Masatoさんのレビュー一覧
投稿者:Masato
紙の本マイ・ゴール これだっ!という「自分の目標」を見つける本
2002/07/06 20:35
目標設定の重要性がわかりました
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概ね偉業を達成する人というのは長期に渡る「目標」を設定しているケースがあるようです。しかし、その目標も本人にとって本当にやりたい事かと考えるとその日その日の感情などでぶれてしまう事もあるのではないかと思います。
目標を立てることの重要性は多くの本に書かれていますが、その目標を立てるべくどうしたら良いかと言うことについて書かれています。
ただし簡単に目標が見つかるということではなくて、あくまでその方法について書かれているだけですので安易に目標が見つかるかというと残念ですがそうではありません。やはり長期にわたりモチベーションが続くだけの「本当の目標」ですからそれなりに時間をかけて見つけ出す必要があるようです。
個人としては安易な目標では長続きしないというごく当然の事について改めて理解させてくれて、さらにマイ・ゴールを考えるにあたっての方法が書かれていたと言う点で有益ではありました。
2002/04/16 00:24
彼女に女性下着の原価を教えてあげたらびっくり!!
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普段あたり前のように購入している「モノ」の値段は一体どう言う根拠なんだろう。デフレの時代に価格がどんどん下がるものがある一方で、少しも値段が変らないものもある。
では、いったいこの商品はどれくらいの原価なんだろう、という視点で様々なものの原価やその収益方法を書きとめた1冊です。
100円ショップの安さの秘密からはじまりビニール傘、接続料金0円のプロバイダや同じ味なのに缶のサイズが異なっても同じ値段のジュース、駅売りと宅配での新聞料金の値段の謎など日常生活において冷静に考えて? と思う商品の原価を公開した本です。
単純にその値段の原価が解ってよかった、というだけにとどまらず、一見赤字に見えるそのビジネスがどうして成り立つのかというような所まで書かれていますので、今まで知らなかったような事がたくさん解るかもしれません。
偶然にも先日彼女との話題で女性下着の値段の話になり、その価格のカラクリを教えてあげたところ「なるほどっっ!」と感心していました。
雑学本としても楽しめますし、ビジネスのカラクリという意味でも勉強になる1冊でした。
紙の本めざせ!CEO 最高経営責任者 ビジネストップになる「自己実現」のカギ74
2002/04/08 23:30
社内昇進CEO向けです
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まず、気をつけるべきはいわゆる「企業家」のための本ではないと言う事である。内容は実践的かつ習慣として身につけると良いであろう参考書という感じであるが上司、部下との関わり方などアプローチが社内で成功してCEOに抜擢されるという目標を持つ方に対する本であると思います。
個人的な感想としては「なるほど、そういう時間の使い方や接し方があるのかー」という意味で楽しく読める本ではあるが、決して直接的にCEOになれるためのノウハウが満載という本ではないと思う。もう少し言ってしまえば、今までの自分の社会人経験で得てきたエッセンスをさらに充実させるためのようなビジネスライフポイント集とでも言うべきであろうか。その要素は多分にあると思う。
74つのカギのほとんどが見開き2ページで終わるものなので最初の一読はお気に入りのページを折っておくなどして、また忘れた頃にチラッと見て良いと思うものを吸収していくというような読み方ができるのではないかと思う。
2002/04/08 23:20
業界の仕組みも広告の仕組みも過不足なく
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インターネット広告に関する情報はもちろん、携帯広告、そして現在の業界の仕組み慣習まで過不足なく書かれています。
ようやく時系列で歴史をたどれるようになってきた業界ですので、数年前にさかのぼり昔のインターネット広告からクリック保証、アフィリエイト、携帯広告、メディアミックスなどなど今までに取られてきた手法なども含め解りやすく書かれています。現場で体験している業界の方も、こうしてきちんと体系的にまとめられるとありがたい一冊なのではないかと思います。
大げさな表現に聞こえるかもしれませんが、歴史(と言ってもまだ数年ですが)を知る事は予期せぬ未来を知ることにもつながります。今までのインターネット広告の成功と失敗を見ることは、これから新しいテクノロジーを持った様々なインターネット広告を評価する事につながるのではないかと言う点で、また激動の歴史をたどるという意味でも興味深い1冊なのではないかと思います。
紙の本プロフェッショナル時間術
2002/05/29 04:37
時間管理入門編かと
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時間管理に関する本はかなりの数が出版されていると思います。
私も人の時間管理術から自分に利用できるものを取り入れています。
いくつかの時間管理術を読んできた私としては、この本は時間管理術入門編という感じを抱きました。
と、いうのも特別新しい事が書いてあって画期的とは感じなかったからです。対象としては新社会人が土日を含めた時間管理法として読まれるのがよいのではないかと思います。
また、著者は比較的サラリーマンの時間帯で恵まれた環境にある様で、実際多くの方が環境下に置かれる長時間の残業などでの時間管理法についてはほとんどなく、定時に帰りましょうというような書き方には共感を抱けませんでした。
2002/04/13 10:15
ストーリー性はあると思いますが
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そのタイトルの通りトラックのない運送会社とはどう言ったものかを知りたく本書を購入しました。本のシリーズの通り「非常識経営」の1つだと思いますので、その仕組みを知りたいと思っていましたが、全体的には西原氏の今までの経緯というか人生を語った本という印象を受けました。
もう少し物流というものに対して深く突っ込んだ内容を期待していたので、やや期待外れというのが正直なところです。しかし、社会慣習にとらわれず新しいものを模索し作り上げていくという本書のストーリーについては、チャレンジ精神を掻き立てられるという意味では良書と言えるかと思います。
紙の本会社をマスコミに売り込む法 中小・ベンチャー企業のための広報実践指南
2002/08/21 15:55
理解しておきたい「広告」と「広報」の違い
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良い商品は放って置いても良く売れる。
もちろんある程度はそうです。
しかし、良いものをより多くの人にとなるとやはり何かしらの手段を講じて商品を知ってもらう必要があります。
その場合一般的には「広告」を用いると考えがちですが、本書は「広告」ではなく「広報」に対してフォーカスし告知する手法をかいています。
内容はさすがという感じのものでした。
特に今まで広報というものについてあまり勉強した事がなかった経営者の方やこだわりのある良い商品をもっと皆さんに知って頂きたい、と思うような商品を持つ方に効果的な1冊となるでしょう。