近藤和彦さんのレビュー一覧
投稿者:近藤和彦
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紙の本西洋世界の歴史
2001/05/11 21:02
編者より
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
むずかしい大学の教科書、と受けとめられているかもしれません。
じつは学生だけでなく、たしかな知識をもとめる大人のための本です。各分野の第一人者による本文はもちろん、巻末付録も、これからのあなたの読書の手がかりとしてご利用ください。
ここをクリックしてください。ヨーロッパ・アメリカの歴史的世界がひろがります。
紙の本文明の表象英国
2001/05/11 20:58
Afewwordsfromtheauthor
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文明の表象としての英国、です。英国の前に一息おいて読んでください。
福沢諭吉いらい、進歩主義、浪漫派、マルクス主義、そして戦後の民主派に共通した文明史観をしっかり捉えなおし、わたしたちの歴史を模索します。
イギリスの近代史をどう見るか?──産業革命とパクス・ブリタニカ、リベラリズムと社会民主主義、そしてサッチャ、ダイアナ、ブレア現象を歴史的にどう理解するか?──
これは今日の日本を歴史的にどう捉えるか、という問題でもあります。
ここをクリックすると、序と結の文章を読むことができます。
紙の本歴史家たち
2001/05/11 20:51
編訳者より
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14名の歴史家へのインタヴュー。
アメリカで出た Visions of History (歴史観/歴史の展望)+αの編訳書。原著にはアメリカおよびヨーロッパで活躍する13名の歴史家たちのインタヴューが収められていましたが、イタリアのカルロ・ギンズブルグにも加わってもらいました。
インタヴューの順番も、テーマ別に
ヨーロッパ社会史
フェミニズム史
アメリカ合衆国史
カリブ・メキシコ史
とわけて、それぞれの中で生まれた順としました。第二次大戦、そして冷戦期の経験、民主主義と差別、生活世界へのかかわり、etc。20世紀を誠心誠意、生きた男・女の個人史と現代史の重なった証言集です。
14名のカリカチャー、こなれた訳文、……充実した読み物なのですが、5星をつけられないディメリットといえば、350ページをこえる二段組のヴォリューム、ということでしょうか。でも、3000円のコストパフォーマンスは、すごい。
ちなみに、刀水書房の『20世紀の歴史家たち』は、1997年から出始めた評伝集ですが、カバーデザインを、こちらの『歴史家たち』から真似ています。
カバー写真および編著者のホームページは、こちらへ。
2001/05/11 20:46
Afewwordsfromtheauthor
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「長い18世紀」のイギリス、その文化と社会をしっかり書きました。暦のこと、法や男女関係のこと、民間公共社会のこと、これまでずいぶんナイガシロにされていたと思います。
あなたには「女房売ります」や「いじめ」から始まるこの本の、ほんとうのインパクトを知ってほしい。ホーガースの絵の迫力、そして民衆のパワーも。
ここをクリックすると、カバー写真と序文を見ることができます。
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