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  3. 鍋島 直樹さんのレビュー一覧

鍋島 直樹さんのレビュー一覧

投稿者:鍋島 直樹

44 件中 16 件~ 30 件を表示

Windows2000Professionalの完全ビジュアル解説書。フルカラーなので見やすく使いやすい

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 Windows 2000 Professionalの解説書はたくさん出ているが,その中でもパーフェクトマスターシリーズとして出版された本書は,質量ともにトップクラスと言っていいだろう。この価格(税別2500円)でフルカラー,しかも600ページ近いボリュームとなると,コストパフォーマンスもかなり高い。内容も,Windows 2000初心者が必要とする項目はほぼすべて網羅している(紹介だけで細かい説明がないものもあるので100%完全解説というわけではない)。強いていえば,持ち運びに不便な点や,具体的なWindows 2000をどう使いこなせばよいのかという部分まではフォローしきれていない点がマイナス面といえるが,それぞれ携帯サイズのガイドブックや,テーマごとの解説書を選ぶなど,目的に応じて使い分ければよい。とにかくWindows 2000 Professionalの機能全般に関するに関する“マニュアルガイド”が欲しい人には,是非おすすめしたい書籍だ。
(C) ブックレビュー社 2000-2001

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VisualBasic6.0のネットワーク,データベース関連のプログラミングテクニック集

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 Visual Basic6.0を使ってネットワーク,またはデータベース関連のプログラミングを行う際に重宝する,サンプルコードを300件集めたもの。姉妹編に『Visual Basic 6.0 300の技』がある。Tips集は昔から良くある書籍のジャンルだが,Visual Basicのような開発言語の場合,WordやExcelと違ってアプリケーション自体の使いこなしはあまり意味が無い。本書でも,実用的なプログラミングのツボになるポイントを,サンプルコードとして紹介してくれている。各項目は初級から上級までの三段階に分けられているが,大部分は初級と中級になっている。技術解説ではないため,それぞれの内容にはそれほど詳しく踏み込んでいないのが,やや初心者にはつらいかもしれないが,最初のうちは紹介されているコードを丸写しするだけでも十分だ。いずれ,コードの中身については改めて勉強し直せばよい。ネットワークやデータベースに関心があれば,手元において損はない本だ。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Access2000上でのデータベース・アプリケーション・プログラミングについて実践的テクニック紹介

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 Access2000は,マイクロソフトのOfficeスイート製品の中でデータベース部門を担うアプリケーションだ。本書は,Access2000を使ってデータベース・システムを構築する際の実践テクニックを解説してくれている。システム管理アプリケーションのノートンユーティリティ・シリーズを聞いたことがあるだろうか。ピーター・ノートンとは,あのノートン氏のことだ。アプリケーション(プログラマー?)のイメージが強いかもしれないが,彼はパソコンやプログラミング関係の書籍をたくさん執筆しているライターでもある。本書はその彼がもう一人の著者と共著したものを翻訳したものだ。
 本書のサブタイトル(*原題にはない)を見ると,DB(データベース)アプリケーション構築,とある。Accessに限らず,Officeスイート製品にはVBAという言語(本書ではVisual Basicと表記している)を使ったプログラミングが可能なのだが,最近はVBAがかなり進化しており,各Officeスイート製品をベースにした特殊なシステムを作ることが可能になっている。他のアプリケーションでは,そのシステムをマクロと呼んだり,VBAプログラミングという言い方をするのが一般的だが,Accessの場合にはデータベース・アプリケーション,データベース・プログラミング,という表現がよく使われる。
 ちなみに本書では,Accessで使用できる“プログラミング言語”としてVisual Basic,マクロ,SQLという3つを上げている。Visual Basicとマクロが分かれているのは,Excelなどと違ってAccessでは,マクロをコード変換しないとVisual Basic Editorに表示されないため,別のシステムとして捉えているからだ。一見すると,かなり複雑なように見えるが,結局はAccessをどう使いこなすか,というところに立ち返らざるをえない。本書でも,そもそもなぜAccessを使うのかというところから始まっている。そして,基本テクニックの紹介へと続くのだが,先ほど紹介した三つの言語にウィザードを加えた4つのプログラム方法を取り上げている。ウィザードを使えば,基本部分はある程度自動的に作成される。あとは細かい部分をVisual Basic Editorなどを使って修正/追加していけばいい。また,SQLについては,実際にはクエリを使って制御することになる。マクロも,結局Visual Basicで同じことができてしまうわけだが,コードを書かずに設定できるメリットは少なくない。こうした基本部分をおさえておいて,それ以降は実践編として,他のOfficeスイート製品との連携や,Webデータベースの構築までカバーしている。ポイントになりそうなところには,随所にコラムやポイントがまとめられていて,大変わかりやすい。本書をマスターすれば大抵のことはこなせるようになるはずだ。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Windows2000Serverを初めて導入する管理者のためのガイド。導入からシステム管理まで

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 本書はWindows 2000Serverを使ってシステム構築と管理を行うための,管理者向けガイドブックである。読者ターゲットとしては,Windows NT4.0にある程度親しんだ管理者,ということになっている。そのため,サーバー管理そのものが初めてという人にはあまり向いてない。元々はアメリカでWindows 2000のβ版を元に書かれた書籍であり,海外ではかなり評判がよかったらしい(まえがきより)。
 たしかに,製品版が無い時期にこれだけ広範な情報が得られれば,かなり利用価値は高かったはずだ。だが,すでにWindows 2000の製品版が発売され,日本語でも詳細な解説書が入手できる状況では,特に類書に比べて大きなアドバンテージがあるわけではない。むしろ,具体例に欠ける点などはデメリットといえる。たとえばActive Directoryの設定について,概念の説明,用語の解説,設定ツールの使い方などがあるのだが,実際にどういう場面でそれらを使えばよいのかが,今ひとつイメージしにくい。
 また,全体的に文章中心(図版が少なめ)の構成だが,レイアウトがどちらかいえば単調で,文の流れもところどころ細切れになりがちだ。ツールの操作方法(設定方法)については,ステップごとに番号を付けて箇条書き形式で解説している。それ自体は悪くないのだが,ステップ数が多いわりに図版が少ないものなどもあるので,実践的な情報というよりただの機能紹介に終わっている印象を受けてしまう。もっとも,各項目についてはもっと詳しい実践的な解説書が他に出回っているし,あくまで入門書であると割り切って考えれば,本書であまり深く掘り下げる必要は確かにない。本書はWindows 2000Serverの全体像をつかむために使用するのが一番無難な使い方だろう。
 なお,索引機能としては,意外に目次が役に立つ。細かい項目の見出しがたくさん並んでいるので,巻末索引よりもよほど使い勝手がよいはずだ。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Windows2000Serverのガイドブック。導入から初期設定までの必要な情報はほぼ網羅

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 本書は,パーフェクトガイドシリーズのWindows 2000Server版である。パーフェクトガイドシリーズは,サーバー関係のガイドブックの中でも定番中の定番といってよい。Windows NT4.0では1冊で構成されていたが,Windows 2000では2分冊となっている。本書はその1冊目「vol.1 導入・設定編」だ。
 本書では,Windows 2000Serverの概要から始まって,インストール手順,各種基本設定などが解説されている。ちなみに,vol.2は構築・運用編となっているが,扱っているのはネットワーク環境の構築と運用だ。Windows 2000Serverそのものについて知りたければ,本書だけで十分間に合うはずだ。パーフェクトガイドシリーズは,名前からも分かるように機能の“完全紹介”を目指している。かなり細かな情報まで網羅しており,他の解説書と比較しても相当詳しい部類に入るはずだ。マイクロソフトからは,リソースキットなどの公式ガイドブックが多数発売されているが,それらと比べても遜色ない情報量だ。リソースキットにはアーキテクチャーの解説というメリットがある半面,一般的な使い方については少々フォロー不足だ。本書は逆に,実際の機能に焦点を当てている。
 また,レイアウト面では,初心者でもある程度読みやすいように配慮されている。たとえば,Active Directoryの基礎という項目では,Windows NT初心者向けと熟練者向けの2つのセクションに分けており,幅広い読者層をターゲットにしていることがわかる。
 とはいえ,情報量が多いので,すべてを読みこなすのはかなり骨が折れる。全体の構成をつかんだら,あとは必要に応じて資料集的な使い方をするのがベストだろう。分冊についていえば,基本設定(本書)とネットワーク関連(vol.2)に分かれている点については評価が分かれるところだ。2冊とも購入するとコストもかなりかかるので,本書に自分の必要な内容が含まれているかどうか,購入前によく検討しておこう。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Windows2000ProfessionalのMCP試験参考書。上下2巻で保守管理までカバー

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 本書は,マイクロソフト認定の技術者資格試験(MCP)の試験科目「70-210:Installing, Configuring, and Administering Microsoft Windows 2000 Professional」の受験参考書である(同じシリーズでServer編も発売されている)。書名にあるMCSEとは,この科目(及び他の科目)に合格することによって得られる資格の名前だ。
 この試験科目の目的は,Windows 2000 Professionalをネットワーク環境内におけるクライアントOSとして「実装,管理」するための技術的な知識を習得することにある。つまり,スタンドアロン環境で使うためではないので,個人ユースよりも企業ユース向きといえるだろう。また,ネットワークについての基礎知識を持っていることが本書を読む上での前提条件になっている。
 上下2巻,全25章(付録5章)で構成されており,Windows 2000の機能紹介から始まって,インストールから基本操作,システム管理,ネットワークへの接続など,これ1冊でWindows 2000 Professionalについての基本知識はすべて身に付けることができる。
 各章はさらにいくつかのレッスンに分かれており,レッスンごとのまとめと,章の終わりの復習問題を使って学習効果を高めている。トレーニング内容の多くは,実際にデモ環境を使って行うようになっており,より実践的な技術と経験を習得することができる。また,レッスンごとに所要時間の目安が提示されているので,それを使って自分に合った学習スケジュールを立てられる。
 ほとんどのトレーニングはWindows 2000 Professional環境があれば実践可能だが,Active DirectoryやDNS関連などは,Windows 2000 Server環境が別に必要になるのが難点といえば難点だろう。また,本シリーズは索引と用語集がしっかりしているので,学習が終わった後でもリファレンスとして使用できる。ただし,索引は上下巻をまとめているため(ページ数も上下通しになっている),利用する際には若干注意が必要だ。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Windows2000Server関連のMCP試験参考書。上下2巻で導入から保守管理までカバー

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 本書は,マイクロソフト認定の技術者資格試験(MCP)の試験科目「70-215:Installing, Configuring, and Administering Microsoft Windows 2000 Server」の受験参考書である(同じシリーズでProfessional編も発売されている)。書名にあるMCSEとは,この科目(及び他の科目)に合格することによって得られる資格の名前だ。
 この試験科目の目的は,「Active Directory環境でドメインのメンバーサーバーとして使用する」ためにWindows 2000 Serverの技術的な知識を習得することにある。上下2巻,全14章(付録5章)で構成されており,Windows 2000の機能紹介から始まって,インストールからActive Directory環境の構築,サーバー管理の手順など,Windows 2000 Serverを使う上で必要なことはすべて網羅しているといってよいだろう。
 各章はさらにいくつかのレッスンに分かれており,レッスンごとのまとめと,章の終わりの復習問題を使って学習効果を高めている。また,トレーニング内容の多くは,実際にデモ環境を使って行うようになっている。そのためのサンプル・データもCD-ROMに収録して添付されており,より実践的な技術と経験を習得することが可能だ。
 だが裏を返せば,本書のトレーニング内容をこなすためには,デモ環境を構築できるだけの技量と,そしてソフトウエア及びハードウエア・リソースが必要ということになる。前者については,最低限,基本的なネットワーク関連の知識と,Windows 2000ないしWindows NTネットワークについての基本操作ができる程度の経験は必要だろう。後者については,個人でWindows 2000 Serverを持っているユーザーはそれほど多くないはずだし,逆に企業ベースでは,トレーニング用のテスト・マシンがなかなか手に入らない可能性がある。本書を完全に使いこなせる読者はそれほど多くなさそうだ。もちろんそれでもある程度効果は期待できるし,もしそうした環境が手に入るなら本書はお薦めである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Windows2000Server関連のMCP試験参考書。上下2巻で導入から保守管理までカバー

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 本書は,マイクロソフト認定の技術者資格試験(MCP)の試験科目「70-215:Installing, Configuring, and Administering Microsoft Windows 2000 Server」の受験参考書である(同じシリーズでProfessional編も発売されている)。書名にあるMCSEとは,この科目(及び他の科目)に合格することによって得られる資格の名前だ。
 この試験科目の目的は,「Active Directory環境でドメインのメンバーサーバーとして使用する」ためにWindows 2000 Serverの技術的な知識を習得することにある。上下2巻,全14章(付録5章)で構成されており,Windows 2000の機能紹介から始まって,インストールからActive Directory環境の構築,サーバー管理の手順など,Windows 2000 Serverを使う上で必要なことはすべて網羅しているといってよいだろう。
 各章はさらにいくつかのレッスンに分かれており,レッスンごとのまとめと,章の終わりの復習問題を使って学習効果を高めている。また,トレーニング内容の多くは,実際にデモ環境を使って行うようになっている。そのためのサンプル・データもCD-ROMに収録して添付されており,より実践的な技術と経験を習得することが可能だ。
 だが裏を返せば,本書のトレーニング内容をこなすためには,デモ環境を構築できるだけの技量と,そしてソフトウエア及びハードウエア・リソースが必要ということになる。前者については,最低限,基本的なネットワーク関連の知識と,Windows 2000ないしWindows NTネットワークについての基本操作ができる程度の経験は必要だろう。後者については,個人でWindows 2000 Serverを持っているユーザーはそれほど多くないはずだし,逆に企業ベースでは,トレーニング用のテスト・マシンがなかなか手に入らない可能性がある。本書を完全に使いこなせる読者はそれほど多くなさそうだ。もちろんそれでもある程度効果は期待できるし,もしそうした環境が手に入るなら本書はお薦めである。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Windows2000ProfessionalのMCP試験参考書。上下2巻で保守管理までカバー

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 本書は,マイクロソフト認定の技術者資格試験(MCP)の試験科目「70-210:Installing, Configuring, and Administering Microsoft Windows 2000 Professional」の受験参考書である(同じシリーズでServer編も発売されている)。書名にあるMCSEとは,この科目(及び他の科目)に合格することによって得られる資格の名前だ。
 この試験科目の目的は,Windows 2000 Professionalをネットワーク環境内におけるクライアントOSとして「実装,管理」するための技術的な知識を習得することにある。つまり,スタンドアロン環境で使うためではないので,個人ユースよりも企業ユース向きといえるだろう。また,ネットワークについての基礎知識を持っていることが本書を読む上での前提条件になっている。
 上下2巻,全25章(付録5章)で構成されており,Windows 2000の機能紹介から始まって,インストールから基本操作,システム管理,ネットワークへの接続など,これ1冊でWindows 2000 Professionalについての基本知識はすべて身に付けることができる。
 各章はさらにいくつかのレッスンに分かれており,レッスンごとのまとめと,章の終わりの復習問題を使って学習効果を高めている。トレーニング内容の多くは,実際にデモ環境を使って行うようになっており,より実践的な技術と経験を習得することができる。また,レッスンごとに所要時間の目安が提示されているので,それを使って自分に合った学習スケジュールを立てられる。
 ほとんどのトレーニングはWindows 2000 Professional環境があれば実践可能だが,Active DirectoryやDNS関連などは,Windows 2000 Server環境が別に必要になるのが難点といえば難点だろう。また,本シリーズは索引と用語集がしっかりしているので,学習が終わった後でもリファレンスとして使用できる。ただし,索引は上下巻をまとめているため(ページ数も上下通しになっている),利用する際には若干注意が必要だ。
(C) ブッククレビュー社 2000

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VisualBasic6.0の基本操作と開発テクニックの教科書。Excel関連の応用例なども紹介

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 本書は,Visual Basic 6.0の基礎から応用までを学習するための教科書である。一般的なガイドブック系の書籍に比べると,かなり堅い構成及びレイアウトになっており,あまり取り付きやすいとはいえない。単独で使うよりは,誰か講師がフォローしながら使うという,まさに「教科書」的な使い方が向いている書籍といえる。
 内容については,前半で機能紹介とリファレンス基本操作をきっちり抑えた上で,後半ではActiveXコントロールやAPIを使ったプログラム,ExcelやAccessのVBAについての応用例,ネットワーク関連の話など,守備範囲はかなり広い。一般的なVisual Basic解説の書籍で取り上げられそうなテーマは一通りカバーしている。その代わりやや広く浅くなってしまった感は否めないが,各プロパティの一覧表などをヘルプ参照で片付けずに,ちゃんと本文でまとめて紹介しているなど,項目によっては細かいところまでフォローが行き届いているものもある。
(C) ブッククレビュー社 2000

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WindowsNT/2000用のドキュメント化されていないネイティブAPIをまとめたリファレンス集

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 マイクロソフトがWindowsアプリケーションの開発のために用意したAPIとして,一般的にはWin32APIと呼ばれるものが有名だ。Win32APIについては,たくさんの解説書が発売されており,本来MSDNライブラリー内の英語ドキュメントに過ぎなかったリファレンス部分についても,日本語の書籍として入手することも可能になっている。
 これに対して,本書で取り上げている“ネイティブなAPI”は,こうしたドキュメントの類がほとんどない。本書は,タイトルにもあるように,そのドキュメント化されていないAPIについてリファレンス形式でまとめた解説書(翻訳)である。ちなみにネイティブAPIの定義は難しいが,本書の場合は,“Windows NTとWindows 2000のユーザー・モード/カーネル・モードの両方に対して提供されている一連のシステムサービス”とされている。
 リファレンス形式なので,最初から最後まで順番に読むという使い方にはあまり向かないが,本書を使いこなせるようになれば,Windows NT/2000のシステム・サービスについてかなりの知識を得られるはずだ。Windows NT/2000でプログラム開発をやるプログラマーなら目を通しておいて損はないはずだ。
 ただし,本書は読者対象としてWin32APIおよびC++とその標準ライブラリーについての知識があることが前提となっているほか,『インサイドWindows NT第2版』や,Windows NTおよびWindows 2000のDDKについての知識もある程度必要となる。ネイティブAPIというテーマそのものもさることながら,技術的にも初心者には少々敷居が高い。また,たしかにWindows NT/2000についての理解は深まるが,逆に本書がなければまったく何も作れないというわけではない。自分の技術レベルと目的をよく考えたうえで購入した方がよいだろう。なお,本書で紹介しているサンプル・プログラムについては,Webサイトからソースコードをダウンロードできる。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Exchange2000Serverの導入に必要な技術情報をまとめたマイクロソフト公式解説書

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 Exchange 2000は,マイクロソフトの電子メールおよびグループウエア・サーバーの最新バージョンである。本書は,そのマイクロソフトによる公式解説書だ。Exchange 2000は,Windows 2000のActive Directory上で動作するように最適化されており,本書にはActive Directoryについての解説も含まれる。Exchange 2000に直接興味はなくても,Windows 2000ネットワークとActive Directoryについて関心があれば,基本的な知識を習得できるというメリットもあるが,逆にその部分をすでに知っている場合はデメリットになる可能性もある。
 また,サーバー構築のためのそれなりにレベルの高い話が登場するため,インターネットやネットワーク全般の基礎知識がないと,本書を読みこなすのは大変かもしれない。理想を言えば,Windows NTやIISなどの知識があれば,より深く本書の内容を理解できるはずだ。
 ただし,本書がお堅い技術書かといえば,必ずしもそうとはいえない。「スタートアップガイド」というタイトルからも分かるように,Exchange 2000の導入に必要な情報の紹介が中心になっており,第一部でExchangeの概要を紹介し,第二部ではExchange 2000を使ったシステムの内部構造についてまとめるだけにとどまっている(構成上は第三部まであるが,第三部は用語集になる)。つまり,具体的な設定手順であるとか,導入事例のような情報は本書にはない。その類の情報が必要なら,あまり本書は役に立たない。また,あくまで本書はスタートアップのためのガイドブックなので,レイアウト的にもそれぞれの項目を深く掘り下げるというより,広範囲にわたって技術情報を紹介しているという印象が強い。
 税別2800円という価格は,サーバー関係の書籍としては悪くない価格だが,ただのガイドブックとして考えると,やや高く感じる。この点をどう評価するかが本書を購入するポイントの一つになるだろう。
(C) ブッククレビュー社 2000

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シリーズ最新バージョンのマイクロソフト公式解説書。手軽に買えて読みやすい,初心者向けの書籍

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 いよいよ,Windows 9xシリーズの最終バージョンといわれるWindows Meが発売になった。本書は,Windows Meに関するマイクロソフトの公式解説書である。公式解説書には,本書(ひと目でわかる)以外にもステップバイステップや,オフィシャルマニュアル,リソースキットなどのシリーズがあり,ひと目でわかるシリーズの基本コンセプトとして,「一通りの項目を網羅的かつ簡潔にまとめる」ところに重点が置かれている。1項目を見開き1ページないし2ページで解説し,カラー図版を多用して見やすくしているなど,初心者でも分かりやすい構成で,980円(税別)と価格も手頃だ。
 ただし,こうしたコンセプトは,ひと目でわかるシリーズに限った話ではない。いわゆるビジュアル・ガイドブックは,他社からたくさん発売されており,書店の店頭に行けば,どれを選んでいいか分からないくらいに並べられている。そうした類書の中で,本書を選ぶ決め手としては,まず価格が挙げられる。税込1000円強くらいなら気軽に買えるし,本書の内容を一通りマスターして,さらに上級レベルのガイドブックを購入する際にも,あまり気にする必要がない。これが2000円もする書籍ならなかなかそうはいくまい。
 そして,マイクロソフトの「公式」ガイドブックであることも重要だ。価格は安価でも,公式ガイドだけあって,内容はしっかりしている。画面の細部の説明や,操作手順などもちゃんとナンバリング付きの図版で解説されている。基本事項が一通り網羅されているため,簡単なリファレンス・マニュアルとしても使用できる。その代わり,ビジュアル・ガイドブック全体の特長でもあるのだが,それぞれの項目については,あまり深く踏み込んだ解説がなされていない。あくまで基本機能の紹介にとどまっている,という点は,あらかじめ覚悟しておいた方がよいだろう。それでも,これ1冊あれば,Windows Meの全体像をつかむことは十分可能だ。
(C) ブッククレビュー社 2000

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上級者向けWin32API実例集。同一筆者の「Win32サブルーチンズ」「同2」の延長線上にある書籍

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 本書は,Win32APIの活用ノウハウ集である。対象読者として,ある程度Win32APIの使い方を知っているプログラマーが想定されている。構成としては,23件の身近なテーマを設定して,それぞれについてさまざまな視点から解決策を考察する形式になっている。直接関心のないテーマでも,解決に至るプロセスは参考になるだろう。
 ただ,Windows 95やWindows NT3.5以前の話がしばしば登場するのは,Windows 2000やWindows Me,さらに次期Windowsが話題になっている現在の状況からすると少々違和感を覚える。使用言語もVC++5.0であるなど,やや時代遅れの感は否めない。Windows 98やWindows 2000についてのコメントも多少はあるので,一応動作確認は取れているようだが,若干の不安は残る。なお,同じ筆者による「Win32サブルーチンズ」シリーズがすでに2冊発売されており,本書でもそれを踏まえた内容が紹介されているので,まずはそこから始めてみるのもよいだろう。
(C) ブッククレビュー社 2000

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Excel2000をただの表計算アプリとしてではなく,データ分析機能に着目してフル活用するための本

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 Excel(2000)はパソコンにバンドルされていることが多く,ユーザー数そのものはかなりの数に上る。ただし,その能力をフル活用できているユーザーはどれくらいいるのだろうか。表を作ったり,家計簿や住所録として使う程度だと,まだまだExcelを使いこなしているとはいえないのだ。最近は,そこに目をつけたさまざまな解説本が生まれている。
 本書を出版した技術評論社も,Excel解説本を豊富に出している出版社の一つだ。一番多いのはマクロ(VBA)の解説書だが,プログラミングに抵抗のある人にはなかなか手が出しにくい。本書の場合,マクロではなく,Excelのデータ分析とグラフ作成機能に特化した書籍ということになる。もともと,Excelのデータベース機能については定評があったが,Excel 2000では,さらに外部データベースとの連携機能が強化されている。本書では「データ分析ツール」という肩書きを与えているほどだ。
 本書の特徴としては,まず,各章ごとに具体的な事例を処理しながら,必要な技術を身につける点がある。事例は合計で30例だが,このうち6例は「CSVファイルからデータを取り込む」といった基本機能に過ぎない。他の24例が「年度別の中でさらに産業分類別に就業者数を集計する」などといった具体例になっているのに比べると,「実践的」という点では価値が落ちる。サンプル集として考えれば物足りないが,そもそも本書は活用入門という位置付けなので,あまり贅沢はいえまい。むしろ,全体を通して,データの「取り込み」「集計」「シミュレーション」「活用」というデータ分析の流れを学習しつつ,少しでも実践的な例を紹介しようとした著者の努力を誉めるべきだろう。
 実際,本書のそうした試みはある程度成功している。紹介されているそれぞれの事例もさることながら,レイアウトにも工夫が見られる。たとえば,各事例の冒頭で「完成イメージ」を提示しており,ゴールを明確にイメージさせることで,初心者にも分かりやすくなっている。また,「ポイント」や「メモ」「トラブル」といったコーナーを設けて,本文では説明し切れなかった部分をまとめている点も評価できる。
 ただし手放しで誉めてばかりもいられない。この手の本にありがちなのだが,事例そのものが少々目立ちがちなのは残念だ。各項目で学習できる内容自体がすぐに分かるように,もう一工夫あればさらに使い勝手がよくなった可能性もある。また,本文で使用したサンプルが収録されている添付CD-ROMの使い方や,Excel 2000のパーソナル・メニューの設定など,本文で「前提」となる情報を巻末に持ってくる点もやや不親切といわざるを得ない。とはいえ,Excel 2000を使った各種データの処理(分析からグラフ作成まで)に関心があるユーザーなら,本書はお薦めの解説書である。最初から最後まで通して読めば,かなりの実力がつくはずだ。
(C) ブックレビュー社 2000

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