Masaru_Fさんのレビュー一覧
投稿者：Masaru_F
紙の本
紙の本仕掛ける
2020/12/17 10:34
シリーズ第2弾も面白い
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二礼茜シリーズ第2弾。株式売買手法、勝ち続ける主役はいささか荒唐無稽ではあるものの、よく練られた書であることは間違いない。エンターテイメントとしては上質な仕上がりだと思う。
紙の本
紙の本三位一体の経営 経営者・従業員・株主がみなで豊かになる
2020/11/26 18:57
10のステップが良く整理されています
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本書でも紹介されているが、ごく一部の事例を除いて、日本企業はM&Aが下手。複利ではなく、額を追っているから。CEOに権限が集中されていない。普段からどの事業、会社をいくらで買えば、複利を維持できるのかを考えていない。買収価格が上がると意地でも欲しくなってしまう等様々な要因がある。
少ないながら成功している事例もある。その成功事例から導かれるエッセンスを10のステップにまとめてくれている。
一読に値する書。特に経営者とそのスタッフ。
電子書籍
電子書籍アンダークラス
2020/11/25 13:15
質が高い作品
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読み応えがありますね。特に後半部分の追い込み。現代日本社会の持つ根深い病巣を刑事もの、犯罪小説に組み込んでいる点が秀逸。犯人がもう少ししっかりしていればもっと作品に深みが出たかも。
電子書籍
電子書籍流浪の大地
2020/03/05 17:26
安定の出来
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お得意の新聞記者もの。ストーリー展開に奇抜さや意外性はないが、安心して読み進めることができる。息子たちの父に対する思いが泣かせる。
電子書籍
電子書籍安倍晋三の真実
2018/11/02 22:26
インサイダーの違う目線
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スピーチライターという究極のインサイダーが著者であり、その点を割り引いて読まねばと思いつつも、結構引き込まれる内容。特に米国議会での演説は、もっと国内で評価されてもよい内容だと思う。
電子書籍
2022/03/14 13:24
よく昔のことを覚えているなあ
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エディーさんは本当にラグビーが好きで、さらにラグビーを教えることが好きなんだと感じる本。数十年前の体験がまるで映像でも見たように再現できる記憶力は凄い。イングランド代表コーチが終わったら、また日本で若手を教える機会を持ってもらいたい。
電子書籍
電子書籍東京藝大美術学部 究極の思考
2022/03/14 13:21
期待を上回る
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タイトルだけで興味を持ち、手にとってみたが、期待を超える内容だった。どうしても勝ち負けや、体裁の良しあしに拘ってしまうビジネスの前線に、こういったアートの考え方は必要だと改めて感じた。お勧めできる本です。
電子書籍
電子書籍ピットフォール
2021/08/06 14:03
まさしく大都会にある堕とし穴
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筆者が一番書きたいと思っているハードボイルドもの。それもど真ん中ストライクの舞台（ニューヨーク）と役柄（探偵）。ここまでそろえてしまうと、駄作がゆるされないプレッシャーになるのではと心配したが、なかなかの出来。安定感の高い筆者ならでは。
電子書籍
2021/08/05 15:13
楽しめました
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数多久遠シリーズに近い感じですね。著者のことを調べていませんが、自衛隊関係者のような気がします。取材力と筆力は凄い。エンターテイメントとしてしっかり読める水準です。他の作品も読んでみようと思います。
電子書籍
電子書籍大連合
2021/07/08 15:47
久しぶりに高校野球が舞台
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安定感抜群のストーリーテリング。なぜの部分はやや突発的、ひねりすぎの感はあるものの、少子化の中ではありうべき舞台設定か。高校野球という、大人の思惑と少年の葛藤はまだまだ描くことたくさんあるように思うので、次なる物語を期待したい。
電子書籍
電子書籍寿司屋のかみさん サヨナラ大将
2021/07/08 15:43
商売家の生活がよく描けている
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同じように飲食業の家に生まれ、それを継ぐことを拒否した自分にとって、懐かしくも、少ししょっぱく感じるエッセイ。こんな女将さんがいないと商売は成り立たないのが現実。二代目に頑張ってほしい。
電子書籍
電子書籍警察庁から来た男
2021/06/15 17:18
得意の分野
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警察・北海道、明らかに著者にとっての得意のフィールド。普通に書いてもそれなりの点数にはなることが期待できる。本書も期待を裏切らないレベル。ラストはいつもより少し派手な演出になったような気がする。
紙の本
2021/06/15 17:14
面白い視点
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衰退してしまった企業と優良企業の違いは何なのか？誰しも疑問に感じている点を従来あまり指摘がなかった視座で分析し、数字的な裏付けも示してくれている。自分の社会人生活の経験値から考えてもかなりうなづけるポイントが多かった。行動経済学の本を少し読んでみようと思わせる端緒としては良書だと思う。
電子書籍
電子書籍取締役会の仕事
2021/06/08 16:52
以下、強く共感しました
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取締役会の一つの、そして重要な仕事は、CEOの選任と解任であることは論を待たない（と日本ではそう言い切れないかもしれません）ところです。その取締役会が機能していくためには、機能していない取締役を適切に排除していくこと、それは、ボードリーダー（新しい概念です）の役目であると。但し、機能していない取締役を排除するよりは、CEOの解任の方が容易であるとも書かれています。
（ジョブズ復帰前の）1990年代におけるアップル業績悪化はトップのリーダーシップが欠けていたせいではなく、適任ではないCEOを選んだ取締役会の責任であると。
紙の本
2021/06/08 16:50
歴史書になっている
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1996年に日銀総裁に就任した松下康雄氏から現在の黒田東彦氏に至るまでの25年間における金融史を、日銀総裁の目線、中央銀行の目線で書かれています。バブル崩壊後の長期株式相場の低迷、デフレ経済からの脱却という課題にいかに対応してきたのか。個人的には少し日銀、日銀総裁に対して厳しいコメントもあるように感じました。
前半部分は、「問題先送り体質」と「先送りできなくなった金融機関の苦闘」を振り返る歴史書として、課題先進国・日本から多くの示唆を得る書として読み進む価値があると思います。私はこの歴史の渦中にいましたが、「そういうこともあったな」とか、「そういう背景があったのか」など、自分なりに整理するのに役に立ちました。
