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ほーくさんのレビュー一覧

投稿者:ほーく

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紙の本

紙の本忘却の船に流れは光

2004/10/06 20:31

彼からアレを取り上げるのは不可能だ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

 関西、いや天下随一の駄洒落SF作家・田中啓文が時々見せるその筆力はある種の麻薬のようだ。一度体験したその衝撃は脳内にこびりつき、その余韻からは容易に
抜け出せない。しかも、それは禁断症状を伴うのだから大変だ。
 本書もいたるところに掛け言葉、というより思いついたネタを無理やり使い切った言葉(それを駄洒落というのかどうかさえ悩ましい)、びろうな単語が溢れ返っている。それ故に生理的嫌悪感より読者を限定してしまっている。
 だがしかし! そんなことはどうでもいい(いや、それだから彼らしいのか)、今回の作品の描く世界観はひさびさにスケールがでかい。世界創造から現在の社会秩序まで、その描写はともかく一貫しており、読者の脳裏には世界が構築される。そしてダイナミックな物語の展開は一気にクライマックスまで続く。
 オチはまあ、著者の悪いくせというか魅力というか…。

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