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TTTさんのレビュー一覧

投稿者:TTT

4 件中 1 件~ 4 件を表示

親切だけれど「賞味期限」は早い。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

よく上演される歌舞伎の演目がざっくり分かる旅行ガイドのような本。
図版も多く、季節ごとに分類されているため、観たい演目のイメージがしやすいです。
ただ正直言って歌舞伎はあらすじだけ追っていても、つまらないし、そもそも分からないので、なんとなく物足りない感じは否めません。
ちょっと残念なのがストーリーだけを取り上げて欲しいのに、役者の名前などを使って見所などを説明していること。
これでは襲名やご逝去等々により、書かれている内容が古くなり、情報源としての価値が下がってしまいます。
入門書としてはいいけれど、もうちょい踏み込みたい方にはイマイチかもしれません。

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データから勇気をもらえる良書

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

自分自身やり抜く力に乏しいので購入。
成功者のインタビューやエピソードを紹介するだけでなく、分析をしてデータを集め、同時に失敗した人やうまくいかなかった人の分析を行い、科学的に比較する姿勢が見て取れ、とてもメッセージを受け止めやすい書籍です。
著者が育ち盛りの子をもつ母親ということもあるからか、時々ビジネス書の類にみられるような「上から目線」ではなく、ともにGRITを伸ばしていこうと向かい合ってくれているように感じました。
読んでいて自分も変われると、勇気が湧いてくる良書です。
個人的にはもう少し実験の内容や研究結果の数字などを増やして、それの図化もまとめてくれたら会話のネタにも使いやすいのになー、と思っています。

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紙の本ゾンビ最強完全ガイド

2017/03/16 19:07

予想以上に深い!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

先輩が仕事で関わっているため興味を持ち購入しました。
書店ではサブカルチャーの棚に分類されており、最初はカルト映画やパルプ雑誌、ゲームなどのゾンビを紹介するくらいの冗談みたいな書籍かと思いましたが、内容は予想以上に深いです。
もちろんそういったいわゆる大衆文化に登場する「ゾンビ」を幅広く歴史的に取り上げて分析しながら本書の論考は進むわけですが、著者は作品、もしくは日常において表現される「ゾンビ」の概念に潜んでいる、近現代人が持つ異郷の文化・因習や資本主義社会における貧困層への無意識的な差別を掘り出してゆきます。
邦題やカバーに気を取られないように注意。確実に足をすくわれます。
原題は『Zombies A Cultural History』であり、一種の文化史研究として解約し、最終的な論考の矛先はゾンビ文化が日常に溢れる現代人の我々に向けられていると考えるのが良いでしょう。

僕自身はあまりゾンビが出てくる映画やゲームに触れないので引用されている作品について分からないことがしばしばありましたが、逆に知識不足のおかげで広すぎるこのテーマからぶれずに読むことができたのかなと思います。
もしかするとゾンビネタが大好きな方が読むと、消化不良や首を傾げてしまう点があるのかもしれません。

あと余談ですが、元の英語版の表紙は結構インパクトがありますのでご興味ありましたら是非御一見を。

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紙の本しんせかい

2017/03/07 20:25

ただただ、自然である

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主人公は比較的受け身のまま生き、それをいいとも悪いとも思ってはいないようだ。
ただ「ぼく」と「他者」がいて何か話したり感情をぶつけているけれど、そんな状況を「ぼく」はただみているだけ…。
「ぼく」のことであってもまるで2階の窓から見下ろしているだけのようにみえる。
そのため主人公の心理はなかなか読み解きにくいが、彼の周りにいる人たちの気持ちはなんだか分かる気がした。
自分だって彼のような人物がいたらきっと、面白いと笑ったり、イライラしたりしただろう。

読み終えて、これが自然ってものなんじゃないだろうか、と思った。
我々がスミトをみるように、あるいはスミトが我々をみるように、富良野に限らず自然に対しては、ただそういうものが、そういう風にできていると考えざるを得ないんじゃないだろうか。

表現に関して改めて文学の自由さと可能性を感じただけでなく、あるがままのヒト、を見せてくれた稀有な一冊である。

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