洋泉社さんのレビュー一覧
投稿者:洋泉社
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紙の本
紙の本鯨とイルカの文化政治学
2009/12/17 11:29
内容紹介
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反捕鯨の論拠は科学的にも思想的にも完全に破綻している!
動物と人間の関係をどうみるかは決して自明のことではない。
代や地域、一種のイデオロギーに支配されるからだ。
鯨とイルカという動物を通して、現代人のこころにひそむイデオロギーや
偏見、価値観の相違を明らかにする画期的試み!
はじめに
序章 『野生のエルザ』と藤原英司
第一部 欧米人の鯨=イルカ観
第一章 小松錬平―ロビン・ギル論争を再読する
第二章 マッドサイエンティストのイルカ高知能説―ジョン・C・リリー
第三章 「科学者」は信用できるか―カール・セーガン
第四章 映画と現実の狭間―ジャック・マイヨール
第五章 科学かオカルトか
第六章 大国意識とダブルスタンダードと神秘主義
第二部 日本人の鯨=イルカ観
第七章 ヨーロッパ植民地帝国の価値観を継承する者―藤原英司
第八章 人生の蹉跌がイルカ主義を呼ぶ―小原田泰久、野崎友璃香、姫川裕里
第九章 留学・宣教・商売の間で―水口博也
第十章 反日言説としての反捕鯨(一)―ジャーナリスト原剛の場合
第十一章 反日言説としての反捕鯨(二)―研究者渡邊洋之の場合
第十二章 反日言説としての反捕鯨(三)―エコロジスト星川淳の場合
紙の本
紙の本サイコグラフで「買う気にさせる」心理戦術
2005/06/07 18:49
お客のパーソナリティと購買行動の間に隠された「売れる」法則を大胆に解明!
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「サイコグラフ」とは、お客の個々の心理やパーソナリティといった心理特性に注目し、それらと購買行動の間にある関係を解き明かすマーケティングの領域です。その歴史は約40年と意外に古いのですが、最近また新たに注目されてきている分野です。
というのも従来マーケティングで用いられてきたのは、デモグラフと呼ばれるもので、これは年齢、性別、居住地域などから分類する「人口統計学的属性」であり、こうしたセグメント化ではどうしても限界があります。これに対し、サイコグラフはお客の「心理的特性」を分類したものであり、変動する可能性があるものの、お客の気持ちやホンネをつかむツールとしてかなりの効果が期待できることがわかってきました。
買い物の世界を左右するのは、何といってもお客の好みや心理です。したがって飽くなきお客心理の追求によるデマンド側の視点こそが、売り手にとって、商品開発に携わる者にとって必須の能力です。本書では、サイコグラフを用いて「買う気にさせる」ための方法が59項目にわたり語られています。職業マーケターではなかなか書けない心理学者による「お客心理の解体新書」ともいうべき内容です。
[内容 例]
チ費者は本当に飽きっぽいのか/ブランド・スイッチが起きるのはどういうときか/品揃えが多くなればなるほど、お客はさっさと買い物を済ませる/自尊心の低い人ほど、口コミに弱い/親和欲求の強いお客は、トレンド・シーカー/自尊心の高い人は、グルメ/快適な空間ほど、お客の衝動買いは増える/お客は衝動買いによる後悔も楽しむという逆説/リスク・テイカーにロイヤルティを望んではいけない/通路が狭いとき、下にあるものほど売れるのはなぜか/物事を単純化する人は、「価格=品質」と判断しがちetc
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