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レビューアーランキング
先月(2017年6月)

ぶろっこさんのレビュー一覧

投稿者:ぶろっこ

10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本フィレンツェ

2015/01/27 01:53

芸術の都フィレンツェ案内

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ルネサンスが花開いた街、フィレンツェ。この本はそんなフィレンツェの歴史や美術を街の始まりから現代にいたるまでを余すことなく紹介している。
筆者の豊富な知識によって記された本文も読んでいて面白いが、この本が特に優れているのは美術館や絵画や彫刻などの写真がふんだんに添えられている点である。暇なときにパラパラとページをめくるだけでざっとこの街の歴史を辿ることができる。
フィレンツェに行きたくなる一冊。

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紙の本不道徳教育講座

2015/02/02 03:09

ユーモア溢れるエッセイ集

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本は三島由紀夫が「大いにウソをつくべし」「友人を裏切るべし」「人を待たせるべし」などといった風にこの世のあらゆる不道徳について書き綴ったエッセイ集である。
今まで三島由紀夫といえば私の中では『金閣寺』に代表されるようなカッチリとした高尚な文章を書く真面目な作家というイメージがあったが、この本でそんなイメージが覆された。
それぞれの三島流の不道徳のすすめを読んでいくと、ひねくれていてユーモア溢れる等身大の彼の姿が自ずと見えてくる。中でも、「童貞は一刻も早く捨てよ」の項目はあの『金閣寺』の三島が書いたのかと思うほど品はないが面白い。読んでいるあいだ笑いが止まらなかった。「人の不幸を喜ぶべし」なんかも彼の皮肉の効いたユーモアにクスリと笑わされた。一方で、「人に迷惑をかけて死ぬべし」のように彼の悲劇的な最期を予期したかのような項目もある。
三島由紀夫の飾らない素顔を垣間見ることが出来る一冊。

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紙の本あつあつを召し上がれ

2015/02/01 22:29

食卓が目に浮かぶよう

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

小川糸さんの料理にまつわる小説を集めた短編集。作者の描く食卓はどれもリアルで文章越しに美味しそうな料理の数々が目に浮かぶようだ。この本の中ではそれらの料理を囲んで、ときにほっこりと温かく、ときにほろりとさせられる7つの物語が繰り広げられる。
どの短編も面白かったが、中でも『こーちゃんのおみそ汁』は、旅行雑誌に掲載されていたときに偶然目にして涙してしまった一編。料理を教わることでこーちゃんが成長していく姿に心を打たれずにはいられない。
料理の裏には料理をつくる人が食べる人の健康を祈る気持ちがこもっていると知り、料理について深く考えさせられた一冊だった。

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紙の本ルネサンスの神秘思想

2015/02/01 21:46

思想からルネサンスへのアプローチ

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私たちがルネサンスと聞くとすぐに思い浮かべるのはダンテが記した『神曲』といった文学作品やボッティチェッリの描いた『プリマヴェーラ』のような芸術作品の傑作であるが、それらの作品が生み出される裏にはルネサンス期独特の精神世界があった。本書はそれらの神秘思想に焦点をあててルネサンスにアプローチしている。
内容はフィチーノのプラトン研究やピーコ・デッラ・ミランドラの思想など哲学的な思考が深く掘り下げられており正直難しく感じられる箇所もあった。しかし、そういった箇所には関係のある絵画などの図版が多数引用されておりとても興味深く読むことができたように思う。
また、その他にも占星術やカバラなど当時のオカルト思想などにも触れられており、この時期の世界観を知るにはもってこいの一冊である。

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紙の本わたしを離さないで

2015/02/01 16:46

あとを引く読後感

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この『わたしを離さないで』という本は、キャシーという名の女性がヘールシャムという寄宿制の学校で暮らした子供時代を振り返るところから始まる。
一見どこにでもあるようなありふれた子供時代。癇癪持ちの友人、楽しみだった図画工作、隠れて好きな歌を聴いたあのとき。思春期のぎこちない恋。そして、思い出の品を探す旅。セピア色で彩られた彼女の思い出は、限りなく読者をノスタルジアの世界へと誘う。
しかし、これはただ淡々とキャシーの子供時代を綴っていく物語ではない。次第に明らかになる彼女らの運命。読み始めたときには想像だにしなかったその結末に、読者は驚くことになるだろう。何を隠そう、私自身もこの本を読み終わってからしばらく何も考えることができなくなってしまった一人だ。
私が今まで読んだ本のなかで最も心揺さぶられた一冊。

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紙の本流刑の神々 精霊物語

2015/01/28 19:33

追いやられた神々

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本に収められている流刑の神々、精霊物語はどちらも詩人ハイネが元々その地に根付いていたドイツの民間信仰、あるいは古代ギリシャ・ローマの由来の神々らがキリスト教によって追いやられてしまったあとを描いたエッセイである。
古来人々に信仰されてきたそれらの神々はキリスト教によって排除されていった。その後、異教の神々は悪霊や悪魔として各地の伝説となったり人々をたぶらかす妖精や魔物として恐れられるようになった。昔は人々に信仰されていた神々がそのような地位に落ちぶれてしまったのは皮肉なことだとして、ハイネは彼ら異教の神々に同情しているような目線でこのエッセイを記している。
また、訳者があとがきで書いているようにそのような追いやられてしまったヨーロッパの神々を、日本の八百万の神々の有り様と比較しながら読んでみるのも面白い。

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紙の本大理石像・デュランデ城悲歌

2015/01/28 16:42

夢見るように美しい

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この本に収録されている大理石像は、北イタリアのある街を訪れた青年詩人がその地で出会った娘に恋をするという物語である。
詩人の恋の行方もさることながら、冒頭の「美しい夏の夕べである。すぐれて美しい風景の上にも、ゆくての町の塔々や屋根の上にも、かすかに香気がふるえていた。」という文章から始まり、フォルツナートと名乗る怪しげな青年や池のほとりにある不思議なヴィーナス像、途中途中に挟まれる叙情豊かな詩に誘われるまま迎える波乱のクライマックスまでの一文一文がロマンティックでただ美しい。まるで夢の世界に浸っているような心地よさ。
デュランデ城悲歌とあわせ、ドイツ・ロマン主義の魅力を存分に味わうことの出来る最高の一冊だった。

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紙の本老子

2015/01/27 02:16

自然な生き方

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老子は無為自然を説き、自然に身を任せて生きることをよしとした。この本にはそんな老子の思想がたっぷりと詰まっている。
例えば、争わないこと。水のように流れにしたがって生きること。欲を捨ててみること。どれも厳しい現代の社会に生きる私たちには忘れがちのことだが、これらの老子の言葉は人生をより良くするためのヒントになるのではないだろうか。

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紙の本西洋中世奇譚集成皇帝の閑暇

2015/01/27 01:21

中世の雰囲気を味わえる一冊

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ティルベリのゲルウァシウスが暇をもてあました皇帝に語って聞かせたヨーロッパ各地の伝説を集めた一冊。
文章は学者が皇帝に語って聞かせるという形式のために仰々しい文体で訳されていて正直なところ少し読みにくかった。しかし、肝心の内容は荒唐無稽な伝説ばかりで面白い。奇怪な植物、遠い異国、幽霊、あの世、不思議な角笛、そして魔術師ウェルギリウス。この本を読むことで当時の人々が考えていた不思議なものに沢山触れ、中世の雰囲気をたっぷり味わうことができた。

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オリエント宗教入門

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個人的にミトラス教を始めとするローマ時代の密儀宗教について知りたかったため購入したが、ミトラス教だけではなく古代オリエントの神話やエジプトの神々、シリアの神々、キュベレとアッティス、当時のユダヤ教の様子、初期のキリスト教、果てはグノーシス主義といったローマ時代の宗教および思想に幅広く触れられている。また、それぞれの項目も図版を交え簡潔に記されているのでとても読みやすい。
その反面、新書ということもありそれぞれの項目はさほど詳細に記されている訳ではない。そのため、この本はローマ時代の諸宗教について幅広く知識を提供する入門書として読むのが良いのではないだろうかと思う。

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