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瀬戸内在住の猫さんのレビュー一覧

投稿者:瀬戸内在住の猫

267 件中 1 件~ 15 件を表示
ミリタリーテクノロジーの物理学〈核兵器〉

ミリタリーテクノロジーの物理学〈核兵器〉

2015/10/11 12:58

日本一易しい核兵器と原子力の解説本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

物理学者で研究機関の准教授でもある著者が書いた「物理学から見た核兵器の仕組み」の解説本。
核問題の議論では常に前面に出ている「政治的・倫理的な観点」からの解説は一切無い替わりに「核兵器はどうやって核爆発を起こすのか、そしてどんな危険があるのか」を物理学的な観点からきちんと易しく解説しています。
本書の本題は核兵器ですが、内容的に原子力と重なる部分が多いため、本書を読めば「原子力と核兵器はどういう仕組みで動いていて、どの様な危険があるか」を一から理解する事が出来る点で、日本語で読める本としては最高の一冊だと思います。
以上の点で、本書は反核・反原発推進論者にもおすすめできます。一読しただけで原子力・核兵器に関する議論のレベルが間違いなく向上するでしょう。
と言う訳で、文句無く星5つの評価をさせて頂きます。

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イラストでまなぶ!ロシア連邦軍

イラストでまなぶ!ロシア連邦軍

2015/05/07 21:32

イラストに騙されるな、中身はガチのロシア軍解説本!!

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

近年定番となった「マニア向け萌え本」の中でも、飛び抜けた内容を持つ一冊です。

2014年のウクライナ内戦への介入や新型ステルス戦闘機・戦車等の新兵器開発で、注目度が高まっているロシア軍。
しかし、日本ではマスコミでさえ情報がまとまっていない状況の中、徹底的に解説してやろうと言わんばかりに、ロシア軍の戦力や最新兵器・戦略環境に至るまで分かりやすく解説してくれています。
その解説陣は、ほぼ全員がネットを主な活動の場としているマニア・解説者達。詳細は省きますが、ツイッターやブログ等で有名なロシア軍クラスタが大集合しています。
もしかしたら、あなたの知っている方も参加しているかも?

ちなみに個人的には、ロシア軍の戦力や兵器解説よりも後半の「イチからまなぶ!ロシア経済講座」(まきのや/文)と「今後のロシアとロシア軍」(小泉悠/文)の章がお勧めです。そのレベルは、はっきり言ってマスコミや下手な専門家より詳しくて分かりやすいと、断言しておきます。

えっ…イラスト?それに騙されてはいけませんよ。(笑)

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戦術と指揮 命令の与え方・集団の動かし方 バトル・シミュレーション

戦術と指揮 命令の与え方・集団の動かし方 バトル・シミュレーション

2015/05/07 21:07

意外にマニアも知らない戦術の基礎を教えてくれる本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

軍事マニアの世界では、兵器や軍隊は詳しくても「戦場での戦い方」、つまり戦術を知っている人は余りに少ないのが実情です。
これが「戦争の戦い方」、つまり戦略だとそれなりの数の本が出ているのとは好対照なのですが、日本の場合はやはり実際の戦場を知る人が殆どいないのが影響しているでしょう。
そんな中で本書は、陸上自衛隊で幕僚(参謀)業務をされていた方が書いているだけに、かなり具体的に戦術を解説してくれているので、お勧めできます。
軍事マニア歴30年以上の私から見ても、戦術についてやさしく解説できている本は、本書以外にはまだ出会った事がありません。
その点で、マニア以外の一般の方にもお勧めできます。

なお、著者は既に故人ではありますが、他にも戦術・戦略などの解説書を数多く書かれておられますので、これを機会に探してみてはいかがでしょうか。

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門鉄デフ物語 切取式除煙板調査報告

門鉄デフ物語 切取式除煙板調査報告

2016/04/17 15:34

門鉄デフ好きな人にはたまらない、もう一つのSL史

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

戦後、国鉄の九州地区を中心に、デフレクター(除煙板)の下半分を切り取る改造を施した蒸気機関車が活躍していました。
この「門鉄デフ」(「門司鉄道管理局式デフレクター」の略。この改造を行っていた国鉄小倉工場が所属していた管理局の名前が由来)を施した蒸気機関車は、現在でも多くのSLファンを魅了しており、現在では各地の保存SLがイベントで装着する程の人気になっていますが、この門鉄デフに関する研究を長年続けた著者が、その研究結果をまとめた物が本書です。

なお本書は、国鉄時代に門鉄デフを装着した蒸気機関車とJR化後に門鉄デフを装着して運行されているJR九州の58654とJR東日本のC57 180(これはオプション)が収録されていますが、2009年発売の為、本書発売後に実現したJR東日本所有のD51 498と秩父鉄道のC58 363(これは3種類もある)、大井川鉄道のC11 190の門鉄デフについては解説されておりませんので、ご注意下さい(2016年4月現在)。

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日本の重戦車 150トン戦車に至る巨龍たちの足跡

日本の重戦車 150トン戦車に至る巨龍たちの足跡

2016/03/28 22:08

あの幻の重戦車「オイ」車の真実が明らかに

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2015年末、模型メーカー・ファインモールドからキットが発売された、日本陸軍の超重戦車「オイ」車開発に関する資料(図面及び開発を担当した関係者の日記)を整理の上、試製第一号戦車から敗戦直前に登場した95式重戦車改造自走砲に至る、日本陸軍の重戦車開発に関する経緯を読み物にした1冊です。

特に、本書で一番の見所は何といっても、ファインモールド代表の方が奇跡的に入手した、「オイ車」の図面及び開発関係者の日記の妙録でしょう。
これだけでも戦車に関心のある方は読む価値があると思いますし、3千円近い価格も歴史的な史料を普通の人でもきちんと読める様にした事を考えれば高くないと感じます。
また、日本の重戦車開発に関する経緯については、断片的な情報の集積ですのでやや読みにくいのですが、これまでの日本戦車開発史に関する空白を埋める意味では勉強になると思います。

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現代ミリタリー・ロジスティクス入門 軍事作戦を支える人・モノ・仕事

現代ミリタリー・ロジスティクス入門 軍事作戦を支える人・モノ・仕事

2015/05/05 19:39

戦うだけが戦争ではないです!!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

現代の戦争や軍事作戦では、実際の戦闘よりも重要度が増しているにも関わらず、なかなか実態が見えてこない「ロジスティクス=兵站支援や補給」の分野を幅広く扱った好著。
燃料や装備など、補給物資からその調達・輸送手段、更には整備の方法やマニュアルの書き方に至るまで事細かに解説している、我が国では類書が殆ど無い内容になっています。
ただ、余りに扱っている分野が広いので、初めて読む人には分かり難いと思います。
ある程度、軍事や兵器の知識がある人向けになってしまいますが、一冊あると軍事に関する知識が確実に広がりを見せてくれると思うので、マニアにはぜひ持っておいた方が良いと思います。

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「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨

「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨

2019/10/14 13:46

日本語で読めるロンメル伝記としては、新たなるスタンダード版

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

WW2のアフリカ戦線で勇名を馳せて、“世界的な名将”と称えられ、現在の日本でも、女子高生が戦車に乗って活躍する某アニメでは、彼をモチーフにしたキャラクターがいる程人気が高い、エルヴィン・ロンメル元帥。
しかし、意外にも日本では日本語で読める彼の伝記が少ない事から、神格化された伝説が独り歩きしている中で登場した本書は、1970年代以降の世界的なロンメル研究の成果を盛り込む事で、ロンメルの実像をコンパクトながらも的確に描写した、新時代の伝記と言えるでしょう。

個人的には、これまでロンメルがアフリカを去った後、B軍集団司令官としてフランスへ赴任するまでの話が中々理解出来なかったのですが、本書で初めて明快に解説されていたので、大変助かりました。

本書の内容については、極端な批判をする人もいるようですが、今後、日本でロンメルの事を論じる時は、まず本書を読まないと議論が進まないと思わる位の内容を、新書版で纏めた著者の努力は、大いに評価出来ると思います。

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Model Graphix (モデルグラフィックス) 2019年 09月号 [雑誌]

Model Graphix (モデルグラフィックス) 2019年 09月号 [雑誌]

2019/08/25 17:33

ガルパン最終章第2話の設定資料集(爆笑)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

またしてもやって来たMG誌のガルパン特集ですが、今回も模型誌なのにガチのアニメ設定資料集と化しています(笑)。
特に力が入りまくっているのは、最終章第2話で衝撃的な登場をした知波単学園の特二式内火艇「カミ車」のカラー設定資料ですが、実は塗装が史実準拠の物では無く、大戦末期の日本空母や水上機母艦(これは飛行艇母艦とも書いてあるので、恐らく「秋津洲」でしょう)の物を参考にしたと言う記述には驚きました。
また、中盤に登場する「ボコミュージアム」のアトラクションの解説まで…そこまで拘れと誰が言った(笑)。
他にもガルパンおじさんが読めばぶっ飛ぶネタの宝庫ですので、お薦めであります。

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ガールズ&パンツァー フェイズエリカ 1 (MFコミックス)

ガールズ&パンツァー フェイズエリカ 1 (MFコミックス)

2017/07/31 20:52

逸見殿のファンの諸君、待たせたな!!(笑)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アニメ『ガールズ&パンツァー』の公式コミカライズを担当した著者が、何と主人公・西住みほを作中でライバル視していた、黒森峰女学園の戦車道チーム副隊長・逸見エリカ殿に焦点を当てて送る作品。

話は逸見殿が、黒森峰女学園の中等部に入学する所(つまりアニメが始まる4年前)から始まります。
もちろん、西住姉妹も登場するので、ある意味でアニメ版のミッシングリングを解く鍵になりますから、同人誌制作のお供に良いかも知れません(笑)。

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世界の軍装図鑑 第二次世界大戦から現代まで!

世界の軍装図鑑 第二次世界大戦から現代まで!

2017/07/31 20:34

手頃なミリタリーユニフォーム図鑑

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ミリタリー雑誌で長年活躍する、ベテランライター兼イラストレーターの著者による、世界各国の軍隊のユニフォームを紹介したムック本です。
判形は比較的小さいですが、世界各国の軍隊の最新ユニフォームを、我が国の自衛隊も含めてきちんと紹介しており(更にWW2のドイツ陸軍と大日本帝国陸海軍の制服も紹介)、ほぼ全てのページがカラーなので、ビジュアル的にも分かりやすいので、初心者に限らずお勧めできます。

なお著者は、2013年に文林堂から同じテーマで「ミリタリーユニフォーム大図鑑 第2次大戦から現代まで世界の主要各国の軍服 (世界の傑作機別冊 Graphic Action Series)」を上梓しており、本書はそのコンパクト版に当たる内容ですが、収録されている情報はこちらの方が新しいので、文林堂の本を買った方にもお勧めします。

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検証・真珠湾の謎と真実 ルーズベルトは知っていたか

検証・真珠湾の謎と真実 ルーズベルトは知っていたか

2016/04/30 23:02

「陰謀史観」を滅多斬りにした本

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日本海軍による真珠湾攻撃を、米ルーズベルト大統領が事前に知っていたかと言う、日本に限らず米国でも度々議論になっている「歴史認識」の問題を、日本を代表する戦史研究家である編者を中心としたメンバーが、これでもかと調べ上げた一冊。

本書を読むと、この真珠湾攻撃に限らず「陰謀史観」「歴史修正主義」を唱える人々の主張が、いかに底が浅く、不勉強な連中に過ぎないかが良く分かります。
太平洋戦争に限らず、歴史に興味のある人は必読だと思い、★5つとしました。

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ガールズ&パンツァー 激闘!マジノ戦ですっ!! 2 (MFコミックス)

ガールズ&パンツァー 激闘!マジノ戦ですっ!! 2 (MFコミックス)

2016/04/30 22:11

戦車道の無名校VS古豪によるガチンコ対決の行方は!?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

コミック版作者による、スピンオフコミック全2巻の完結編です。

展開としては、ブクログの方が指摘される様に、荒削りな試合内容になってはいますが、よく読み返して行くと大洗女子の面々が、この後の戦車道全国大会で見せる活躍の前触れが随所に見出せます。
例えば、歴女チームが三号突撃砲の特徴を生かした戦い方をする所や生徒会長が機転を利かせてチームの危急を救う場面、そして一年生チームの終盤での活躍。
あと「軍神みぽりん」が指揮に慣れていないのも、聖グロ戦では部隊をほぼ指揮していない上に、マジノ女学院側が戦術を変革している事を知らなかったが故の不可抗力だと解釈すれば何の不思議もありません。事実、態勢を立て直してからは彼女も本領を発揮します。

この辺りの表現は、後でアニメ版やコミック版を見返すと新たな発見が出来ると思います。

ちなみに、今回大洗女子と戦うマジノ女学院って、この後の全国大会では一回戦でアンツィオ高に負けているんだよね…という事はやはり、アンツィオは「強い」のか、と不思議に納得します(笑)。

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ガールズ&パンツァー リボンの武者 4 (MFコミックス)

ガールズ&パンツァー リボンの武者 4 (MFコミックス)

2016/04/29 23:16

戦車道にがんばる女の子の笑顔は…恐ぇ!!(笑)

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アニメ「ガールズ&パンツァー」の世界観から生まれたスピンオフ・コミックも4巻目。
そろそろ、アニメ本編とは一線を画す本作の「真髄」が前面に出て来た感があります。
その「真髄」とは、正に本編の「戦車道」では巧妙に隠されていた「狂気」…!!

アニメ本編の「戦車道」では「武道と言う女子の嗜み」と言う設定等によって慎重に排除されていた「戦いの中で起こりうる狂気」の要素が、非公式の野試合である「タンカスロン」と言う舞台と主人公・鶴姫しずかの破天荒な行動によって、公式の「戦車道」に励む有力校にも伝染して行く…。
皆さんは、アニメ第6話でサンダースのケイ隊長が語った名台詞 「that's戦車道!これは戦争じゃない。道を外れたら戦車が泣くでしょ?」 を覚えていらっしゃるでしょうか?
それとはある意味、真逆の展開と世界観を持つ本作は「スピンオフ・コミックでありながら、原作の世界観に喧嘩を売っている」と言う、見方によっては恐ろしい作品である事が、この4巻ではっきりと表現されています。

その意味で本巻は、この物語のターニングポイントになると思います。

ちなみに今回のレビュータイトルですが、この第4巻・裏表紙側のオビを見て思い付きました…いや、マジで俺はそう思ったんだから!!
でも、リボンの武者はいいぞ!!

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やっぱり勝てない?太平洋戦争 日本海軍は本当に強かったのか

やっぱり勝てない?太平洋戦争 日本海軍は本当に強かったのか

2016/04/24 09:53

太平洋戦争が「日本にとって無謀な戦争」だった理由が分かる好著

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

IF戦記のブームが去って久しいですが、未だに「こうすれば日本は太平洋戦争で米軍(連合軍)に勝てた…」と思っている人は少なくない様で、たまに歴史関係の本でその様な主張がされる事があります。

本書は、シミュレーション・ボードゲーム専門の出版社が、太平洋戦争時の日本海軍をテーマ(日本陸軍は対象外になりますので注意)にして、歴史的事実を元にミッドウェー海戦、ガダルカナル、ソロモン海上空の航空戦、レイテ沖海戦等を舞台に「日本海軍が勝利する可能性」を分析して、いかに「日本海軍が勝利する可能性が少ないか」を解明した好著です。
これを読めば、太平洋戦争で「日本海軍が米艦隊に勝つ」事が、まず不可能である事がハッキリ分かると思います。
ちなみに、私のお勧めは最終章に当たる「崩壊する帝国の戦争経済」。
海上輸送作戦をテーマに、開戦時の船舶に関する計画がいかに杜撰で、現実によって計画が木っ端微塵に砕け散る過程がコンパクトにまとめられています。
ちなみに、この章の最後を読んだ私は「日本軍って、まるで『機動戦士ガンダムのザビ家』そのものじゃないか…」と呆れた事を付記して置きます。

なお、ブクログにミッドウェー海戦について「南雲司令に好意的過ぎる」と言う投稿がありましたが、私は違うと思います。
仮に、山口二航戦司令の具申通りに発艦させていれば、護衛戦闘機を付けずに攻撃隊を出す事になり、米機動部隊の防空戦闘機隊を突破して空母攻撃が出来るはずがないからです。この点に関しては本書でも指摘されています…レビューを書くなら対象の本を読まないとダメですよ?

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F−35ライトニングⅡ 最新版

F−35ライトニングⅡ 最新版

2016/04/15 23:30

現状では本機に関する最良の解説書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

米軍の最新鋭戦闘機・F-35について開発経緯やメカニズム、今後の行方について幅広く解説した本で、現在日本語で読める文献としては現在でも最新の物です。
実を言うと、この出版社からは同じタイトルの本が2011年に出版されていましたが、その後、航空自衛隊の次期主力戦闘機として採用された事もあり、2014年に改めて「最新版」と銘打って本書が出版されています。

それだけに、本書ではF-35各型の写真や解説が豊富で、F-35を知る上で基礎的な情報を充分得られると思います。
また、本書では航空自衛隊がF-35をどの様に使おうとしているか、その場合、空自にはどの様な課題があるのかについて解説している他、F-35開発時のライバルだった試作機X-32についても少し解説されています。

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