという評判を聞き、呼んでみた次第。
結果としては「映画よりマシ」というレベルかな。
尺を伴って見なければ行けない映画と違って、寒いギャグは読み飛ばせばいい。安かった芝居や演出は想像で埋めればいい。
しかしながら、物語の大筋は変わらないので、ズッコケた結末はそのままだ。
ノベライズを担当した作家に罪はないが、「映画と違って小説は大好き!」とはならなかったのが現実であった。