Momoさんのレビュー一覧
投稿者:Momo
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2018/07/31 16:56
ハイレベルな入門書
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移転価格税制に関する書籍は、難解だったり通り一遍の説明で物足りないという事が多い印象ですが、この本は”移転価格とは何か?”という基本的な部分から、独立企業間価格の算定方法、申告調整や文書化、調査の概要とその後の二重課税の調整まで、一連の実務的論点に触れられており、充実した内容になっています。
それでいて、一つ一つの説明が平易ではあるものの、措置法の条文を引用しながら、本質的理解を促す書きぶりとなっていて、ある程度知識がある方にとっても、改めて知識を整理するのに有意義な書籍だと思います。
紙の本リース会計実務の手引き 取引実務と法務・会計・税務 新形態のリースに対応
2018/08/10 09:27
リースの実務がよく分かる
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リースの会計処理をするにあたり、会計基準は分かってても、そもそもどんな取引や商慣習なのか分からない事が多く、実務対応に困っていたところで本書を読みました。
リース取引とはどんなものがあるのか?という部分から、会計処理そして税務処理まで分かりやすく説明されており、非常に参考になりました。
2018/08/09 08:53
貿易の事がよく分かりました
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大学で貿易論の勉強をしていたため、インコタームズやCIFなど貿易用語はなんとなくアタマに残っていましたが、会計方針の策定実務等において、これらの用語が出てきても、「聞いたことはあるけど、なんだっけ?・・・」ともどかしい思いをしていました。
貿易実務について簡単に復習できないか?と書店を探していた時に本書を見つけました。マンガなので読みやすく、スピーディーに知識の復習が出来たので、とても満足です。
2018/08/03 12:59
ジャーナリズムという切り口
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パナマ文書はタックスヘイブンを利用した国際的租税回避という文脈で語られる事が多い。しかし、それを明らかにしたのはジャーナリズムである。この著書は、パナマ文書のプロジェクトに携わった著者が、どのように世界一斉公開まで至ったのかが描かれている。
また、会社という枠を超え、各々が得意分野で協業する、コラボレーションジャーナリズムの可能性にも言及されていて興味深かった。
紙の本国際租税法 第3版
2018/07/31 17:50
本質的な理解を促す説明
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難解な国際税務について、何が問題となるのか?どのように考えるべきなのか?を法律や租税条約の条文を参照しながら解説している書籍です。
タイトルから、海外での税務をイメージしますが、想定しているのは日本企業が日本において関わるであろう国際課税の原則についてであり、所得税法、法人税法、租税特別措置法が対象です。
一見、非常に難解ですが、丁寧に読んでいくと、段階的に国際税務についての理解が深まっていきます。特に、私はこの書籍で国外源泉所得とは何か?という事を十分に理解する事が出来ました。この著書で学ぶ事は、国際税務の基本であり、実務に携わるにあたり必読の書だと思いました。
2018/07/31 16:44
学習する組織とは
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自身の問題意識から、タイトルに惹かれて手に取りました。「”学習する組織”は実際にどのような場面で役に立つのか」、「どのような考え方なのか」がストーリー仕立てで分かりやすく説明されており、とても分かりやすかったです。
また、著者は”学習する組織”を日本に普及されている第一人者で、マンガと並行して書かれている解説も充実しており、入門書といえども読み応えのある本でした。
2018/07/25 16:51
読みやすいがハイレベル
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学生と教授の対話という読みやすい構成で、あっという間に読めてしまう読みやすい本でした。読みやすい文体とは裏腹に、概念フレームワークを中心に会計基準の考え方の本質に切り込んでおり、大変勉強になりました。
2018/08/09 08:39
大学受験を思い出して
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大学受験中に通っていた代ゼミで授業を受けていた先生の著書を見つけて懐かしく、購入しました。この授業を受けて英作文が得意になり、志望校に合格する事が出来ましたが、その授業を思い出させるような内容で、あっという間に読んでしまいました。
英文法を基礎から学ぶことが出来ますが、何より実際に英作文しながらインプットできるので、「どのような場面で使うべきか?」がよく分かります。
英文法の復習をしたいと考えられている社会人の方にもおススメです。
2018/08/09 08:48
マスターファイル作成に役立ちました
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ほとんどの企業でマスターファイルの作成・提出が完了した現在であれば、本書はほとんど有用ではないかもしれないが、提出義務化の税制改正が行われた直後に出版されたのが本書でした。何を、どこまで、どのように記載すれば良いか分からず、五里霧中だった当時、知りえる情報をまとめ、これまでの実務経験から見解も含めてタイムリーに示してくれた本書に、我々実務担当者はとても助けられました。
紙の本法人税申告書作成ゼミナール 対話式 平成25年11月改訂
2018/07/31 17:56
実際に書きながら覚える
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法人税について学ぶにあたり、理論も重要ですが、実際に申告書を書きながら所得計算をやってみる事が、早い理解につながると思います。会社で申告書を作る事になり、手に取りましたが、それまでの「会計と税務ではこのように計算が異なるのか」という漠然とした理解から、「会計と税務で計算が異なるから、申告書でこうやって調整しているのか」という一歩進んだ理解になりました。
法人税の勉強を始める人には、ぜひ手に取って欲しい本です。
紙の本〈徹底解明〉タックスヘイブン グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態
2018/07/31 17:13
タックスヘイブンとは何か?
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「タックスヘイブンを、ヤシの木が風に揺れる南国だけをイメージしているのであれば、それは間違いである」という著者の問いかけから、データに基づく研究成果をもとに、タックスヘイブンの本質に迫る著書です。
本書を通じて、国際的租税回避行為と国際機関及び各国当局との闘いの歴史を辿ることで、OECDを中心としたBEPSプロジェクトに至る、国際課税の現状理解にも役立ちます。
2018/08/09 08:44
BEPS対応文書のパイオニア
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平成28年度税制改正でBEPSプロジェクトの最終報告を受けた移転価格文書作成が義務化されましたが、本書はいち早く概要と対応策についてまとめ出版されたものでした。前例の無い未知の領域に対する良い指針となってくれました。
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