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tatetateさんのレビュー一覧

投稿者:tatetate

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本

紙の本素晴らしき世界 上

2020/11/29 13:08

素晴らしかった

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ボッシュとバラードが共同でコトに当たるとは。互いに不審感を抱きながら地道な調査を重ねる一方で、それぞれの独自事案を処理。2人の処遇を気遣いつつストーリーが展開。結末は書いてはならないのが、レビューの掟だが、次作品以降も期待できそう、という結語で想像していただこう。

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紙の本

紙の本津軽双花

2016/08/22 20:52

津軽双花

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著者は女性を描くのは不得手という印象があったが、みごとに払拭した。ストーリーテーラーとしての実力を発揮。豊臣、徳川、石田の相克を通じて、武家社会に於ける天皇家の位置づけの変貌を明快に示す。この作品で葉室麟はある段階を突き抜けたように思われる。

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紙の本

時勢を読めない集団の悲劇、再び

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今さら日本社会党の総括という気もしたが、旧軍との対比で、この国の思考方法、政策決定過程の特徴を改めて考えるきっかけになる。それにしても、この政党が間違った動きをしなければ、今日の政治にはもう少し緊張感があったろうに。

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紙の本

紙の本帝国の弔砲

2021/04/22 10:20

ちょっと入り込めないかなあ

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抵抗都市に続くロシアもの。プロローグは、これは面白そう!と期待感がつのります。ネタバレになるとまずいのですが、そこからエピローグまでがいまひとつ。帝政ロシア、革命ロシアでの日系人の扱い・振る舞いはとても興味深く読みました。
新シリーズもいいけど、これまでの道警シリーズ、五城廓ものをもっと深掘りして欲しい気がしますね。

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紙の本

紙の本新任刑事

2017/07/27 07:22

結末の意外性に驚き

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前半はよくありがちな警察モノの印象。正直なところ、たまらない小説を買ってしまったと半ば後悔した。ただ中盤からの展開はみごと。登場人物、とりわけメインのふたりの刑事の人物像が変わりすぎる点に違和感。作者特有の警察内部の詳細な説明もやや煩い。

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