take4さんのレビュー一覧
投稿者:take4
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紙の本真夜中の閃光
2018/06/03 13:42
もうひとひねり・・・
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500ページ超のユーモアミステリ。ボリュームの割には気楽に、というか何も考えずにページをめくれる作品。
突然、ラディの頭の中に何者かによって殺されたアランの意識が同居することになった。アランを殺したのは誰なのか? 奇妙なバディ物。
とても面白い設定だと思うが、犯人を追いかけていくプロセスにその面白い設定が
生かされていない感じがなんとももどかしい。
あとがきに続編の告知もあるが、ラディとアラン2人はどうなるのか?
紙の本知的生産の技術
2017/03/05 10:05
現代にも通じるメソッド
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知的生産=知識習得、勉強方法だけとは限らないが、
パソコンのない時代に先人がどのような工夫をして
「知的生産」の技術を高めていったのか、その過程を非常に興味深く読み進めることができた。
もっと早く自分が学生時代にこの本と出会っていたらもっと効率よく勉強出来たかもしれないと思いながら、自分の子供にすすめてみたいと思う。
紙の本巡査長真行寺弘道
2018/06/03 13:31
まるで映画を観るような
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作者の榎本憲男氏は映画監督、脚本家、映画プロデューサーとのことで、あちこちに
映像が浮かぶようなシーンが展開される。
主人公の真行寺は出世を拒み、単独行動を好む よくありがちなキャラクターだが
オーディオオタクってところは新鮮。
ただ随所にみられるオーディオに関するウンチクはいいが、ロックに関するものはちょっと閉口(53歳にしてニーナシモン、ジャニス・ジョプリン、ザ・バンド等々が好きな人間がオーディオオタクってのが?)。
ただ、ハッカーの黒木とコンビを組んで事件の真相を掴んでいくストーリーはスピーディで450ページ超を感じさせず読了した。
上司で年下のキャリア水野や舞台となる新宿署の刑事などサブキャラクターが
今までの警察小説でもよく見られるタイプで、真行寺、黒木に拮抗できる人物が
いればもっと面白い作品になったと感じた。
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