あっきさんのレビュー一覧
投稿者:あっき
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紙の本Wild adapter 01 (Chara comics special)
2001/09/11 01:03
久保田誠人の魅力
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峰倉ファンにも荒磯ファンにも待望のコミックスが出ました。
今回は主人公がどういったキャラクターなのか、主人公に絡んでくる主要キャラクターがどういったキャラクターなのか、どんな立場なのか、などを描いたプロローグ編なので詳しい内容なんかはわからないので(推測は出来るけど予想のような物が一人歩きしてしまいそうなので)、とりあえず久保ちゃんのステキさを書く(荒磯の頃は久保ちゃんと呼んでいた(時任が)だからきっと荒磯から知っている人の大半はきっとそう呼んでいたに違いない!)。
パラレルなので多少ずれがあるが荒磯の時も今回も彼は狸だ! 妙に大人びていてすごく幼い、総てにおいて無関心で何かに対する執着がある、血も涙もないようなヒトではないような残酷な庶民。というのが彼だ。現実には絶対いない峰倉ワールドの住人。マンガだから、峰倉作品だから許される彼の存在(もう自分が何書いてるかわからなくなりそうだ)。
兎に角行動が矛盾している、だから良いのかも知れない。例えばヒトは群れなきゃ生きてけ無いとする、そこでは彼は独り。だったらヒトは独りでも生きてゆけるのなら逆に彼は誰かと一緒じゃなきゃ壊れてしまう。それをくり返してる。
作者は自分のキャラを「人間らしく」もろかったり弱かったりだけど強く、人生の年輪を刻み込んでゆくように書いてる。と述べてたけど、私には(あくまで私的に)高々17年しか年輪を刻んでないのに、彼のどこが人間らしいというのか。WAで獣化したのは彼の性格(実際はWAは関係ないのだけれども、そしてあんなに複雑な獣なんていないかも知れないけど)なのじゃないのか……しらね。
最初にあんな事描いておいて推測が遠足に出かけました。ここでやめておきます。(うう…)人それぞれなので一人でも共感してくれる方がいれば嬉しいです。面白いので読んでください。
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