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  3. 大賀蓮さんのレビュー一覧

大賀蓮さんのレビュー一覧

投稿者:大賀蓮

44 件中 1 件~ 15 件を表示
無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記

無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記

2023/01/25 16:17

愛と死を見つめ直したい

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

亡くなるまでの約半年を綴った手記。90歳まで生きると何気無く思っていた日常に訪れた、えっ。はじめはどこか他人事から死に近づく怖さに気づき始める。日々の体調変化に振り回されながらも軽やかな文章に落とし込んでくれるのでこちらは安堵してしまう。決して他人事では無いと私自身に言い聞かせながら読み終えた。

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老人初心者の覚悟

老人初心者の覚悟

2023/06/26 15:11

老化を楽しむ

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人気エッセイ作家の自虐ネタを通して老化に対する心得を明るく示した秀作。彼女の後を辿る、彼女より少し若い世代にとってまさに金言散りばめられた老化初心者の指南書と言える。また読みやすくウィットに富んだ文章は集中力の無い私のようなものにもスイスイ読める。

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飛ぶ教室

飛ぶ教室

2023/02/17 04:46

育成

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ケストナーの飛ぶ教室を大人になり知ったのは何たる失態と感じさせる本。子供が大人になる前に読むべき本だろう。しかしドイツ人では無く日本人にも同様な背景で書かれた本はある。吉野源三郎の君たちはどう生きるか。両者に共通するのは両親以外の大人が子供に語りかける点ではなかろうか。学校の先生や親戚のおじさん、彼らの役割も見逃してはいけないとふたりは、ケストナーと吉野は密かに伝えていると思います。

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シンクロと自由

シンクロと自由

2023/02/08 20:44

経験知

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

老人介護現場のエピソードがまじめに、おかしく、切なく、淡々と綴られている。介護経験があるひとにはうんうんと頷けるし、無い人にも現場の雰囲気が容易に想像できるのではないか。認知症とまじめに向き合うと必ず遭遇するトラブルや戸惑い、現場から逃げ出したくなる経験が経験知として得られ、特に家庭で認知症親御さんの介護に疲れたひとにおすすめしたい。

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鎌倉殿の13人 前編

鎌倉殿の13人 前編

2022/07/12 19:25

謀略の応酬

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

鎌倉殿の13人は史実を淡々と描くドラマでは無く息詰まる謀略の応酬をこれでもかと視聴者に投げかけるドラマ。本書は放映は既に終了した第20回までのあらすじ集だがじゅうぶん楽しめる。

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ひみつのしつもん

2024/08/23 17:53

抱腹絶倒

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

確か単行本を読んだはずだが新作も追加されたと知り慌てて購入。期待通りの妄想力に書斎部屋でひとり大声で笑った。後書きで他の二冊が新作追加で文庫本化されたと知り来週末買いに行きます。

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「健康常識」という大噓

「健康常識」という大噓

2024/08/19 17:40

高齢者の助け

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著名精神科医の高齢者向けアドバイスが散りばめられた医療エッセイ。従来からある高齢者向けの健康に関する常識について著者の経験や独自の切り口で反論するという構造の本だ。平均寿命から健康寿命を差引いた時間(女性12年、男性9年)をどう過ごすかについて改めて考えさせられた。

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憲法とは何か

憲法とは何か

2024/08/19 12:53

憲法を読み直すきっかけ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

漠然としか知らなかった日本国憲法を読み直すきっかけを与えてくれる著書。素人には難しい内容だが比喩を交えてわかりやすく噛み砕いてくれるのでありがたい。憲法改正を安易に進めて良いかどうかをも我に考えさせてくれる。

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伊藤比呂美の歎異抄

伊藤比呂美の歎異抄

2024/07/26 17:50

エッセイと翻訳のミルフィーユ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中世仏門書の現代語訳と現代詩人のエッセイが交互に重なり、独特のハーモニーを醸し出すユニークな本だ。読者は読むにつれ時空を超えてゆく奇妙な感覚に陥るだろう。

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父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

2024/07/19 15:36

経済初心者の教科書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本は経済学者が彼の幼い娘に経済についてわかりやすく語り、その様子を読者が見ているような構造。もしくは読者がこの経済学者の娘の立場に立ってやさしいお父さんの語りを聴いているようにも感じられる。経済学者にありがちな数式を並べて、どうせ君たちには判らないだろうねと諦め気味に書かれたものとは全く異なる。ど素人の私にもわかりやすい言葉や引例(映画、小説)で経済について語るため、経済について少しは知れたような気にさせてくれ、さらに経済を知りたいと思わせてくれた。

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水中の哲学者たち

水中の哲学者たち

2024/07/12 05:45

自虐哲学

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

哲学を職業に選んだ人の自虐エッセイ。翻訳者で人気エッセイストの岸本佐知子(敬称略)を思い起こさせる名著だ。著者のエピソードにツッコミを入れながら読み進めると読者は意図せずに自然と哲学しているという仕組みになっている。「わからない」を肯定してくれるから悩める若者だけでなく学び直しを始めた前期高齢者にもおススメだ。

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最強に面白い睡眠

最強に面白い睡眠

2024/06/20 10:31

ぐっすり眠る

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

寝ることに少しでも関心があれば手に取るべき入門書。人間が寝て覚めるメカニズムがわかりやすく説明されている。ただし矛盾ともとれる部分も。例えば日本人の睡眠時間は7時間22分と諸外国人に比べ低いのが問題と指摘しておきながら、その一方で寿命と睡眠時間の関係から長生きするには7時間睡眠が良いと記載している。とはいえ、冬眠だけで無く夏眠もある、人間も冬眠できそれは医療に応用できる、といった最近の研究結果から得られた知識も与えてくれる。

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子どものための哲学対話

子どものための哲学対話

2024/06/17 16:19

結論を急がない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

子供と猫の対話によって哲学的課題に取り組む際の高いハードルを下げる効果を発揮した著書。哲学の入門書としてシニア世代も楽しめると感じた。子供に語りかける猫は吉野源三郎の君たちはどう生きるかに登場する親戚のおじさんとだぶって見える。

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三谷幸喜のありふれた生活 18 時の過ぎゆくままに

三谷幸喜のありふれた生活 18 時の過ぎゆくままに

2024/05/26 19:29

映像に出来ないミステリー

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なるほど、膝を叩いて合点がいった。彼にはいつも驚かされる。本書巻末のミステリーのあとがきにこのミステリーの狙いが書かれてある。私は彼の文章が好きなのはそのテンポの奇抜さで三拍子が四拍子にときどき混じるビートルズの音楽に似ているから。連載は読まないが年に一度のこの単行本を楽しみにしている。

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舟を編む

舟を編む

2024/04/25 17:27

言葉の見直し

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

言葉が国家によって統制されていた時代でも辞書出版は規制されなかったのか。昨今の言葉の誤用や乱用に苦言するのは言葉の統制の始まりか。若者に実用化された言葉を拾い集める用語採集は、子供らが昆虫を一心不乱に追い回す昆虫採集を思わせる。この本で辞書づくりに関心が湧くと同時に読書の傍に辞書を置く習慣をよみがえらせたのは著者の思う壺か。

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