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甘いっ子さんのレビュー一覧

投稿者:甘いっ子

5 件中 1 件~ 5 件を表示
リリアンと燃える双子の終わらない夏

リリアンと燃える双子の終わらない夏

2023/07/13 17:23

図書館で借りて、そのあと買い直した

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「表紙かわいいな」「燃える双子ってどういうこと?」と思いながら図書館で借りて、本を開いたら小さめの文字びっしりでちょっと後悔したが、読み始めたら止まらなくなった。図書館で借りた本の中ではNo. 1の面白さだった。

リリアンのサバサバした性格も好きだし、双子たちの愛おしいこと。作中に出てくる固有名詞も最高で「ウータンクラン」って一般的な日本人分かんないだろwと思って爆笑したし、カールの堅物や食えない侍女メアリーも笑えるし、登場人物はみんなクセ強で、世の中の嫌な面や皆んなが実は抱えてる問題の描写とか、全体を通して大変私好みな話だった。
まるで映画を観ているような面白さ……と思ったらやっぱり映画化の話来てるみたいで納得。

あまりに気に入ったので、わざわざ買い直した。こういう出会いがあるから読書は最高ですね。

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グレイス・イヤー 少女たちの聖域

グレイス・イヤー 少女たちの聖域

2023/08/18 18:40

目を逸らしたいけど逸らせない女子的ディストピア小説

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

未成年女子たちのそりゃあもう過酷どころじゃないディストピア・ストーリーです。文字でも痛い、辛い(笑)。けどエンタテインメントとして素晴らしい読み応え…いやもう映画一本見終わったくらいの満足感があるストーリーで、でもやっぱり女の私が読むとめちゃくちゃ辛い内容。辛い、嫌だ、でも読むのを止められない傑作です。

ただこれ、酷いディストピアと言ったけど、今の日本でも似たようなことって山ほどあるよな…って女性が読んだら皆思ってるんじゃないか??とも感じる。主人公周りの女子たち、村の男や成人女性の行動・心理にはほとんど既視感(女子的カーストやイジメに至る経緯とか女の敵は女とか性的被害はそう思わせた女が悪いとされる傾向とか女が子を産むことはまだ義務に近い柵があるとかとか…)があるし、そんなに実世と掛け離れた話でもないなと。

過酷な中でも主人公が颯爽と駆け抜ける姿はまさに一矢の光、個人的には帯でウテナの幾原監督が推してるきっかけで買ったのだけど、確かに読後感がウテナのそれに通じるものがあるかも。いわゆる女子から女性へと変貌する過渡期の、見てはいけないような滲み出る艶かしさって薔薇の花嫁アンシーのそのものだし。

映画化するなら主人公は、やっぱり若かりし頃のナタリー・ポートマンがいいかな…とか、古いけど「17歳のカルテ」当時のウィノナ・ライダーをおさげにするか…とか思ってたんだけど、この作品もやっぱり映画化決定してるんだそうで。しかしあの熾烈残酷なディストピアを映像化してもマトモに見てられる人そうそう居ないんじゃ…(;_;)

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アーモンド

2023/07/04 19:03

若さ…

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ソン・ウォンピョン氏の作品は「三十の反撃」を先に読んでおり二冊目。言葉選びが巧い、心情描写が巧い、情景描写が巧い…と解説にあるように映画関係者だからなのか、同年代だからこちらが理解しやすいのか、とにかく今「市井のとある人々」のストーリーを書かせたらピカイチの作家なのでは?まるでドラマを見ているようで読み進めやすさは抜群で、個人的にチョアな作家さんになりつつある。
異論はあろうが、個人的には若い頃読んだ金城一紀「GO」を思い出すような読後感があったかも。似てるとかじゃないです読後感が(略)

あと本当に個人的な蛇足で、読み進めていて文中に初めて「アーモンド(扁桃体)」の話が出てきた瞬間にイヤフォンからAgust Dの「AMYGDALA」が流れてきたのにはちょっとビックリした。

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すみっコぐらし大図鑑 すみっコぐらし検定公式ガイドブック 改訂版

すみっコぐらし大図鑑 すみっコぐらし検定公式ガイドブック 改訂版

2023/07/04 18:29

「テーマ」というイラストのビハインドがあると初めて知った

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

業務上必要に駆られての購入でしたが、読む前は漠然と「子どもが好きなキャラクター商品」くらいの認識だったのが、ぱらぱらと目を通していたら「テーマ」と呼ばれる一枚絵にストーリーや世界観が設定されていると知り、なかなか面白かった。
検定に関しては私は受ける気がないので(笑)、検定本としての評価は控えます。

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シャーリー・クラブ

シャーリー・クラブ

2023/09/05 23:07

豪州網羅のおばあちゃんネットワーク強すぎやろ(いいな…)

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

シャーリーという名前は古めかしい、というのはこの本で初めて知った。日本人で言うところのなんだろう…芳江とかそんな感じなのかな?
とにかくその「シャーリー」という同じ名のおばあちゃんグループにワーホリ中の若者が混ざって、挫折とか恋とかそんなのをオーストラリアの空気感のなか経験していく。。みたいな青春小説だった。キーアイテムがカセットテープなのでセクションも再生や一時停止マークがポイントに入ってて、おしゃれな構成。韓国は文学界もおしゃれなんだなあ…

ところどころに軽く人種差別的な扱いを受けるシーンとかがあるけど、私自信は海外で同じことがあっても果たして言い返すほど嫌だと感じるんだろうか?と能天気な事を考えたりもした。私を含めて日本人は「国」とかに関してはボサっとしてる人が多いからな…(偏見)
個人的には肌感で「日本人より韓国人の方が若い頃から確固たるアイデンティティを保持してる」と感じるけど、韓国文化に触れるにつけ、その理由は個人〜家族〜国単位で儒教精神が根付いてるからなのかなぁと思えてならない。だから必要以上に自分も他者も卑下したりしないし堂々としてるんだろうな。日本人だけどそうありたいな。

話は逸れましたが、若干青春小説寄りだけども近年のスタイリッシュな韓国文学を感じられる良作だったです。

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