ぴーちゃんさんのレビュー一覧
投稿者:ぴーちゃん
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紙の本ギフト
2023/01/15 17:24
ギフト
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短編集であるため、眠る前に1つずつお話を読むという形で楽しみました。1日の終わりに読むとほっこりした気持ちになれるのでおすすめです。温かく何度も読み返したくなる短編集です。
また、1つのお話自体はとても短いので読書が好きでない方でも読みやすいのではないかと思います。タイトルの通り大切な人へのギフトとして贈るのにもとっておきの1冊だと感じました。
紙の本はつ恋
2023/01/15 13:58
穏やかな恋愛
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平凡だけれど温かい、そんな田舎での暮らし、恋愛といったとにかく穏やかな作品でした。
村山由佳さんの作品の割には落ち着いているなという印象を受けました。(花酔ひやミルク・アンド・ハニーと比べて)
そのため、小説に非日常を求める方や波瀾万丈な恋愛、刺激を求める方には少し物足りないかもしれません。
穏やかで人々の優しさを感じたいという人におすすめしたいです。また、関西弁が好みの女性の方にもトキヲという登場人物の関西弁が刺さると思うのでおすすめです。
紙の本あなたの愛人の名前は
2023/01/15 13:49
浮気は本当に悪なのか
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タイトルからもわかるようにこの作品の登場人物は少なからず浮気をしていると言える者が多いです。
一般的な常識から言えば浮気は恋人に失礼であり、人としていけない行為だとも言えるでしょう。
しかし、この作品では本当に浮気はいけないのかと考えさせられてしまいました。心の拠り所がいくつかあっても構わないのではないのかと。
全6篇の作品が収録されておりますが、個人的にはどのお話も感情移入しやすく読みやすかったです。
2023/01/15 13:34
食事と恋愛を楽しめる欲張り小説
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主人公の恋人である男性が放つ大人の余裕に惹かれました。
恋愛小説好きな方にはもちろん、食べることが好きな人も楽しめるのではないかと思います。
文章だけで脳に映像が浮かぶような美味しそうな食事が度々登場し、さすが島本理生さんだなと感じると共にとても楽しませて頂きました。
重めのテーマを扱う作品なのですが、それを感じさせないような爽やかさ、温かさもこの小説が持つ不思議な魅力だと感じます。
私自身何度も読み返しておりますが、読了後には毎回自分らしく自分がこうありたいと思う人生を選ぼうと前向きにならせてくれる1冊です。
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