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絶滅危惧種さんのレビュー一覧

投稿者:絶滅危惧種

10 件中 1 件~ 10 件を表示

電子書籍

電子書籍峠(上中下) 合本版

2016/04/09 14:05

かわいかわいがかわいそう

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

幕末の長岡藩士に生まれ、長岡をこよなく愛した快男児。
夢半ばにして、思わぬ方向に舵を切らねばならなかった時を思うと、ほかの選択肢は?まだ間に合ったのでは?そう、思わざるを得ません。
しかしながら、長岡一潘で口鶏になりきろうと粉骨砕身し、牛後にはならないと決意するところはさすが、快男児です。
著者の別書『王城の警護者』には河井氏の亡骸について記載があり、これを読む限り『かわいかわいがかわいそう』と歌い出したくなるのは、私だけでしょうか。

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電子書籍

電子書籍ノベライズ この世界の片隅に

2017/01/23 06:00

映画もよかでしたが、活字もよかでした

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

鬼も哭きます。映画を観てから、活字で読みたくなった派です。
戦後生まれの方がこうまで戦中のことを詳しく描写できると思っておりませんでした。資料探しは大変だったでしょう。
玉音放送に対する受け止め方が人によって様々だった事を描写してくれていたのは、勉強になりました。
さて、活字を読んでて困ったのは、頭の中に劇場で耳にした声やら音声がそのまま再現されていくことです。読書ははかどるくらいでしたので、良しとしておきます。
普通は活字から風景を想像するのが、正しい読書ですが、今の時代、これもアリです。
映画のノベライズですから、小さい子たちにも、取り付き易い一冊だと感じますが、活字から映像に移ることをお勧めいたします。
茶碗と桜はどうだったかな?

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紙の本

紙の本今こそアーレントを読み直す

2016/05/18 17:15

わからなくって良かったんだ!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

序盤に書かれています。ストレートに答え(論点)を述べて、装飾してない。また、他の方のレヴューにも書かれていますが、ひねられた表現が多く、欲しい答えにたどり着けない。
一回読んだくらいで、わからなくて良いんです。何度も読み返さなくても、考え続けて自分の解答にたどり着けさえすれば、それが答えなんだ。
と言うことに今更ながらに気づかされました。そうすると、古本屋に売り払っちゃったアーレントの書籍が勿体なく、今からもう一度読み直すときかな?とも感じる昨今であります。

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紙の本

紙の本闇の守り人

2016/02/16 20:16

ページが開かない!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

三十路の槍遣いオバサン、バルサ。
亡き師匠ジグロの弔いに決起、故郷を訪ねるが…。
山地の痩せた土地柄の描写が美しい。それでありながらそこには青く美しい山々が存在するというコントラストがまた絶妙。
きっとバルサの眼にもそう映っているのだろうと思うと、次はどんな景色が飛び込んでくるのか、はやる気持ちを抑えられません。
タイトル通り、『闇』が多く出てくるため、読者の想像力(あるいは実際にそういうところを見た経験の有無)が、臨場感を盛り上げてくれる。そんな一冊です。
あとがきにもあるように、大人に人気があるというのは『闇』の中で何を想像できるのか、『闇』をただの言葉通りの黒いつかみどころのない壁としてではなく、『景色のあるもの』としてとらえられるかどうか。子供に比べれば、圧倒的に大人の方が、実体験では場数を踏んでいますからね。
それに、現在の世の中では、『闇』を見つけることの方が日本では難しくなっています。
ほぼ読み終えていますが、序盤のあるページがくっついていたため、そこだけ読み進めずにいます。皆さんも、購入するときには乱丁、落丁の他に裁断ミスがないことをお確かめください。
ハッ!それがこの本の闇?(想像して読めということ?!)
一本取られました。

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紙の本

紙の本精霊の守り人

2016/02/16 19:58

ドラマは視なくていいや

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

槍使いのバルサ。
今風にいうとかなり胆の据わったオバサン…。にしては筋肉質で、語気が粗く、竹をばっさり割ったような人柄。タンダやトロガイさんとのやり取りを読んでいると意外に武人らしくないオバサンの表情を見せてくれるのがやっぱりオバサン。
悪いと思いなおして読んでいくんだけど、チャグム君のことを気にかけているところがまたオバサン。
ぃゃ、意外とオバサンという生き物はきっとみんなこうなのかもしれない。だとするなら、オバサンていい人たちなんだな。
大阪行って飴ちゃんもらったら、ちゃんとお礼を言おう。
さて、用心棒という仕事は現在では、馴染みが薄くなって久しい。映画やテレビドラマで描かれている用心棒の多くは、店だったり、家だったり、サイドに付く者として描かれているし、事件が起きるのも動かないところで起きる。そういう動かないものを据えて、周りを描いた方が、話は書きやすかったのだろう。画は撮り易かったのだろう。
この書は違う。依頼をする二ノ妃様は、一度姿を現したきりもう、出てこない。サイドが決まったわけだし、宮から動けないのだから書く必要もない。ところが、守ってもらう側のチャグム君は今にも消え入りそうなくらい、何をするのも危なっかしい。夢に乗っ取られて時々勝手に動き出す。多少、教養のある12・3歳の(下界を知らないという意味で)赤ん坊がいきなり街に飛び出すなどなど。
そういう細かい気苦労を考えるとオバサンになってしまうのかもしれない…。
さて、気になる部分としては、ある時、自分ではどうすることもできない物事に怒りを顕わにしたチャグム君が言い放つ『くそったれっ!』という言葉だ。そのような言葉、宮で使っているのだろうか?だとすると、かなり身分の低い衛士がおそばにお仕えしているのだろうか?もちろん巷の流行言葉を宮の中で真似るということもあるだろうが、おならやしゃもじ、ゆもじの例を挙げればわかるように、大概は宮から下々に言葉が流れるものだ。
そういったことから、僕の中では、ただ、ただ無言で八つ当たりをするか、『エイッ!エイッ!』と言葉にできない怒りをぶつけた方が何となく伝わる気がするのだけれど。
さて、何処からエントリーするか、人それぞれなので、言及したくありませんが、人生の大半を槍に費やしたオバサンの身体、表情、眼、言葉が某さんにできるとは思えない。やはりドラマは視ないでおこう。

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電子書籍

電子書籍水の城――いまだ落城せず

2016/01/20 11:21

城は人垣、人間力

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

話題になったお城のはなしです。暗愚な城代や殿様では案外小さな城は守れない。生き残れない。甲斐姫様のその後の人生も気になっていたので、すっきりしました。

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紙の本

紙の本炎路を行く者 守り人作品集

2016/04/26 06:09

謎解きは本編の後に…

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

先でも良いのでしょう。どうしても気になる人は、最終章の帰還編のちょっと前かバルサとチャグムが別れた辺りに読み出すと良いでしょう。

ガイド的な一冊、『守り人のすべて』で存在を知りましたが、作者曰く『文体が違うから出版したくなかった』そうです。読書音痴なのか、端っから物語に引き込まれていたのか、私には文体の違いなど分かるはずもなく、最後までさらりと読み終えてしまいました。

ヒューゴの背景、思想の根底にあるものが見えてきて、本編でも感じた違和感が何となくすっきりしましたが、そうなってくると、彼と組んでいた呪術師ソドク?の背景を知りたくなってきたのは言うまでもありません。

人に歴史ありという言葉の通り、一つの物語の中には語られない沢山の人の関わり(歴史)が在るもんだと、改めて感じた次第です。

ところで、ヒューゴの奴は故郷に帰るのだろうか?今はその先を勝手に妄想するまでです。

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紙の本

お茶でも片手に

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読み物として、今までのシリーズを読むのと同じ姿勢でいると、肩透かしに感じると思いますが、むしろ、『最近はやりの守り人シリーズって何?』『どこから読もうか?』という方にはオススメ。

海外でもウケた背景を知ることも出来て、設定から編集、書き直しまで、日本からの海外出版ってそんなに手間がかかるものなの?驚かされました。
洋書は普通、自分の感性を信じて直読みをしていますが、改めて訳者の手を通った書物を漁るのもおもしろく感じるものと思い、海外でMORIBITOを見つけたら、手に取って読んでみます。

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電子書籍

電子書籍新装版 王城の護衛者

2016/04/05 19:51

峠からの飛び火

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先月、『峠』を読んだ。幕末に関わった人物数人を改めて知りたくなって、本書を手にしました。松平容保をはじめ、岡田以蔵まで数人の生き様を駆け足で見聞させてもらいましたが、靖国神社にある大村益二郎の銅像と村田蔵六が同一人物であるとは知らず。面白い発見をした気でいます。
次回の靖国神社参拝の折りには、本書の話を思い出しながら、ゆっくり大村益二郎像を見上げてこようと思っています。

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紙の本

紙の本夢の守り人

2016/03/09 21:11

まさかのトロガイヒストリー…

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人に歴史在りといいますが、トロガイさんの歴史をかいつまんで観ることが出来ました。
つい半世紀くらい前までの日本でも、農村の暮らしは貧しく、今でも部落差別などが残っている現実をふと思い起こしました。現在では(表現難しいですね。普通とは言えないし、何が普通か基準を決めると差別することになる)発展途上国とか後進国などともいう呼び方もありますが、これも差別用語に聞こえます。そして維新から列強に追いつけ追い越せで今日に至ったんだよな。と若干ながら、そういう風景を見たり聴いたりしてきたがために、所々でしみじみ思う事がありました。今の子供達には理解できない昔の姿を物語を通して見せる良い機会をくれる一冊だと感じます。是非ご一読を。

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