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ORAさんのレビュー一覧

投稿者:ORA

7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本月と炎の戦記

2002/04/26 03:41

とても読みやすい古代和風ファンタジー

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神様に罵詈雑言を浴びせる少女、退廃的雰囲気というかやる気ゼロの見目麗しき神様、巨大なウサギ。と、列挙しただけでも個性的な面々で繰り広げられる古代和風ファンタジー。特に神様の人でなしっぷりが楽しい(あ、神様は人でなくて当たり前?)。

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紙の本竜飼いの紋章

2002/04/26 02:59

今までとは全く違うドラゴンに出会えます。

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ドラゴンといわれて想像するのは、蛇の体に鹿の角、獅子の鬣をもついわゆる「龍」か、もしくはトカゲや恐竜に近い西洋風の「ドラゴン」でしょうか。しかし、この本には、今までにない、まったく新しいタイプのドラゴンが登場します。
まず一番の違いは、外見。うろこに覆われた爬虫類系の姿ではなく、ふさふさとした毛並みを持つ哺乳類っぽい動物。でも子供は卵から生まれます。
また、ドラゴンが「家畜」であるという点も、今までの「ドラゴン」の概念ではありえない設定ではないでしょうか。農作業に従事するもの、乗り物として使われるもの、当然食用のドラゴンまでいます。自分の中の「ドラゴン像」がガラガラと崩れる感じで、読んでいて良くも悪くもなかなかショックを受けました。

日本では「ドラゴン」は綺麗に描かれることの方が多いですが、このドラゴンは家畜だけあって普通に食事して運動して排泄してと、とてもリアルな生活をしています。

固定概念のドラゴン像とは、全く違う新しいドラゴン。特別な力を持った遠い存在ではなく、身近に一緒に生活するドラゴン。私の好みでは、こちらのドラゴンの方が好きかもしれません。

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紙の本竜王伝説 1 妖獣あらわる!

2002/04/06 08:41

超長編海外ファンタジー。全巻制覇には覚悟が必要。

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 文庫本にして約50冊を越すらしいので、手を出すには覚悟が必要です。また、超長編小説のためか、最初の方は展開が遅くイライラしてしまうかもしれません。何せ、主人公が自分の村を出るだけという、普通の小説なら1章(もしくはプロローグ)ですんでしまうところ、1冊まるまるかかってしまいます。第3部を超えるくらいにならないと、主人公は積極的に行動しかなかったり、普通の長編でも考えられないほどの展開の遅さです。
 しかし、根気強く読む価値はありだと思います。多数(本当にかなり多い)の登場人物の陰謀、画策が絡み合い、複雑に展開するストーリーは深く読みごたえがあります。人種・宗教・歴史まで事細かに設定や独特な世界観には、舌を巻き、ただただ唸るばかり。
 軽い気持ちで手を出すには向きませんが、「全部読んでやる!!」という覚悟で読むと結構ハマる、そんな小説です。

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紙の本陰陽ノ京

2002/04/01 01:32

陰陽師に興味がなくても、歴史に疎くても問題なし。

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 勉強不足のため平安時代がどんな暮らしかもさっぱり知らないのですが、読んでいて情景が頭の中に浮かぶ文章で、特に違和感なくすいすいと読み進めることが出来ます。
 実は私は陰陽師にまったく興味がなく、最近まで「安部晴明」が実在の人物とは知らなかったほどの無知です。そして、今までも陰陽師モノには手を出したことがありませんでした。この本の購入理由も流行りとは無関係で、ただ単に「イラストが田島昭宇」だから。そんな私のような疎い者でも、この本は十分楽しめる内容でした。「陰陽師に興味ない」「歴史嫌い。わかんない」そんな方にもお勧めします。

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人にモノを説明する手腕に感心。

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 この本、文章がとてもすばらしかったです。すんなりと読める文体。分かりやすい説明。イラストも著者本人が書いてるので説明に的確に合っている(かわいいし)。ゲームというサービスを人に提供するという仕事柄がよく出ているなぁ、としきりに感心。プレゼンテーションとかたくさんこなしてきてないと、こんなわかりやすい説明できないでしょう。

 また、タイトルの「マッチ箱の脳」とあるとおり、人工知能の仕組みをマッチ箱を使っての説明方法も、斬新ですごい。コンピュータの中で、CPUが行なっているであろう処理を、実際に目に見える(しかも触れる)形で表現するとは…。失礼ながら、「やるな、森川」と思いました。

 「人に説明する」ときの姿勢や心構え、分かってもらえるようにする努力が、自分には欠けていると痛感させられ、とても勉強になる一冊でした。もちろん内容も楽しんで読めます。人工知能って言葉は聞いたことあるけど、何のことだかさっぱり分からない方にお勧めの入門書といったところでしょうか。

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気が付くと涙がこぼれていました。

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 「死ぬ人が見てみたい」という理由で、一人暮らしの老人を観察し始める小学生達の話です。購入時に本のあらすじ紹介を見て、なんてひねくれた子供の話なんだろうと思いましたが、読んでみると意外なほど普通の子供でした。
 自分は祖母が実家にいたのであまり感じないのですが、この本の中に出てくる小学生にとっては、老人はリアリティーのないくらい遠い存在。だからこそ、「死ぬ人が見たい」という理由で老人を観察する行動にでたのでしょう。核家族化が進んでくると、ほんとうに老人と子供の距離は遠くなるのかもしれない。そんなことを考えてしまいました。

 ラストは、そんなに感情移入して読んでるつもりはなかったのですが、ふと気が付くと自分が涙を流してることに気づきました。淡々とした文章で「泣かせる話」という雰囲気はなく、自分でも泣くとは少しも思わなかったのに、本当に自然と涙がこぼれたという作品。読後も後味悪いものはなく、純粋によい本に出会えたなぁと思いました。

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英語嫌いな人に見てほしい本です

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 私は英語が嫌いです。その私がこの本は買ってしまった…。

 なぜかというと、「イラストが猫だったから」です。それが購入理由の9割を占めています。残り1割の理由は、ざっと内容を見たとき「英語の文法を図解している」ということに感心したから。箱に猫を入れるイラストから始まった図解は、英語が中学1年生前半レベルの私でもわかりやすく興味を引かれるものでした(何より箱に入れられていやがってる猫の絵がかわいい!!)。よく英語なんて語学ものを図で説明できるなぁ、よく思いついたよなぁとしきりに感心。著者は英語教師だとのこと、実際に人に教えていて分からない人に分かってもらえるようにと試行錯誤のうえに図解という説明方法にいたったのだろうと勝手に想像し、「だからこんなに噛み砕かれた説明なんだ」と、妙に納得してしまいました。

 この本は、英語が嫌いな人にぜひ見てほしいです。英語を好きになるかどうかはともかく、少し違った目で英語を見れるようになれると思います(あと猫好きな人にも是非見てほしい本です。ビックファットキャットはちょっと憎たらしいキャラクターで書かれているのですが、イラストのしぐさがかわいいーと私はニヤけてしまいました)。

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