yuuさんのレビュー一覧
投稿者：yuu
ハーブと暮らし 香りの花束
2001/07/11 23:25
ハーブをめいっぱい！！
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ハーブが好きな方にとてもお勧めします！！
著者広田さんが実践したハーブの育て方、染色、料理、などが盛りだくさんです。
ハーブの写真もなんとも言えないやさしさがあふれるものばかりで、時には文章を読まずに眺めているだけでも心なごみます。真中部分に主なハーブを集めた説明が載っており、ハーブの特徴などを詳しく学ぶことができます。
ハーブを育てたら、その後はすてきなオブジェを作ったり、ポプリ、インテリア、ｅｔｃ、、ちょっとした雑貨屋さんになった気分ですよ！こんなにもハーブを堪能できる本なんて他には無いような気がします。文庫本で手軽に読めるところがいいですよね！
ラブ＆ウエディング風水 ステキな恋したい！結婚したい！をかなえる
2002/07/31 21:23
人生開けてきそうです
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お年頃の女性にはちょっと手にとるのがはずかしい、その名のとおり「結婚」や「恋愛」を求める本ですが、出会いを切実に求めている世の独身女性には、これはぜひ手にとって読んで欲しいです。とにかく暗い生活を送っていてはいい出会いがないものなのだなぁと、読んでいてつくづく感じました。１週間の生活を曜日ごとに分けて過ごし方が書いてあったり、なんだかこれを実行していると人生開けてきそうです。
困ったときの料理の基本
2002/07/30 22:58
便利な便利な料理本
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オールカラーで、台所に関することすべて載っています。料理の基本から、キッチン用具のこと、ゴミの出し方まで、本当に幅広くて、写真も多くて見ていて飽きません。ちょっとしたデザートの作り方まで載せてくれているなんて、気がきいてると思いません？
ダンボールハウスガール
2001/11/23 22:52
たくましい世捨て人
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主人公杏（あん）が空き巣の被害にあったのは２００万円を貯めて、しばらく楽して暮らそうと仕事を辞めた直後だった。仕事も金も無くなり、とりあえずアパートを引き払って宿無しの暮らしを始める。
金が無くてろくなものが食べられないのに、栄養のことを考えていたり、金が無いなりに生きていく道をどんどん見つけていく。だからと言って、「私はがんばるぞー」的なダサイ熱い心の持ち合わせがないのがかっこよくて、この主人公に惚れてしまうところである。孤独で、自然に逆らわずに生きているという世捨て人っぽさがいいのだ。
この飽食の時代に、食べることに必死で生きる杏の物語をぜひ皆さんにも読んでもらいたい。
太陽待ち
2001/11/04 23:50
読み応え抜群
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主人公四郎の兄は銃で頭をぶち抜かれて昏睡状態だった。兄の二郎には悪事、世渡りのテクニックなど何でも教わった。しかし二郎は麻薬の取引にかかわり、敵に撃たれてしまった。兄が隠したランドセルを追って、四郎に脅しをかける男が現れる。その男の父親の過去、四郎が携わっている映画の監督、井上の過去、そして生死をさまよう二郎は不思議な空間でつながっていた。
すごく読み応えのある内容だった。つながるはずのない過去が、それぞれを結びつけていく、不思議な世界に引き込まれていくのを感じることができた。戦争中の日本と外国とのつながりも自然な物語になっていて、興味深かった。世界はどんな時代でもつながっている、私たちが死んだあともずっと。こんな話を書ける辻さんの本にますます興味を持ちました。
西洋骨董洋菓子店 １ （Ｗｉｎｇｓ ｃｏｍｉｃｓ）
2001/10/18 21:52
ケーキ屋の男たちの興味深い過去
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ケーキ屋さん「アンティーク」には３人の男が働いている。
オーナーの橘と小野の関係、パティシエ見習のエイジがボクサーを辞めなければならなかった理由などなど、さまざまな過去が話の面白いところである。
甘いものには興味がないくせにケーキ屋を始めたのは橘が女好きという理由だけだった。そんな橘だが、どうやらアンティークの常連客の男と遠い昔接点があったらしい。話せば長い話になりそうな感じがする橘の過去の続きは２巻以降に明かされる気配。
小野がゲイだったり、ちょっと普通とは違う人間模様だけど、今風でテンポがいいので読みやすい。
天才パティシエの作ったケーキもコミックとは思えないほど、凝っていて、なかなか見ものである。
花より男子 １ （マーガレットコミックス）
2001/08/13 19:41
パワフルな主人公で楽しさ倍増
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牧野つくしは親の見栄のせいでお金持ちの子が通う名門高校へ行く羽目になったが、この学校はお金持ちの子がたくさんいて、一般ピープルのつくしには馴染めなかった。
学校ではＦ４（ｆｌｏｗｅｒ４⇒花の４人組）というめちゃくちゃかっこ良くて、お金持ちでイケてる男子４人がいた。
このグループに目をつけられるようなことをすると、たちまち嫌がらせを受け、自ら退学なんてことになりかねない。
だからＦ４に逆らう者なんて居なかった。
一方の一般家庭に育った牧野つくしは、高校に入ってから、育ちの違う同級生とは馴染めないで、くよくよしているそんな自分がイヤだった。
そんななかＦ４とトラブルを起こし、つくしがイジメの標的になってしまうが、つくしは自分らしく生きるため勇気をだして、Ｆ４のリーダー道明寺司に逆らい、イジメにもめげずパワフルに学園生活を送るところから話が始まり、Ｆ４の花沢類や道明寺司をめぐる恋愛もからんで見ごたえたくさん！
Ｆ４のメンバーのかっこよさもいいし、つくしのパワフルで、どんな困難にも立ち向かっていく強さにも惹かれるし、すごく楽しい学園ラブコメディです。
コジコジ 3巻セット
2001/08/12 08:28
メルヘンの世界へようこそ
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メルヘンの世界の主人公コジコジとその仲間たちのおはなし。個性的でキュートな登場人物（？人じゃないかも）がでてきて、セリフも馬鹿げていたりするんだけど、メルヘンの世界では何でもありで、ほのぼのしていてとても愉快なストーリー。
ちびまる子ちゃんにつぐ、さくらさんの代表作でもあり、毎回タイトルの絵も凝っているし見ごたえ十分。３巻で完結するのですが、個人的にはもっともっと続いて欲しかったくらい、さくらさんの作品の魅力が絵にも話にもにじみでていました。
ナースのお仕事 ３−１
2001/07/21 20:26
ナースのお仕事の実態を探る
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ただのＴＶシナリオ本ではないです。ドラマも面白ければ、本までイケてる！！
私も１、２からのファンでずっと見ていたけど、シリーズ第３弾なのに、こんなに面白いドラマはめずらしい。もう１、２の記憶は忘れかけ…というナースのお仕事ファンのアナタ、この１巻には過去に放映された１、２のあらすじも、いずみと翔子によって語られていますよ！！
看護婦って結構お給料いいんですね、研修医のお給料ってこんなに薄給なの？？ その他、本職ナースさんたちの本音や、実態まで、ナースのことを知り尽くすなら、この本もなかなか参考になると思います。ナースのお仕事３は異例の半年間も続いたドラマで、この巻には１話〜１２話のドラマ内容が収められています。
ナースのお仕事 ３−２
2001/07/21 20:25
俳優さんたちのコメント長めに載ってます
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１巻を買った人なら、絶対２巻も買おう！！ ドラマ第１３話から最終話の２４まで、読めます！！
オールカラーで、明るいナースのお仕事のドラマの雰囲気が漂ってきそうなくらい、読んでいて楽しいです。この２巻めは俳優さんたち一人一人がこのナースのお仕事３に対して挑んだこと、現場の雰囲気を語っています。写真もいっぱい！！ 出演者にお目当ての俳優さんが居る人なら、なお更、見てるだけでもうっとりですね〜。
欲を言うなら、赤ちゃん役の「まりあ」ちゃんのプロフィールも載せていて欲しかった（笑）
さくらももこの総天然色満足館
2001/07/21 08:50
ももこワールド
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さくらももこの絵がこんなに素敵なんて、この本に出会うまで知らなかった。Ａ４サイズで見る彼女の絵の世界は何とも幻想的？ というか、ほのぼのした絵を描いたら日本一うまい絵描きなのではないでしょうか。
自作の小物の写真を見ていると、これ、売ってくれないかなぁ、、と思うくらいです。あ、もちろん絵にまつわるエピソードなんかもいつものエッセイのように載せています。
同じ漫画家以外の交友も広い著者なので、多方面の有名人からのメッセージもあり、あらためて人脈の太さを感じ、絵を通して勇気ややる気を出させてくれそうなパワーを醸し出しています。
それがぼくには楽しかったから 全世界を巻き込んだリナックス革命の真実
2001/07/14 02:13
ＬＩＮＵＸが成功した理由がこんなところにあった
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ＬＩＮＵＸを作った人とはどんな人だろう。
フィンランドで生まれ育ち、コンピューターオタクと自分を称するほどプログラミングが好きだったそうだ。
フィンランドという国がテクノロジーの研究開発にとても熱心な国であるとか、大学に入るのにお金がかからないとか、トーバルズ氏とフィンランドの興味深い話から始まり、ＬＩＮＵＸができるまでのエピソード、世に広まってから現在に至るまでのコンピュータ業界の裏話などがぎっしり。ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、業界の有名人についても辛口にコメントしているところもすごい！そのようなコメントもトーバルズ氏が語ると妙に納得できるのはやっぱりすごく物事をよく理解できていて、どうしてそれがダメなのか、ということの説明もすごくうまい。
オープンソースという言葉がひっきりなしに出てくるように、そうすることで、みんなが共有でき、開発も進みＬＩＮＵＸはどんどん良くなっていることが今まで成長をとげた理由と語る。これは他の仕事についてもそうだと言えるし、そうなるとこれからの時代どんどん社会も良くなっていきそうだ。
結局人間は楽しむことを理由に生きているわけで、トーバルズ氏もただその意志を貫いている。やっぱり成功した人の考え方って、すばらしいものがありますね。
金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
2001/06/15 13:31
貧乏を続けている人にはぜひ…
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外側の装丁のやわらかさとは違い中をパラパラとめくってみると、やっぱり読み疲れしそうなビジネス書という感じ。でも中味はとても濃い、ビジネスに関してだけではなく、どうやって、人生において、ビジネスにおいて、成功していけるかということが書かれている。
私は特にビジネスを始めようとか、そういう気はなくて、ただ、貧乏から抜け出したいだけだけだった。でも、そんなことを考えるよりも他に、やることがあったんだ！ とこの本は気づかせてくれました。
細かい成功例や失敗例を何度も繰り返し書いてあるので、読み続けていくうちにその感覚が自然にアタマに入ってくる。ソフトな小説に慣れている私にはとてもページの量が多かったが、1冊まるまる、損することなんてひとつも書かれてない、大変読み応えのある本です。
お金が足りないと日々の生活に悩んで苦しんでいる人、この本を読んで、ぜひ、今の自分のやり方を見なおして欲しい、私もとても参考になりました。
叔父様は死の迷惑
2001/08/08 09:25
叔父と姪の探偵名コンビ？
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グリーンランドから突然やってきて、居候することになった叔父デビッドとその姪の作家志望の少女メリィアンのお話。
メリィアンは作家志望のため、新聞の切抜きをするのが日課。珍事件を見つけてはスクラップ記事を作り、探偵気分。一方叔父のデビッドはのんびり屋で気ままな性格、他の大人たちとはちょっと違う存在。メリィアンの探偵ごっこにしょっちゅう首を突っ込んでくる叔父はメリィアンにとって迷惑な存在だったが、だんだんいいパートナーになっていく。
ミステリアスな事件のお話といっても、怖いものではなくて、かわいい動物たちも登場したりして、何かと笑えます。
