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キックさんのレビュー一覧

投稿者:キック

373 件中 1 件~ 15 件を表示

家が好きな人 (RuelleCOMICS)

2023/02/26 16:29

一人暮らしの5人の女性の「おうち時間」を描いた作品

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

一人暮らしの5人の女性の「おうち時間」を描いた作品。休日はずっと過ごしたくなりそうな部屋ばかり。食が充実しているササさん宅、炬燵があって、押入れをベッド代わりにしているカエさん宅、映画好きで姉妹仲良し、窓から春には満開の桜が見えるナナコさん宅、書斎が充実して本に囲まれた作家のミドリさん宅、今から始まる一人暮らしのワクワク感が伝わるアキラさん宅。そして、それぞれのラストには部屋の間取りが。何だか羨ましくて、癒される作品でした。私は炬燵生活のカエさん宅か書斎のあるミドリさん宅が良いかなぁ。

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エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

2023/05/17 16:34

京都好きの方にはお勧めの一冊です

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「イケズ」を円滑な世渡りの手段として、掘り下げた本です。今まで読んだ京都人による「イケズ」解説本とは一味違い、実用的なヒントを示唆した内容で、とても面白く、京都好きの方にはお勧めの一冊です。特にクイズ形式の2章とレッスン形式の3章は、このエッセイの中では白眉の章です。「ピアノ上手どすなぁ」「お代わりいかが?」「アホやから、分からへん」「みんな言うてはる」。そしてキラーフレーズは「おもしろい」「元気」「しばらくお休みします」。最恐フレーズは「かなわんわあ」「けったいな」、これらを言われたら出禁レベルとの由。

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国民の違和感は9割正しい

2024/04/09 18:18

「違和感」を覚えるセンスを磨こう

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近のトピックス(能登半島地震、NTT民営化、ウクライナ紛争、中東情勢等々)を題材に、物事を深読みするノウハウを指南。とにかくタイムリーな題材ばかりでとても参考になりました。例えば「災害や芸能ニュース等でニュースが一色になった時は、違和感を持つ」「国民や野党議員にチェックされたくない法案ほど、スピーディに成立」「ニュースから個人を取り除くと先入観が外れる」。そして最も大事なのは「違和感」を覚えるセンスと違和感の根源を探る探究心でしょうか。情報をつい鵜呑みにしてしまう私には難しいかもしれません。

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すべては導かれている 逆境を越え、人生を拓く五つの覚悟

2023/07/23 19:54

人生についての「気付き」を与えてくれる内容

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

逆境を乗り越えるための心のありようを説き、予知や予感といった不思議な出来事がなぜ起きるのかも考察。「気付き」を与えてくれる内容でした。「すべては導かれている」そして「幸運に見える出来事も不運に見える出来事も、良き人生を送らせるための大いなる何かの導き」と考え、「人生で起こること、すべて深い意味があり」、「人生をすべて肯定する」。こうした覚悟が定まれば、自ずと人生は開けるというものでした。一方で、予知や予感に関して「我々の生きている世界には、人間の理解を超えた何かがある」とのこと。全く同感です。

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息が詰まるようなこの場所で

2023/03/11 09:15

カバー裏にもお楽しみがあります

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

タワマンに住む二家族を中心に、仕事や子育てに葛藤する家族の有り様を描いたタワマン人間模様。上層階と下層階の住人の生活レベルが違うというタワマンの特異性を活かし、他人との比較から自由になれない現代人の心理を巧みに活写。加えて、郊外暮らしや田舎暮らしにも言及し、多層的に現代日本人の生活風景が理解できます。そして幸せとは何かを自問自答するでしょう。個人的には、銀行の日常が描かれている第二章は興味深かったです。なおカバー裏にもお楽しみがありますので、忘れずに・・・。

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過ぎる十七の春

2023/02/26 16:18

30年前に書かれた傑作

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

代々、17歳になると、長男が親を殺した上で自殺するという菅田家。血塗られた惨事が、繰り返されるのか。それとも惨事を防ぐ手立てはあるのか。解明していく間にも、ヒタヒタと迫ってくる魔の手・・・。解説によると、怪異の原因を一族の過去に遡って解明するゴシックロマンス、様々な手掛かりから怪異の仕組みが徐々に明らかになる本格ミステリー、圧倒的な無慈悲な存在が命を奪っていくホラー。この3つの要素を堪能できる極上の作品とのこと。そして、この小説は30年前に書かれたものと知り、びっくりしました。とにかく面白かったです。

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宮部みゆきの「火車」や松本清張の「砂の器」を想起するテーマに引き込まれました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

始まりは「行旅死亡人データベース」サイトの所持金ランキングに記載された「34,821,350円」という女性の死亡記事。「沖宗」という印鑑、星形マークのペンダント、ぬいぐるみの「たんくん」、30枚の写真等のわずかな遺留品を頼りに、この謎の女性「田中千津子」さんの正体を追うノンフィクション。宮部みゆきの「火車」や松本清張の「砂の器」を想起するテーマに引き込まれ一気読み。終盤の偶然が偶然を呼ぶ展開に「事実は小説よりも奇なり」の言葉が浮かびました。千津子さんの人生の断片に触れることができ、とてを面白かったです。

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一芸として確立

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

怪談で涼をとるのも夏の楽しみの一つ。ということで、初めて「稲川怪談」の世界を体験しました。怖い記憶、恐い噂、怖い場所、怖い噺の4章で構成。独特の語り口調で、実話怪談風に仕立て上げられていて、飽きさせず面白く読了。ここまでくると稲川さんは、一つの芸として確立していると実感しました。

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枕草子REMIX

2024/05/25 19:21

酒井氏と清少納言との対談企画は秀逸の出来でした

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大河が期待以上に面白く、長らく積読状態だった本書を手に取った次第。余りにも有名な冒頭の文章により、「自然」を愛でるエッセイかと思いきや、全く違い、様々な人の営みを独特の感性で論評したものでした。酒井さんの言葉を借りると、「女子校において自然発生しがちな女子高生生態ルポと同種の極私的回覧雑誌」のようなものとのこと。つまり、中宮定子に使える女房たちの話のタネとして提供されたものという感じでしょうか。とにかく、大胆な意訳や「原文を読んでみよう!」コーナーに加え、酒井氏と清少納言との対談企画は秀逸の出来でした。

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中央線怪談

2024/02/12 16:49

中央線主要駅周辺で起きる怪異譚や都市伝説を収集したもの

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

夏は怪談。中央線主要駅周辺で起きる怪異譚や都市伝説を収集したもの。「首無し女」や「赤い女」など、複数の駅に跨って発生している怪異を追っていく話が、特に印象的でした。またコラムでは、将門伝説や古典怪談(お菊さんやお岩さん)を考察していて面白かったです。ところで、あの荒俣宏氏が「お化けをずっと見たいと思っているのに、まだ一度も見たことがない」と他書で発言していましたが、私も同じです。

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月刊 京都 2024年 02月号 [雑誌]

2024/01/14 12:56

茂庵の再開は嬉しいニュースです

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

喫茶店特集。27軒のレトロな喫茶店を紹介。私が行ったことのある店はスマート珈琲店、喫茶ソワレ、長楽館、イノダコーヒ店本店、ZEN CAFEの5軒だけですが、京都旅行での参考になりました。特に茂庵の再開は嬉しいニュースです。「京都のふしぎの玉手箱(第56回)」は京都府立植物園。原生林や鎌倉時代創建の神社もあるとは驚きです。「寺社探訪」は「常照寺」。「京都ニュース(11月分)」では、霊明神社に坂本龍馬銅像建立と大垣書店の麻布台ヒルズ出店の記事に注目。「歩いて発見!」は三十三間堂界隈。

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散歩の達人街がわかる東京散歩地図

2023/12/10 00:12

商店街のイラストマップが秀逸

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

東京主要散歩エリアの1時間半程度の39コースを、地図と注目スポットを中心に紹介。中でも、13のエリア内にある商店街(上野アメ横、谷中銀座、甘酒横丁、浅草仲見世、帝釈天参道、巣鴨地蔵通り、品川宿等)のイラストマップが秀逸。今まで読んだ東京ガイド本の中でも、個人的には上位に位置する散歩ガイドです。

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ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

2023/12/09 21:35

ハズレなしを証明する秀作

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

兄が何者かに殺され、兄の娘とタッグを組み、犯人に迫っていくマジシャンの推理ミステリー。ネタバレになりますので、あまり書けませんが、殺害現場に残されたヒントを手掛かりにした緻密な展開は、東野先生の真骨頂。ハズレなしを証明する秀作でした。シリーズ化とドラマ化を期待します。

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月刊 京都 2023年 09月号 [雑誌]

2023/09/09 19:04

京都移住に憧れます

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

特集は和菓子。29軒の和菓子店に加え、京菓子の歴史や成り立ち(京菓子文化)を紹介。中でも粟餅所・澤屋の「粟餅」、葵家やきもち総本舗の「やきもち」、加茂みたらし茶屋の「みたらし団子」を食べたいと思いました。「京都のふしぎの玉手箱(第51回)」は宮沢賢治の京都紀行。「寺社探訪」はまだ行ったことがない「蓮華寺」。「歩いて発見」は広沢池と大覚寺、清涼寺へ。「京都ニュース(6月分)」では、保津川下りが7月17日から再開との記事に注目。また本の紹介では「プチ移住」に注目。京都移住には憧れますが、中々難しいかなぁ。

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コンビニオーナーぎりぎり日記 昨夜10時からワンオペ勤務、夫が来たら交替します

2023/08/31 20:00

まさに「生かさず、殺さず」です

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

お仕事エッセイシリーズ、コンビニオーナー編。本の出版が夢だったと言うだけあって、とても読みやすい文章で、あっという間に読了。内容は過酷なコンビニ経営の実態を冷静な目でリポート。年中無休、万引き、ゴミ問題、トイレ、バイト問題、変なお客、ライバル店の乱立、SVからの不条理な監視、様々なカスタマーハラスメント、毎日が目が回るような経営環境に追い打ちをかけるように阿漕過ぎる本部ロイヤリティー。「借金して始めて、借金返して終わり」まさに「生かさず、殺さず」です。

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