BHUTANさんのレビュー一覧
投稿者:BHUTAN
紙の本極上の孤独
2018/11/28 19:13
うぅん
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
著者の言うことはご尤もではあるが、お金と強い意志といろいろなものがないと、全て一人で決定することは難しい。
確かに、一人で決めて他人のせいにしないことは大事であるが、自分の才覚で一部屋借りられる金銭面の自立と信用がないと豊かな孤独の時間も得られない。
軽井沢の山荘もしかり。
まぁ、恵まれた境遇なのだろう。
一部納得かな。
2021/04/26 08:17
コレクター
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
以前暁斎ゆかりの古河の博物館でお見かけしました。
暁斎好きの私にとっては、暁斎コレクターでしたが、人気薄の日本美術の海外流出を止めた人でもありました。
その半生を知り、努力によりキャバレー王となったことも、なるほど でした。
でも死後暁斎コレクションが海外に渡ったことは残念です。
コロナで展覧会の会期がどうなるのか心配ですが、絶対いきますから福富さん待っててね。
紙の本まるまるの毬
2017/06/27 13:01
ほんわかお菓子
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
麹町で、お君と母、祖父で営む諸国菓子の店。
諸国名産をテ゜ハ地下で買える昨今とは違うので、どれだけかご近所のかたがたに楽しんでいただけたろう。
秘密は持っていても職人の祖父。そして頼りがいのある僧侶の叔父。
恋は破れたが、お君の未来はばら色だ。
紙の本胡蝶殺し
2017/04/26 17:58
蘇芳屋萩太郎の苦悩と喜び
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
歌舞伎界のいわばミステリー。
蘇芳屋萩太郎の苦悩と喜び。一気に読んだ。
伝統芸能の世界を題材とした近藤史恵の小説はいつもおもしろい。
歌舞伎界でけでなく、文楽・能・狂言の世界でのこのような小説を読んでみたい。
2021/04/10 09:57
う~ん。父は父だ、
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
波 の表紙を飾った七五三の写真
父には今も女の影あり
でも、娘と父の会話により、知らなかった母の一面を知る
財産をすべて失った父と娘の月命日に護国寺の墓参り
取り留めないが家族の会話ってそんな感じかな。
2023/05/30 08:44
目黒さん、さようなら
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
不定期刊時代から愛読。
目黒さん推薦の本をどれだけ読んだか。
一時続いていた笹塚日記もあちこち歩く目黒さんに、この人読むだけじゃなくて歩くんだぁと驚いた。
お別れの会で、形見分けとして大量のTシャツなどが提供されたと知り、あぁ歩いて本とTシャツ買って笹塚駅から戻ってたんだぁ、町田だったら小田急デパートかな?駅近辺の細かい店をのぞいていたのかな?
もう目黒さんの書評を読めないのは寂しい。。。
コロナから生還した椎名さん、長生きしてください。
紙の本姫君たちの明治維新
2019/01/16 12:19
スバラシイ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
江戸から明治の変換の中で、姫君たちも歴史に翻弄されたが、
それぞれに、家に・夫に・子供に尽くした姫君たち。
写真の残る姫たちは、立派なお顔です。
紙の本東京老舗ごはん
2017/03/13 19:11
懐かしい店
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
子供の頃から行っている、また以前は行っていた、両親に連れられて、学生時代に背伸びして行った、彼とすまして行ったことのある
そんな懐かしいそして今でも現役の老舗たち。もう一度行こう!その時には母をつれて行こう。
維新號は特に亡き父に連れられて行った懐かしい店。
まだ1階にあってテレビで野球をやっていたな。
どんどん思い出がよみがえり、味がよみがえるタイムマシン。1歳年上の森さんどうもありがとう。
紙の本草々不一
2021/10/02 12:45
なかなかの知恵者
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「草々不一」
麻疹のため漢字に暗い夫にのこした遺書
漢字を読むために寺子屋通いを始め、ともに学ぶ子供たち
「蓬莱」
馬に乗る姿だけで婿取りをきめた
それを言わずに年月を重ね、しっとりとした夫婦となった
2021/08/27 14:42
コロナ後には「京都、行こう」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
また良い店を教えて頂きました
同じ常宿なので、今度は早起きして散歩します。
店は同じところにカクノさんも行ってるんだ と安心したところもあり。
一週間泊まるんだぁ したことないな。
大人になって体験しよう。
京都メモがいっぱいだ。
早くコロナよ消えろ。
2021/08/15 07:45
ジャケ買い成功
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
面白かったぁ
青春本より、これからは老人本だろうな
積み重ねた年月が知識量に比例かな
これ読んだら元気になること請け合い
小学生の読書感想文じゃなくて、デイサービスで推奨して欲しいな
でも、身のまわりで、こんなに殺人事件がおきたらたまらない。
テレビドラマにぴったりだぁ
2021/07/16 11:32
江戸も現代も同じところアリ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
大奥に働く勿論女子。
働きがいがありそう。
それぞれが仕事に工夫を加え、自らを鼓舞し、生きている。
なんだ、今の会社生活と変わらないところ多いじゃん。
とても興味深いこの本。
大オススメです
2020/05/17 20:15
お見事
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
皇室の方だが、しっかり研究者として自立されているところが、尊敬できる。
一度河鍋暁斎の講演会でお見かけしたことがあるが、専門が明治の美術だったといいことで、納得。
なかなか彬子女王の肉声はお聞き出来ないが、この本で一部を知ることが出来た。
知性溢れる皇族がいらしたことで、少し安心できるが、あまりに人数が少なすぎる。
2018/10/29 21:56
お茶はやっぱりいいな
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
かつて、お茶を習い、教えてもいました。
武田先生がおっしゃったように、教えることは習うより何倍もためになりました。
病を得て、お茶から遠ざかりましたが、お茶の心は少し私に残っているようで、この本を読みながら そうだそうだ と頷くことが、何度かありました。
お客様に美味しいお茶を飲んでいただくために、一番効率的で美しいお手前を。
紙の本おらおらでひとりいぐも
2020/09/23 17:16
心の声は故郷の言葉で
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
70代の桃子さん。
東京オリンピックのファンファーレとともに突然家を出た桃子さん。
愛する夫周三さんが亡くなって、一人で暮らしてて、突然心の声が故郷の言葉であふれ出す。
でも、あふれかえる言葉。止まらない。
駅前の喫茶店でのソーダ水。なんだか寂しいけど頼もしい桃子さん
一人で暮らしていたらそうなっちゃぅかな?