うさぎのみみさんのレビュー一覧
投稿者:うさぎのみみ
紙の本欠落
2023/11/19 15:13
ネタバレあります!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ネタバレあり。主人公の宇田川の同期の女性刑事大石、立てこもり事件の身代わりとなりそのまま犯人に連れ去られて行方不明になります。前回の蘇我同様、同期が行方不明となり捜査中も心ここにあらずな宇田川、それを窘める癖のある所轄の嫌味な先輩刑事。実はそこに国家や公安が絡んでいて事件は複雑に…というあらすじですが。表も裏も警察に囲まれていたのにさっさと逃げれる立てこもり?と疑問に思いますが、まあそこはお話の都合上そうでないといけなかったようで。裏では某国の情報局が絡んできて、凄腕の暗殺者まで解き放たれる状態に。最後に旅館での立ち回りとなりますが刑事六人と公安と暗殺者三人で誰も死なずケガもせずでちょっと拍子抜けでした。誰も死なない傷付かないから安心して読めるのかな。
紙の本猫のおふくちゃん 1
2023/11/19 14:53
もうちょっと厚みがあれば
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
フェリシモで連載されていたweb漫画です。和菓子屋のおばあちゃんの元にやってきた猫のおふくちゃんと町の人達とのほのぼのとした交流を描いてあります。和菓子は美味しそうだしおふくちゃんは食いしん坊で可愛いです。ただ、右ページに二つ四コマがあり、左ページは説明やイラストだけなのがずーっと続くので内容が薄いように感じてしまいます。両頁四コマだと一冊にならなかったのかもしれませんが、そこがちょっと残念。
紙の本隠蔽捜査
2023/11/07 17:04
ネタバレあり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
先に「同期」シリーズを読んで「隠蔽捜査シリーズの方が面白い」と感想を見たのでこちらも読んでみました。
東大出、法律、警察官、正義、ルール、という枠から絶対に出ることのない主人公。ある事件をきっかけに公私ともに窮地に立たされ、その枠組みから出なければならないかもしれない…というお話でした。人間的魅力は半分くらいまで読まないとあまり感じません。むしろ同期で幼馴染の捜査一課の刑事の方が魅力的に感じます。結局、すべてさらけ出して正直に不正を隠蔽しないということが彼の人生の全てであり、そこがなんだか面白いようなつまらないような…不思議な感じでした。
紙の本変幻
2023/11/19 15:54
ネタバレしてます
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
同期は三部作のようで続けて読みました。前回登場した女性刑事大石が潜入捜査に入り姿をくらませます。殺人事件に関与しているようで被疑者となりました。私は読んでいないのですが別作品の刑事たちが出ているようで、そちらのシリーズファンには嬉しい展開になっているのでは(私は読んでいないため「なんでこの刑事こんな行動するんだろう?」と分からない部分もありました)蘇我は前回同様今回も登場していて、ここまで来ると蘇我の「表向きは警察をやめた公安の隠密捜査官」というレア感が薄まってきた感じです。前回は蘇我をあまり出さず大石だけに焦点を当てて今回蘇我を出して大団円の方がよかったかな~。個人的に第一作目が何もわからない状態なので一番面白かったと思います。
紙の本果断
2023/11/09 17:10
ネタバレあります
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
ネタバレ
前回の事件で降格処分となった竜崎が署長とし赴任先で大きな強盗事件の処理に巻き込まれます。強盗事件だと思っていたらその先には実は立てこもり事件もあり、そして家族の病気も絡んできて前回のように公私ともに追い詰められます。
事件にはSIT、SAT、本庁、マスコミが絡み、警察の縦社会と横の繋がりの脆さが見て取れます。機密事項がマスコミにすっぱ抜かれ、責任の所在を誰に押し付けるかのやりあいなどもあり現場はたまったものではないなという感じです。
ただ竜崎さんの人間性は前回同様あまり好きになれるまま終わりました。シリーズが続いているのでそのうち人間味あるところが見れるのかもしれませんね。