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uruudukiさんのレビュー一覧

投稿者:uruuduki

344 件中 31 件~ 45 件を表示

紙の本

本来身近であった山の神

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

山の神をどう捉えるかは、人によって違う。民間信仰に根付いていて、長い年月の中で、関わる人毎で変容したといってもいいくらいだからだ。だから、研究者によって考え方が変わるのは当然のことと考えている。
 ところで、この「山の神」の本であるが、これは2007年に発刊された吉野裕子全集の8巻に当たると思う。この8巻目の前半の半分弱が山の神に対する記述だ。後半は天照大御神などの話になるので、興味のある方にはぜひ読んでいただきたい。
 因みに、この全集を購入しているが、まだ全巻がそろっていない。まだ人文書院から出ているので、欲しいと思うところだ。

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電子書籍

電子書籍ピグマリオン

2020/05/27 00:56

理想の女性

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

何年振りか、またページを繰ってこんな風だったかと考えた。
 以前読んだのは、英語の勉強をしている時で、イギリス英語とアメリカ英語の使い分けが出来るNHKの講師が、コックニーの発音も実演をして見せて、興味をそそられたのがきっかけだった。その講師は、大変きれいなクィーンズイングリッシュを話す方で、あんな英語を話せたらいいだろうなと憧れた。
 だからだろう。この本を原作とした「マイ・フェア・レディー」の映画を観た時の感動は忘れない。オードリー・ヘップバーンのイライザは、わたしにとって理想のイライザになったのだ。
 ただ、この話の根底に、シェークスピアの頃と変わらない、愚かで劣る女性を「躾ける」のは男なのだといった空気を感じるのだけは、どうにも排除出来なかった。
 もとの、「ピグマリオン」がギリシャ神話の中の話で、理想の女性を女神に求めた男であるのを考えるなら、純粋に女性に愛情を注ぐ話の方が好ましいなと思うのは、文学よりも、情に流されているからか?

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電子書籍

意外と面白い

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

公式テキストの本を見て「面白い」というのは不謹慎かとも思うのだが……。しかも、神社検定でもあるし……。もっと言えば、今は検定を受ける気はないのだし……。
 だとしても、読み物として面白い。
 きっかけは、祝詞の次第書を過去に購入しているからだが、餅は餅屋である。
 つまり、神社を知りたかったら、先ず、おおもとの神社がどう定義付けしているかを知ればいい。
 神社どころか、日本書紀や古事記だけでも様々な本が出ているのだ。読み比べるのも面白いだろう。

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電子書籍

古き良き

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一つお尋ねを。
 江戸川乱歩はお好きですか?って、
 そんな雰囲気の話ですよね?
 古き良き時代、活気が有って不穏前夜といった時代。だからこそでしょうか。
 今だったら、もっとぎすぎすとした話になるんでしょうが――、「嘘解きレトリック」も、読んで穏やかな作品だなあと感想を持ったのですが、やはりこちらも、優しさの有る先品で、どんなにひっくり返されても、最後まで嫌な気分にならない良さが有ります。
 ミステリー、サスペンスには、ギトギト、ギラギラなんてのは結構普通に有りますから、都戸利津さんみたいに、日本茶を飲みながら読める話って必要です。
 うん、だとしたら、この作品の優しさは、時代だけではなく、都戸利津さんだからですね。

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電子書籍

アクが強いコミック

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

絵で見るから面白い話。
当然、現実には製薬会社の社長がこれじゃ困るし、ほぼ確実に「無い」し。万が一あったりなんかしたら、某週刊誌の恰好の餌食になる。なんだけど、へんに癖になる。テンポがいい。「佐藤さん」のSキャラがうける。かわいくて。ただ、酒癖の悪い女はコミックだけにしておきたい。
それに、ここまで自意識過剰な男は久しぶりに読んだ。「佐藤さん、やっちゃって」なんて応援したくなる。

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紙の本

家の中ばかりじゃないんだな

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「毒親」と言えば、子供を支配しようとする母親の構図がよく知られたところかと思えば、どうも、その延長というのか、指導者として問題のある人物に子供を任せてしまう親たちがいるとは……。
 子供たちに安息の地は無いのかと、問いたくなった。
 何年か前に、某大学で有った他校の選手への試合中における暴力行為も、背景にはここで書かれていたようなことが有ったのだろうか?と疑問を持った。
 そこで想像を逞しゅうしてしまうのは、日本人選手の、本番に弱いと言われることについてだ。
 日常的に、親からも、指導者からも不適切であったり暴力的であったりするプレッシャーを受け続けていた場合、過剰な緊張が、思い出したくない記憶となって意識下に鬱積している恐怖や嫌悪感を伴って、起きるのではないかとーー。
 もっとも基本的な、「人権」の尊重はどこに行ったのだろう?と感じた一冊だった。

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紙の本

話し方

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

国民性だろうか、初めから日本語で出版される本には「話し方の本」が多く、アメリカなどから出て翻訳される本には「交渉の本」が多いように思う。
 交渉術の本でも、論破することを目的とする本はあまりないようだが、さすがに、こういう言葉を使いなさい、といった記述は少ない。
 もっともこれは、これまでに読んだ本がそうだったというだけかもしれないが――。
 その点、この本は具体的に、こういった言葉を使うといい、といった記述が結構ある。
 今直ぐにでも、具体的な答えが欲しいという人には役立つだろうと思う。
 ただ、何事にも例外は有るので、ここで学んだら、実際に使った時にどうであったかフィードバックして、磨きをかけて頂くともっといいだろうと思います。

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電子書籍

生々しいなって感じ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

案外等身大で描いているんだろうなって、思うのだが、ちょっと上司は現実よりいい人に描いている?としても、社会経験が有る人の漫画は生々しい。現実にはもっとという点は有るにしても、女子高校生をただの「かわいい女子」に描いていないのがいい。むしろ「社会人になっている女子」のほうが苦労している分善人に見えてしまうあたりなんかもいいのだ。
 それと、絵が漫画的でないのが思いがけなかった。「テルマエ・ロマエ」も絵が美術のデッサンを見ているようで面白かったが、やはり個性が出ていて、美術漫画だなあと――。

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電子書籍

にわか主夫は苦労する?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読んでついほくそ笑んでしまう。毎日家事をする主婦は「家事にいちいち名前を付けるなんてしないなあ」なんてね、クスッ。
 慣れない仕事で、悪戦苦闘したんだろうな、なんて考えてしまう。そうかと思えば「こまめだねえ」とひとり言で突っ込みを入れてしまう。つくづく毎日の家事に敬服する。生活は文字通り「生きる活動」なんだなぁと。家事なしでは成り立たない。
 それだけに、毎日接している家族は当たり前だと思ってしまう。たいがい家事を担当するポジションに置かれる奥さんは、ストレスが溜まるだろうな――。
 そんな仕事の一つ一つに名前を付けるなんて、やっぱりコピーライターだな。付けられた名前もナイスだしね。
 ところでこの本、買ってキッチンのテーブルの上に置いておいたら、家事をしない夫は読むか、読まないか――。

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紙の本

紙の本デューン砂の惑星 新訳版 上

2021/08/24 14:48

映画化される――『砂の惑星』

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

フランク・ハーバートの『砂の惑星』が再び映画化され、公開されるそうだ。
 この映像化されたのを過去に観たが、主役がカイル・マクラクランのTV版だった。現在のような技術が無い頃の先品だったが、とても印象的な作品だった。
 その頃に相前後して、これが既に翻訳されて出ていることを知った。
 この新訳版はまだ読んではいないが、以前の版を早川SF文庫で全巻購入して読んだ。壮大なストーリー展開と、過酷な環境に惹きつけられ、時間を忘れて読みふけった。
 また映像化されると知って、新訳本が出ているのを発見した。
 読みたいという欲求が湧いた。
 何となく、ライトノベルを読むみたいなペースで読めそうだし――。
 ただ、一つ難点が有る。このシリーズを全部となると、かなり長大なのだ。他にも読みかけている本が何冊も有るのに一日は二十四時間で、寝る時間もいる。
 読まない口実にしたくはないが……。
 となると、速読でも、もう一度真剣に考えようか……。

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紙の本

化かし合い、化かされる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

多分、狐に興味を持った始まりは狐の化かし合いの昔話だった、だろうと思う。
 どんな話だったかはよく覚えていないが、二匹の化け狐が自分がどんなにすごいのか自慢をし合い、人間を化かして自慢比べをしたといった内容だったと思う。
 昔話は面白かった。
 今でも昔話は好きだ。
 そんな中でも、狐の話には単なる昔話というだけでなく、現在は実際の人間の暮らしとの関連でも興味が尽きない。
 神様の使いであったり、稲荷伸であったり、様々な人間との関わり合いであったり。
 そういった本を読んでいてこの本に遇った。だが、以前刊行された本は既に購入が出来なくなっていた。残念だなと諦めきれずにいた。
 それが復刊して、少し化かされたみたいな気もするが、嬉しくなった。
 笹間良彦氏はもうだいぶ前に亡くなられているので、この本はもう一度出るかどうかは「有ればなあ」くらいの希望に近かったのだ。
 しばらく狐の話に没頭できそうだ。

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紙の本

思い出される前例――。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

アレルギーを持っている人はこのワクチンに不安は無かっただろうか?
 周囲の人達の話に耳を傾けると、気になる話が聞こえてきていた。
「本当に大丈夫なんだろうか?」
 聞いていた私の脳裏に蘇ったのは、子宮頸がんワクチンの時の一連の「事件」だった。
 子宮頸がんワクチンの時の出来事を、敢えて「事件」としたのは、明らかに摂取後に苦しむ若い女性たちがいながら、ワクチンによる後遺症については「不明」として処理され、今も保証さえされないままになった人達がいるというのに、最近になって、また接種推進ともとれる報道がされているからだ。
 責任の有る検証はされないのだろうか?とずっと疑問が有ったのに、何だかうやむやにされている気がしている。
 同じ構図が今回のコロナワクチンにも有るように思う。
 接種有りきの構図で煽られている気がするのは私だけだろうか?
 接種後、然程経たずして効力の薄れるワクチンとは何なのだろうか?接種後具合が悪いという周囲の人達の様子に対する不安。それにもまして、接種後に社会に復帰も出来ない後遺症に悩まされる人、数日もしない内に亡くなられた健康だった人達。それに対する「不明」の診断。
 しっかり検証されているのかどうかわからない後遺症の数々。
 やりきれない思いで読んだ。
 願わくば、後遺症の厳然とした検証と治療と補償がなされんことを。
 今後のワクチン接種について、せめて押し切るような事態だけは無いように願いたい。

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電子書籍

電子書籍ダーウィン事変(1)

2023/03/10 15:40

人であることと人以外――

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人と、人の遺伝子に他の生物の遺伝子が入った生物との差異は、やはり人に混乱と恐怖とをもたらし、強い拒絶を生むのか?
 人間が退化し、猿が進化した世界を映画化した「猿の惑星」も衝撃的だったが、この「ダーウィン事変」も衝撃を受けた。
 通常は他種の間では交雑が起こらないとされるが、このチャーリーのケースは、現代の遺伝子操作の技術を考えると、有り得るのではと思わせる。
 だが、そうして生をうけたものは、利用されもすれば拒絶もされる。
 それだけに「普通に」生きることが叶わないチャーリーが、これからどう生きて行くのか、目が離せない。
 人の間でも、「普通に生きること」とはどういうことなのかという疑問がある。特殊な事情を抱えれば、それはもっと大きいだろう。
 ただのコミックというだけでない、興味深い話です。

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紙の本

有りそうであまり見かけない本

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歴史上の人物が、その時何歳だったか。
 大概はそれぞれの人物について、個々の年表を調べ、時に年齢の記載が無ければ計算をして突き合わせをする。面白くは有るけれど、手間がかかる。
 最近は、自分用に表を作って比較するのも、手描きをしない分楽にはなったが、さすがに1,200人となると――。しかも、過去から現代までの広範囲を入れようとすると、個人的な基準になるのでかなり偏るだろう。
 そんな手間と懸念を解消できるのがいい。
 足りない所は付け足せばいいのだ。
 それに、一件ごとの記載が短いおかげで、流し読みでも、全く違う時代の人物を並べて考えやすい。現代人との年齢比較をしてみるのも面白いだろう。

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電子書籍

電子書籍暦の科学

2023/02/18 16:26

「こよみ」を知る

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「暦」と改めて言われて、さあ読んでみようかという人はそう多くは無いかも知れないが、カレンダーを全く見ない人というのは少ないだろう。
 学校の時間割でさえ、基本は曜日を無視しては出来ていない。
 夜になれば月を眺めて様々を思い、ハロウィーンだの初詣だのと行事が巡ってくるのを待つ。
 日々、空を眺める時間も無いという人でも、今日は何日で何月でと、暦と縁を切れない。
 暦はそれだけ身近な存在なのだ。
 そんな暦の雑学を知るのに、この本はいいと思う。古い暦の研究書とは違い、教養として読むのに良いのだ。
 ところで、この本を電子書籍で購入して、表紙を観て「おや」だった。
 国立天文台計算室と有って、思わず「毎度ありがとうございます」だったのだ。
 月や太陽の高度や、日の出日没の時間などを調べるのに、お世話になっているからだ。
 しかも、この本は電子書籍でも拡大して読めるので、図の確認などをしやすいのがいい。

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