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horiteiさんのレビュー一覧

投稿者:horitei

9 件中 1 件~ 9 件を表示

電子書籍

れいわの風雲児

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

閉塞状況にある日本の政治と社会に、大きな風穴を開けてくれるのでは? そんな期待を抱かせる山本太郎の足跡を知ることができる。芸能界でそれなりの活躍をし、名前も知られていた山本太郎は、3.11の事故を契機に原発反対運動に加わるが、待ち受けていたのは、電力業界に逆らうことができない芸能界とテレビ業界からの閉め出しだった。しかしそんなことでひるむ山本ではない。彼はついに政界に進出し、2019年の参院選では台風の目として注目を集めたのだった。一見破れかぶれに見える山本の生き方は、実はしっかりと筋が通っている。女手ひとつで三人兄弟を育てた母親の影響だろうか。痛快の一言に尽きる。

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電子書籍京都の平熱 哲学者の都市案内

2019/02/11 19:04

一風変わった京都案内

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

筆者は本書が辿る京都市バス206系統ではなく17系統銀閣地道経由錦林車庫行や32系統銀閣寺行をよく利用していたが、懐かしい場所がいくつも紹介されていた。土地に因んだ人物とエピソードから京都人のひねくれと素直さがよく伝わってくる。繰り返し読みたくなる好著。お薦めです。

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電子書籍

電子書籍潜入ルポ amazon帝国

2019/10/05 18:50

立ち止まって

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アマゾンコムはたいへん便利なサービスを提供してくれる。しかし便利さや落差に溺れて暮らしていていいのか、と気づかせてくれるのが、本書である。

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電子書籍加藤周一

2015/11/23 22:18

知の巨人の足跡を辿る

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

海老坂さんは、加藤周一氏の知識人としてのユニークさに迫っている。それは知的アンガージュマンと持続する意志という言葉で表現されている。ヘイトスピーチが横行する現代にこそ、必要なユニークさであると思う。本書を手がかりとして、加藤周一氏の著作をひもとく人が増えることを願う。

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電子書籍ぼくらの民主主義なんだぜ

2015/11/15 15:20

ことばの達人

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

彼の小説はまだ読んだことがない。この本を読んで、読んでみたいと思った。時評は書き手が社会に対して発するメッセージである。書き手の人生観や世界観を全開にして書かれるため、勢い、大上段に構えた物言いになりやすい。けれども、著者の文体は軽くしなやかで、それでいて、世の中の深いところに届いている。そして、ときに、読み手の心を揺さぶる。このような達人の文章に出会えたことは、まことに幸せなことであった。

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電子書籍働き方2.0vs4.0

2019/10/19 13:33

働き方が変わり、社会が変わる。そのときあなたは?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

たいへんな時代になるな。読後の第一印象である。
著者橘怜氏は、世界と日本をおよそ次のように見ている。一つは否応なく進むグローバル化と知識社会化という、人類社会全体の潮流であり、従来の会社員の枠に入りきらないスペシャリストやフリーランスが活躍する。もう一つは江戸時代の身分社会と見紛うような大企業第一の日本社会の歪みであり、正社員/非正規雇用、男性/女性、日本人/外国人という様々な壁が存在し、人々は分断されている。そして日本は欧米の周回遅れであるという。
どうも日本の社会に明るい未来はなさそうだが、橘氏は声高に改革を論じるでもなく、真っ暗なな悲観論に陥るでもなく、淡々と事実を語る。ややもどかしい印象さえ受けるが、これが彼の真骨頂なのだろう。読者はまず事実を認識し、思考することを求められている。

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電子書籍無理ゲー社会(小学館新書)

2021/09/11 14:25

困難さの原因

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

村落共同体、町内会、企業、労働組合等等。これらは自分らしい生き方にとって、桎梏と見做されてきた。だがかつてはこうした中間集団において、各自に居場所があり、帰属意識も得られた。世界のグローバル化とリベラル化によって、こうした中間集団が解体されたことにより、自分らしい生き方は可能になったが、多くの居場所も失われてしまった。この本が描いている無理ゲー社会は、居場所のない社会のことではないか。
対策として、富裕税、ユニバーサルベーシックインカム、ナッジ、メカニカルデザインなどが検討の俎上に上るが、いずれも帯に短し、襷に長しだ。しかし模索は続けなければいけないだろう。
本書には答えは示されていない。それでも直視すべき問題を鮮やかな手つきで示してくれたのは、著者の力量だ。現代社会の「?」を解消してくれる。

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電子書籍

新しい形の知への誘い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

天才の話を聞いても、皆が天才になれるわけではない。それでもさりげないエピソードから、人間的な親近感を持てると、学問の敷居が低くなるような気がする。知の裾野を広げる試みとして、本書は成功している。

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電子書籍棲月―隠蔽捜査7―

2018/02/14 22:39

大団円

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

シリーズもこれで終わるのか。そんな読後感を持つぐらいだ。相変わらずの天然キャラを発揮する竜崎だが、これまでにない情緒や余韻を感じさせてもくれる。そのココロは?

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