ーグッチさんのレビュー一覧
投稿者:ーグッチ
紙の本県境・国境・飛び地のおもしろ雑学 こんなところに境界線!?
2024/05/06 17:35
境界線って どこにある?
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なんで、こんなとこに県境の線が? って、地図の上だけですよ! かな?
道路や土地に境界を示す標識はあっても、実際に 「線」 までは引かれてません.
本書には県境をまたいだ温泉宿の、県境モニュメントや看板など紹介されてます が、もっとすごい大手ショッピングモールが出てこないのは 取材不足か?
K府とN県にまたがるAモール、館内の県境をまたぐ通路・駐車場の床面には、県境を示す線が引かれ、K側は □安コート、N側は 〇城コート とも表示されてますよ。
紙の本仮名手本忠臣蔵
2024/04/28 14:52
「忠」 と 「恋」 の忠臣蔵
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文楽や歌舞伎でご存じの 仮名手本忠臣蔵 を、今風の時代劇読み物に書き下したもの。
時は暦応元年(1338年)と始まるのは、元禄14年(1701年)の赤穂事件・翌年仇討ちものを、原作者が時の権力者・事件関係者を慮って太平記時代へと話を移したももの。この、時代を変えたところに、相当な無理がアチコチにある。もちろん、本著者の責任ではないが。
その最たるものが、五段目の 早野勘平の火縄銃。オイオイ、銃が種子島に伝わったのは天文12年(1543年)ですよ。
紙の本60歳のトリセツ
2024/04/21 17:41
思わず手にした 60代の私
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60歳・トリセツ と文言に誘われ(騙され)立ち読みすることなく買ってしまった60代の軽薄な私です。
著者はトリセツもののご本家。
衝動買いする自分がよく分からん。本書を読んで、自分の取り扱いが分かるかと・・・、やっぱり 分からん。
紙の本圧倒的な力で世界を切り拓く大谷翔平の言葉 80 WORDS OF SHOHEI OHTANI
2024/04/21 17:11
大谷翔平のコメント・・・その心は?
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多くを語らない 大谷翔平 の、インタビュー記事やメディアを通じてのコメントの中から、著者が 「大谷の心・気持ち」 を忖度し、スバラシイと感じた言葉を解説した、若者向け人生指南書である。
参考に、本書末尾には 「参考文献」 として、先行して出版されている大谷翔平関連の書籍・月刊誌などが記載されているが、2023/10月PHP文庫 「大谷翔平は、こう考える 不可能を現実に変える90の言葉」 が抜けてます。が、同一著者でしたか。
紙の本津波と原発
2015/08/31 23:55
書かずにおれなかった?
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この作者にとっては めずらしい(私は、そう感じた)、特定の個人を対象としないルポ。
震災直後だけに、生々しい記述ではあるが、申し訳ないが、どこか迫力に欠ける。
やはり、避難区域の中の個人を追って、あるいは、発電所に繋ぎ止められている誰か個人に密着しての人間臭いドキュメンタリーが、作者には合っているように思われる。
自分には合わないけれど、それでも書かずにおれなかった と云うことか。
紙の本光市母子殺害事件
2015/08/30 20:03
一人の男の成長記録
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身勝手で、罪の意識がない少年殺人犯と、その被害者二人の夫であり父親としての戦いの記録 というよりも、犯罪少年を裁くのではなく保護しようとするかのような少年法・司法制度との戦いの記録である。また、一人の男の成長記録でもある。
「法で罰っせられないなら、早く社会に出してくれ。俺が償なわさせるから。」的な精神の弱さを吐露した初期から、最後の記者会見での内容にまで昇華できる成長ドキュメントとして、苦しみもがきながら読み終えた。
2024/04/26 22:49
背景が判らない 「切り取られた言葉だけでは」 理解しにくい
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著者の対談記録・エッセイからの意見、小説の登場人物の珠玉の言葉を集めた幸福論である。
小説内の言葉は、「著者の考え方や思いを代弁させている」 とも思われるが、その言葉が発せられた特定部分だけを切り取った形で提示されても、その小説を読んでいない者にとっては、その人物がどのような生い立ち・人生、どのような交友関係・縁を背負ったうえで 「そういう言葉を吐いている」 のか、理解しがたい部分もある。
となれば、切り取られた部分だけでなく、原本の小説を読もう。