まさとしさんのレビュー一覧
投稿者:まさとし
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紙の本避暑地の猫
2001/09/08 21:21
人間としてショックだった
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初めてこの作品に出会ったのは、もう四半世紀位前の高校1年ころだったと思う。軽井沢が舞台でずっと霧に包まれた世界の話だった。まだ子供だったかもしれないが、作者が「避暑地の猫」を通じて何が言いたかったのか判らなかった。ただ自分の心の中にも大きな霧が立ちこめて、知らない世界を知った。
2回目に読んだのは19歳頃、3回目は34歳頃、そして4回目は40歳になった時に読んだ。いつ読んでも心に大きな感銘を受けてしばし呆然とする。いつも宮本輝と戦いだ。生涯彼の作品と戦いだ。はずかしい話だが40歳になって初めて作品の内容と「この猫」が何かが理解出来た。でも一生読んでも面白い作品だと思った。これからも宮本輝と戦っていく。
紙の本唐沢家の四本の百合
2001/09/08 21:30
楽しかったよ
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簡単に作品の中に溶け込めました。若い20台の女性なんか読むといいと思うよ。絶えずドキドキ感が続き、最後に少しびっくりする。内容も判りやすいし、あっと言う間に読み終える。
今後もたくさん読んでいこうと思います。
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