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  3. 伊坂幸太郎さんのレビュー一覧

伊坂幸太郎さんのレビュー一覧

投稿者:伊坂幸太郎

14 件中 1 件~ 14 件を表示

嫌われる勇気

2014/11/13 00:35

最後にはなぜか泣いてしまいました。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

何より読み物として面白くて、だんだんと純粋に小説を読んでいる気分になり、最後にはなぜか泣いてしまいました。

【『honto+ vol.9』掲載】

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クラインの壺

2014/11/13 00:39

今読んでも、古びていない!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この作品のすごいところは、決して古びていないところでして、もちろん、「今読んでも、古びていない!」という作品はたくさんあるのですが、僕が今回、『クラインの壺』を読み返して、改めて感動したのは、僕が高校生の頃に、「ああ、もしかするとこんなゲームが近い将来できるかもしれないなあ」と抱いた思いを、二十年以上経った今読んでも、抱いたことでした。百年後の未来を想像して描かれた話であれば、それは少し時間が経ってもやはり、「遠い未来の話」として思い描くことができますが、『クラインの壺』は、「少しだけ未来を先取りした物語」であるにもかかわらず、二十年経ってもまだ追いつかれていない、という絶妙の「新しさ」を備えているわけで、それはなかなかすごいことだと思います。

【『honto+ vol.8』掲載】

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白光 長編推理小説

2014/11/13 00:44

次々と、小さな驚きが続いていく

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「驚きが連続する、連城ミステリーの傑作」なのです。各章ごとに語り手が替わり、告白するかのうように話をしていきます。そのたびに事件を違った角度で眺めていくことになりますが、その告白のおしまいには、読者が、「え、そうだったの?」と声を上げたくなる、驚きが用意されています。つまり、短い章のおしまいごとに、「どんでん返し」があるようなものです。大どんでん返しとまではいきませんが、小どんでん返し、といったところでしょうか。もちろん、ラストに大きなどんでん返しのある小説は魅力的ですが、「ラストまでは退屈だけれど、最後でびっくり」という作品に比べ、「次々と、小さな驚きが続いていく」のはまた贅沢なものだと言えます。

【『honto+ vol.5』掲載】

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ダレカガナカニイル…

2014/11/13 00:43

僕の中では特別な作品なのです。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

いったいどういう展開になるのか分からず、どんどん読み進め、そして最後に明かされる真実に、「え」と驚かされました。それは、いわゆるミステリーのどんでん返しとは少し違い、「うわ、そうだったのか!」と膝を打つというよりは、「え、どういうことなのか」と一瞬考え、それから、「なるほど」と飲み込むようなそういった種類のもので、何よりもその後に、胸に切ない思いが込み上げてきたことが新鮮でした。「驚き」と、「そうだったのか」という納得感に加え、切なさも同時に感じさせてくれるミステリーは珍しく、僕の中では特別な作品なのです。

【『honto+ vol.7』掲載】

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おかしな二人 岡嶋二人盛衰記

2014/11/13 00:41

恋愛小説を読むような、苦しい気持ちになりました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

共作作家の岡嶋二人がどのように生まれ、どのように作家になり、どのように仕事を進めていたのかが(井上夢人さんの視点から)書かれているのですが、これがまた、小説のようにドラマチックです。二人がコンビを組み、江戸川乱歩賞に挑戦し、受賞するまでのわくわく感は、それこそ、人気漫画『バクマン。』のようでありますし(思えば、あちらもコンビでした)、デビュー以降の大変な日々、井上さんと徳山さんとの関係がうまくいかなくなっていく様子は、とても切なくて恋愛小説を読むような、苦しい気持ちになりました。

【『honto+ vol.8』掲載】

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自死という生き方 覚悟して逝った哲学者

2014/11/13 00:21

不思議な思いに駆られます。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

死の二週間前までの日常をぽつりぽつりと記している章は、須原さんがいかに平常心で、最後の日々を過ごしていたかが伝わってきて、それだけに、不思議な思いに駆られます。

自死とはいえ自殺ですから、積極的に肯定する気持ちになれませんが、ただ、自分の人生の終わりについてこれほど真剣に考えている須原さんは、別にいけないことをしているわけではないのかもしれない、自分の人生の死のタイミングを自分で決めてもいいのではないか、と思いもしました。

【『honto+ vol.10』掲載】

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ウケる技術

2014/11/13 00:18

子供が中学生や高校生なら、おすすめです。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

子供が中学生や高校生なら、おすすめです。ここに書かれているノウハウはすごく可笑しくて、とても楽しいのですが、実は人間の心理や、コミュニケーションにおける肝心な部分を教えてくれます。友人とのコミュニケーションにも役立つかな、と。

【『honto+ vol.11』子供にプレゼントしたい本】

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99%の誘拐

2014/11/13 00:40

完全犯罪を成功させようとしているところが新鮮

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

誘拐を取り扱ったミステリーを得意とする岡嶋二人が、「それでは完璧な誘拐事件を描いてみようじゃないか」と思ったのか、誘拐犯が、ハイテク機器を徹底的に用いて、(といっても携帯電話やパソコン通信といった、「当時の」ハイテクなのですが)、完全犯罪を成功させようとしているところが新鮮で、とても楽しめました。

【『honto+ vol.8』掲載】

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喜びは悲しみのあとに

2014/11/13 00:38

打海文三さんのことが書かれています

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作家、打海文三さんのことが書かれています。打海さんは、『時には懺悔を』(KADOKAWA/角川書店)という障害児の出てくる小説を書いていますが、その打海さん自身が、障害を持った息子さんを育てていたことを、僕はその上原さんの本で初めて、知りました。生まれた時から目が見えず、喋ることもできない息子との生活を語る打海さんには、強がる様子も嘆く様子もなく、淡々としながらも力強く、そのことに胸を打たれました。

【『honto+ vol.9』掲載】

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小学校や中学校でみなが読めばいいのに

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

どうやって生きていけばいいのか、うまくいかなくても日々を過ごしていかなくてはいけない、いいこともあれば悪いこともあって、前者よりも後者のほうが多いのが常ではあるけれど、それでも楽しく生きていくしかない、そういった思いにさせてくれる上原さんの本は、僕にとってはとても大切で、小学校や中学校でみなが読めばいいのに、とよく思います。

【『honto+ vol.10』掲載】

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B砂漠の40日間

2014/11/13 00:19

人間ってすごい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

下書きも何もなく、いきなりこんな素晴らしい絵を描ける。人間ってすごい、と思ってもらえるかもしれない。ただ眺めているだけで、楽しい。かなり高価な本なので、プレゼントされたら贅沢かな、と思いました。

【『honto+ vol.11』子供にプレゼントしたい本】

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ツノゼミ ありえない虫

2014/11/13 00:17

同じ種類の虫のはずなのに、

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

同じ種類の虫のはずなのに、こんなさまざまなデザインがあることに、自然ってすごいなあ、と思ってもらえるかもしれない。自然界のデザインの仕組みやルールについて、いろいろ考えさせられます。

【『honto+ vol.11』子供にプレゼントしたい本】

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超動力蒙古大襲来

2014/11/13 00:16

この独創性には本当に驚かされました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この独創性には本当に驚かされました。帯には古屋兎丸さんのコメントがあり、「駕籠真太郎は日本のダリだ」と書かれていました。なるほどそういう言い方があるのか!とはっとさせられましたが、これはエログロスカトロマンガとはまったく違う、新しい世界観の、SFともファンタジーともことなる独自の作品としかいいようがなく、唯一無二の傑作だと思ます。

【『honto+ vol.11』掲載】

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銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件

2014/11/13 00:15

独特の面白さがありました

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

はじめは、タイトルの、「妻が縮んでしまった」という文言から、お伽噺のような話なのかな、と想像していたのですが、そして僕は実はお伽噺のようなものが得意ではないため、それもあってなかなか読み始めることができなかったのですが、実際、読んでみますと、お伽噺のような雰囲気がありつつも、現実的な人々の生活がうまく盛り込まれていて、独特の面白さがありました。

【『honto+ vol.12』掲載】

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