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先月(2017年8月)

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投稿者:ERI

1 件中 1 件~ 1 件を表示

紙の本引き出しの中の家

2010/03/12 14:11

「引き出しの中の家」 心を繋ぐ手仕事の楽しみ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この物語は、たくさんの可愛い手仕事に満ちています。
七重が作る、引き出しの中の小さな家。
自分で工夫しながら、可愛いもの、自分の思い描く美しいものを
自分で作り出していく。
それは、「手」を使って、
自分の物語を生み出していく事に他ならない。
その自分の物語の中に、そっと、小さな花明りたちがやってくる・・・。
それは、自分の物語が、誰かの物語と心を繋ぐ喜びだ。
自分の「手」を使って、呼び寄せた幸せ。
この幸せを、今の子どもたちは、知っているだろうか。
この物語を読みながら、そんな事を考えてしまった。

今の子どもたちは忙しすぎて・・・。
「役に立つこと」「将来のためになること」を、先に、先に
教えられてしまう。その中で、何かに心を込めることは
見過ごされがちなのではないかと思う。
友達とおしゃべりをしながら、ゆっくりリリアンを編んだり、
アン・シャーリーのように、一緒にお菓子を作ったりする暇が、
ちゃんとあるのかな?
それは、永遠の女の子の楽しみだと思うのだけれど。
薫という少女と、花明りの桜子が、一緒にクッキーを作るシーンには、
そんな楽しみが溢れていて、読んでいて心がほっこりした。
生きる喜びって、こういう事なんですよね。

この物語を読むと、すっかり心が少女時代に帰ってしまう。
あの頃に、好きだった事。大切にしていたもの。
日常の忙しさの中で、置き忘れてきたものに、もう一度出会える喜びがありました。
母娘で読んで、絶対に楽しい一冊です。

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