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先月(2017年6月)

すすきのはらさんのレビュー一覧

投稿者:すすきのはら

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本風が見ていた 上

2004/02/15 01:18

時間、国を超えて

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 彼女の書籍に初めて出会ったのは“ベラルーシの林檎”。私(30代前半)の彼女に関する知識は、母の言った“岸惠子という、<君の名は>に出ていた美しい女優”、のみ。
 以来、数年が経っていたが、ひょんな事から“30年の物語”を手にし、“砂の界へ”をも読み、彼女の、時間と場所を職人のように絡ませながら書き進む才能には読みながら唸り続けるばかり。
 
 そんな彼女の処女小説。正直に言うと、彼女の自伝を書いて欲しかった。十分にドラマティックであろう彼女の生き様を読みたかった。やはり、でもそれでは都合の悪い事も、そういう事も経験して来たのかもしれない。小説という形でのみ可能だった過去との再会、決別もあったのかもしれない。

 何度も“衣子”は、岸惠子ではないか?と思う場面はある。でも彼女はそこここの登場人物に散らばっている気もする。前述のエッセイを読んだ後だけに、小説内に出てくる彼女をすり抜ける男性達は、あのジャーナリストだろうか?あの男性だろうか?と想像してみたりもする。
 でも、これはやっぱり、“岸惠子”という女性として生きて来た彼女だからこそ書けた“小説”だろうと、そういう風にも思う。
 

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