詠み人知らず一丁目さんのレビュー一覧
投稿者:詠み人知らず一丁目
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紙の本バカの壁
2003/06/08 01:55
壁の向こうを想う人になれるかな
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
インパクトのある名前。
それに惹かれて新幹線の中で読むために購入。
楽に読める快適な本でした。
タイトルの「バカの壁」の話は最初と最後だけで、
真ん中は別の話(関係ないわけではないが)続くだけの様な気もしますが。
でも読んで良かった本です。
要約すると。
誰にだって壁があると。
そこで大事なのは壁の向こうの存在を認めること。
自分がぶつかった壁を「なるほどこれが世界の端か」なんて思わないこと。
そしてできるならばその壁の向こうの世界を想像してみようと。
そんな感じでしょうか。
別に世の中悪人ばかりでもないのに(人が生み出す)悲しいことがたくさん起こっているのは、
この壁の向こうを想えない頭の良くない人(俺もだ)ばかりだからなのでしょうかね。
あと、おもしろかったのが睡眠に関する見解。
人間は4分の1か3分の1は寝ている。そして寝ている間は自身は意識下にない。
ゆえに君の意識が「これが正しい!」と考えたとしても、それは自分の中ですら4分の3の認証しか得られていない意見にすぎない。
なるほどなぁと。
2003/06/08 02:24
学び方の本です
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
学び方、物事のわかり方を学ぶための良い本です。
学ぶということはどういうことか。
小説の書き方に限らず、あらゆるものに通じる学ぶ姿勢というものを教えてくれます。
自分が知らない領域に取り組もうとしたときは、こういう姿勢で取り組みたいと思うし、
そういう人を導く立場にあったときは、こういう姿勢で取り組むことの大切さを伝えたいです。
自分なりに要約してみます。
・飛んできたメッセージは全て受け止める。わからないところも漏らさない。いやな所も漏らさない。
・受け止めたメッセージを理解しようと努める。わからないところも努める。いやな所も努める。
・まねでも何でもいいから自分でメッセージを出す。
以上。
極めて言葉足らずなので、とりあえず本書を読んで理解してください。
あと、小説の書き方なんて学ぶものではないなと思った次第。
小説の書き方解説本なんて読んだことのない人間の意見ですが。
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