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先月(2017年6月)

市本  哲也さんのレビュー一覧

投稿者:市本  哲也

1 件中 1 件~ 1 件を表示

日経コミュニケーション2000/3/6

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 新しい時代のマーケティング戦略として,個々の顧客ごとの消費活動を分析する「ワン・トゥ・ワン・マーケティング」が唱えられて久しい。WWWや電子メールを使った広告やアンケートといったインターネットによるマーケティングの世界で,顧客に応じたマーケティングを実現する仕組みが製品化されている。
 しかし,それらを利用するアプローチは,まだ旧来的な手法にとどまっている。本来,戦略的なマーケティング手法であるはずのワン・トゥ・ワン・マーケティングが,単に効率を上げるための手段として利用されている。
 CTI(computer telephony integration)を基盤としたコール・プロセッシングでも,インターネットによる電子メールやWWWを使った方法が大きな注目を集めている。しかし,果たして戦略的なマーケティング・システムとして活用している企業はいかほどだろうか。多くの企業は,単に業績を伸ばすためだけに躍起になっているように見える。
 マス・マーケティングを主役とした既存のマーケティング戦略では,この先のビジネス展開が見えてこない。評者は,消費者向けのWWWメディアの開発・運用に携わっている。その中で,マーケット・シェア獲得のマーケティングから顧客シェア獲得の仕組みへの変革として,ワン・トゥ・ワンを実施する場を増やしたいと考える。
 本書は,単にワン・トゥ・ワンの理論を学ぶための教科書ではなく,実際に計画・実行に携わる方々に一読いただきたい実践の書である。マーケティング戦略の戦術として,CRE(カスタマ・リレーションシップ・エンジニアリング)を説いている。CREの最適な実現についても,事例を交えて丁寧に解説してある。
 読み進めると,顧客ごとのマーケティング戦略を成功に導くための要因が浮かび上がってくる。インターネット関連技術はもとより,CTI,データ・ウエアハウス,データ・マイニングといったCREを構築するのに必要なIT(情報技術)の現在と未来についても網羅している。
 ただ,本書で解説されている手法は,一朝一夕で実現できるものではない。マーケティングの現場で活躍されている方はもとより,CREシステムの設計・開発者など情報システムに関心の高い人にも一読頂きたい。
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