レタスさんのレビュー一覧
投稿者:レタス
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紙の本弁論術
2015/08/25 02:31
古典的名著
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これを読めばディベートに勝てる!とかいうようなお手軽本ではないです。
はっきり言って読み手に実力がないと,最初の50頁程度で「面白くない」と
言わしめてしまう本です。しかし,2000年以上経っても,名著であることは
変りません。むしろ,お手軽本しか読んだことがない人が多数の現代では,
まず最初に取り組むべき本かもしれません。巻末の解説とともにじっくり
読めば実力がつきます。但し,現代とは価値観が違うものも多いので,
そこは読み替える必要があります。
紙の本不況に克つ12の知恵
2016/02/01 17:48
好況よし,不況さらによし
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著書や発言をまとめた本ということです。
本文で65ページしかない小さな本ですが,松下幸之助氏の不況に対する
考え方がよく表れています。
成功した経営者の言葉には,抽象的に「頑張ろう」という掛け声倒れなもの
が多いですが,松下氏のこの本では,少ない紙面ながらもしっかりとした
内容が盛り込まれています。一読すべき価値はあります。
おまけとして,シングルCD(8cmのCD)に約3分の本人の肉声が収録され
ています。
2016/02/01 17:34
金持ち批判を超えて
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大半の人は,金持ちにも貧乏にもならないでしょう。そこそこ生活が成り立つ
というのがほとんどです。そこでタイトルの「貧乏」といっても,一般の人という
意味で捉えるべきでしょう。
そうすると,「金持ちになる男、金持ちになれないままの男」ということになり
ます。タイトルで反発している人が少なからずいるようですが,本の中身は
こういうことです。
内容ですが,アメリカ人ぽく,「金持ちになろうよ」ということです(笑)。さらに
金持ちになって社会貢献(寄附や社会奉仕)しようよとなります。大変読み
やすいですし,内容も妥当だと思われます。金持ち,貧乏という言葉に嫌悪
感を抱かずに,人生を豊かにしよう(ついでに財布も豊かにしよう)という,
著者のメッセージを読み取って欲しいものです。
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