warabe21さんのレビュー一覧
投稿者:warabe21
紙の本さよなら さんかく
2001/10/05 12:45
わかやまけんの絵本
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こぐまちゃんとしろくまちゃんの言葉遊びの絵本です。
「さよならさんかく またきてしかく」から始まって、
「しかくはなあに しかくはなあに」
「しかくはとうふ とうふはしろい」となり、
次は「しろいはなあに ・・・」と、色や形を変えながら、言葉の繰り返しが続いていきます。
どんどん物が変わっていき、最後にはまた、
「さよならさんかく またきてしかく」で終わります。
私は、節をつけて読んでいるので、子ども達はすっかりおぼえてしまい、何かの折に、歌うように絵本の文章を口ずさんでいます。言葉のリズムを親子で楽しんでくださいね。
紙の本ペンギンたんけんたい
2001/08/22 13:45
「ペンギンたんけんたい」紹介
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「エンヤラ、ドッコイ エンヤラ、ドッコイ…」
聞こえてくる不思議な掛け声。50人乗り(?)のカヌーに乗って、南の島へやって来たペンギン探検隊。
「エンヤラ、ドッコイ エンヤラ、ドッコイ…」
隊長の掛け声に合わせて、足並みそろえて進みます。ライオン、ニシキヘビ、ワニにも恐れず、突き進む探検隊の目的は何でしょう…? それは、読んでのお楽しみ。(^^)
「初めて一人で読む童話」と書かれていますが、挿絵も多く、就学前の子どもへの読み聞かせにもぴったりです。高畠純さんの描くペンギンが、いい味出してます。
この本を読めば、「エンヤラ、ドッコイ」の掛け声で子どもと探検したくなりますよ。
紙の本サリーのこけももつみ
2001/06/13 17:08
親子でお気に入りの1冊
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サリーとお母さんは、ジャムにするこけももを摘むために、こけもも山に出かけます。摘んでも摘んでも、すぐ食べてしまうサリー。歩き疲れて座り込んでしまったら、お母さんを見失ってしまいました。
山の反対側には、親子の熊。こちらも、冬に備えてこけももを食べに来たのです。やはり、小熊もくたびれて座り込んでいるうちに、お母さん熊とはぐれてしまいます。
お母さんを探すサリーと小熊。ところが、サリーが見つけたのはお母さん熊。小熊が見つけたのは、サリーのお母さんでした…。
こけももに夢中になっていたお母さんとお母さん熊が我に返って自分の子どもじゃない相手を見たときの驚きようが、とても楽しい(お母さん達は、楽しむどころじゃないんですが)。
訳者の石井桃子さんによると、「こけもも」とは、ブルーベリーのことだそうです。ブルーベリー山で、ブルーベリーを摘むなんて、すごい贅沢ですよね。
一色刷りですが、絵がリアル。親も子も楽しめるおすすめ絵本です。
紙の本もりのへなそうる
2001/06/08 12:18
幼年童話「もりのへなそうる」を紹介します。
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5歳のてつた君と3歳のみつや君の兄弟が地図を持って森に探検に出かけます。見つけたのは、赤と黄色の縞模様の大きな大きなたまご。そして翌日、森で不思議な生き物「へなそうる」と出会います。
へなそうるは、体は大きいのに、こわがりで、少し舌足らずなしゃべり方で、おまけにとっても食いしん坊! てつた君とみつや君と一緒に食べるお弁当が大好き。
話は四つの章に分かれていて、それぞれが1日分の話なので、初めて幼年童話を楽しむ子どもでも、区切って読むことができます。うちの子どもたちは、てつた君みつや君と年が近いからか、すっかりはまって聞いていました。
「へなそうる」って、どんな生き物? 本を読んでへなそうるに会ってみてくださいね。
紙の本おりこうなアニカ
2001/05/24 09:42
髪型が似ているんです
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両親と3人で暮らしているアニカは、とてもおりこうです。一人で服も着られるし、お皿を運んだりお手伝いも出来るのです。
ある日、牧場の柵がこわれてしまい、アニカは、牝牛のマイロスを見ているために、小さなバケツを持って、牧場に出かけます。
途中で会った犬やウッレの誘いも断って、牧場に着きましたが、入り口のかぎがあけられません。アニカのことを誤解してしかってしまったおじいさんが、かぎを開けてくれて、木のスプーンもくれました。マイロスが柵の穴から飛び出してしまったときは、さっきの犬が助けてくれました。
一人で柵を直そうと、わらの山の上の丸太を取ろうとしたら、それはこびとたちのうちの屋根を支えている丸太でした。こびとのお父さんは、他の丸太を使って、柵を直してくれます。こびとのお母さんは、パンケーキを焼くために、アニカのバケツにマイロスのお乳をしぼります。
パンケーキのいい匂いがしてきて、こびと達にいっしょに食べようと誘われたとき、お母さんが呼ぶ声がして、アニカは「はあい、ここよ」と、答えます。その途端、こびと達はいなくなってしまいますが、バケツにはまっかに熟した野イチゴがいっぱい入っていました…。
おりこうだけど、子どもらしく砂場で遊んでいるアニカは、微笑ましいです。私もこびとがつんでくれた野イチゴを食べてみたいなぁ。
2001/02/19 10:06
「14ひきのアトリエ」の紹介
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「14ひきシリーズ」をお好きな方に是非おすすめする、いわむらさんのエッセイ集です。
幼少の頃から、雑木林を遊び場とし、今は益子の雑木林の中に住み、仕事をされていること。5人のお子さんとの暮らし振り。そして、「14ひきシリーズ」のエピソードなどなど、ファンにはたまらない1冊です。
写真のいわむらさんを見て、「14ひき」のおとうさんそっくり!と思うのは、私だけではないはず。14ひきのねずみのうちでも、特に10ぴきの子どもたちには「もはや作者というよりオヤジの心境」だそうです。
このエッセイ集を読んで、ますますいわむらかずおさんと「14ひきシリーズ」のファンになった私です。
紙の本くろねこかあさん
2001/02/14 12:34
幼児絵本シリーズ(福音館書店)の紹介
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私のお気に入りの絵本です。絵は多分切り抜きでしょう。
くろねこかあさんに、こどもはしろねこさんびき、くろねこさんびき。
しろねこは切り抜いた部分なので、ほとんどのページはシルエットだけです。
ねこの表情、リズミカルな文章。どれも素敵だけど…、みんなそろってすやすや寝ているページがやっぱり一番好きです。親子で楽しめるので、ぜひ読んでみてください。
紙の本はらぺこあおむし 改訂新版
2001/02/13 12:47
エリックカール作の絵本を紹介します。
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葉っぱの上のちいさな卵から、
あおむしが「ぽん!」と生まれました。
おなかがぺっこぺこのあおむしは、
月曜日から日曜日まで、毎日いろんなものを
食べてゆきます。
あおむしの食べたあとは、小さな丸い穴があいていて、
子どもたちはこの穴に指を入れるのが大好き!
食いしん坊の子どもたちにとって、
わくわく楽しい絵本です。
ちっぽけなあおむしも、
大きく太っちょになりました。
さなぎから、ページをめくると
カラフルなちょうちょになるのが印象的です。
絵本は、1989年に改訂されているようです。
我が家のミニ絵本(1992年旧版)と比べると、
少し絵が違うのです。
子どもといっしょに、新旧くらべるのも楽しいですよ。
2000/09/26 10:50
我が家のお気に入りわらべうた本
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わらべうたと、遊び方がのっています。
絵がほのぼのとしていて、かわいいですよ。
対象年齢は3歳〜5歳児向きです。
本に楽譜はないのですが、うたを吹き込んだカセットテープがあるそうです。
巻末に問い合わせ先が載っていました。
あと、姉妹編で
『あかちゃんとお母さんのあそびうたえほん』
もあります。
紙の本今森光彦昆虫記
2001/10/29 10:36
『今森光彦昆虫記』の紹介
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今森さんのフィールド(滋賀県主に湖西地方)で12年間撮りためた写真を1年分、月別に集めた本です。月始めには、見開きで迫力のある写真。次に、日ごとの小さな写真を1ヵ月分見開きにおさめ、テーマ別の写真と続きます。
子ども達は、知っている虫を見つけては、「かまきり」「だんごむし!」と楽しそう。私のお気に入りは「虫の卵」や「もんしろちょうの羽化」、「おとしぶみの葉巻き作り」など。見ていて飽きません。
とても身近にいるのに、あまり知らなかった虫の世界をぜひ親子で楽しんでくださいね。
紙の本おにぎり
2001/02/14 12:32
幼児絵本シリーズ(福音館書店)の紹介
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お弁当のおにぎりを作る過程をていねいに描いています。うちの子どもたちは、おにぎりが大好き!
絵に合わせて、子どもたちも小さな手でおにぎりを作るまねをします。いっぱいのりをまいた「おにぎり」の出来上がり。何回読んでも楽しめます。
紙の本ぼくにげちゃうよ
2001/05/28 11:31
マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本を紹介します。
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家を出てどこかへ行ってみたくなったこうさぎが、かあさんうさぎに言いました。「ぼく にげちゃうよ」。でもかあさんは、かわいい坊やを追いかけると言うのです。
こうさぎが、魚になったり、山の上の岩になって逃げると言っても、かあさんも、漁師になったり、登山家になって追いかけると答えます。
モノクロの絵とうさぎの親子の会話の見開きページと、文章が無く、うさぎの親子がそれぞれ変身するカラーのページが交互にあります。子どもたちは、絵だけのページのうさぎの親子の変身ぶりを見るのが大好き。
この本を読んで、同じ作者の「おやすみなさい おつきさま」(評論社)の3枚目のうさぎの絵の謎が、ようやく解けました。(^^)
紙の本おでかけのまえに
2001/02/14 12:39
幼児絵本シリーズ(福音館書店)の紹介
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日曜日の朝、おかあさんとおとうさんはピクニックに出かける準備に追われています。あやこもお手伝いするのですがかえって邪魔ばかりしてしまいます。急いで先に外に出たら転んでしまい、一番好きな服を着替えるはめになりました…。
あやこの「待ちきれない気持ち」には、大人も子どもも共感できますね。最後のページのあやこのとびっきりの笑顔がすてきです。
紙の本ずかん・じどうしゃ
2001/02/14 12:37
幼児絵本シリーズ(福音館書店)の紹介
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表紙と裏表紙に、自動車を前から見たところがずらりと並んでいます。見開きに数種類ずつ自動車の紹介があります。
ページのすみに、男の子とねこの自動車が走っているのが楽しいです。我が家の場合、娘も息子もくるま好きなのでよく見ています。私は、「パトカーって、パトロールカーって言うのね〜」なんて、感心してしまいました。