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ヒロ君さんのレビュー一覧

投稿者:ヒロ君

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この作品の舞台となった地へ行く機会があればこの本をそっと鞄に忍ばせたい

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この作品を読み終えたとき私の中にある驚きというか衝撃を感じた。

それは自分が本を読んでいるということを忘れ、物語のなかに見事に溶け込んでしまっていたことだ。

誰もがこの物語のように学生時代に通る道というものがある、それはもちろん勉強であり恋愛・友達付合い・音楽や単車・酒タバコなど人より少しでも悪ぶることに自分という存在を見いだし、その中で様々な価値観と性格を持つ仲間たちとの付き合いの中で内輪での自分のポジションというか格付けが自然になされて個々が形成されてゆくのだろう。
社会にでてからの違いといったら、この輪がすこし大きくなることと、いろいろ我慢することが多くなり自由になる時間が少なくなるくらいでさほど変わりがない。
かなり変わるか・・・ 

しかしそんな平凡な学生生活のなかにひとつだけ起こりえないことそれが謎のチェンソ−男と互角に戦う女子高生(美少女)の存在だ。はじめはベタな話だと思い(ほとんどの人はそう思っているはず)甘く考えていたが、そのテンポの良さに見事に引きずり込まれている自分がいた。

いつまでもこの時間と日々が続くと信じて、人の生死がこんなにもあっけなくて突然襲ってくるものなんだというのを肌で感じ、誰かのために損得無しに一生懸命がむしゃらにひたむきになって頑張る事ができたあのころ…

この作品は、あのときたしかにその場所にいたんだということを感じさせてくれる。

だからこそ、作品の舞台となった地へ行く機会があればこの本をそっと鞄に忍ばせたい。
そう思えるくらいすばらしい作品だと私は感じた。

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