ひ〜ちゃんさんのレビュー一覧
投稿者：ひ〜ちゃん
紙の本おつきみうさぎ
2006/09/26 21:41
「みずたまり」におもいきり飛び込んだら月にいける？
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
お月様の模様って いろんな国によっても見え方、解釈のしかたが違うんだけど、不思議がたくさん詰まって見えます。
女神の横顔だとか、蟹・・・。
私は、やっぱり うさぎ なんだけど・・・。
小さいころは 本当にうさぎがもち付きしているように見えていました。
金色のうさぎが 園児たちと出会う素敵な絵本です。
お月見用のおもちの作り方レシピが、子供でも作れるように載っていて きっと子供の印象に残るお話です。
「さつまのおいも」と組合せして読み聞かせしました。
紙の本さつまのおいも
2006/09/26 21:20
さつまいもくんたちの本当の生活ぶりです
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
さつまいもくんたちの本当の楽しい生活ですよ。
ご飯をたべたり、歯をみがいたり、運動したり、ゆめをみてねむっていたり、・・・・と
聞いている、子供達の様子もたいへん面白い絵本です。
「え〜っ。」
「ほんと〜。」
と声を上げながら 入っていきます。
たくさんのいも と こどもたちの綱引きゲームは
「おいも堀り」を控えている子たちも共感してしまいました。
僕たちの芋畑が そこにあるんだよ。と校庭の中庭をさして自慢げに、教えてくれました。
一年生には この時期、必ず読んでいます。
トイレで新聞を読みながらこちらを見ているお芋は、大きくなった娘の心に今も、しっかり残っているようです。
紙の本そらへのぼったおばあさん
2006/09/24 20:48
風と月と太陽が星の願い7才の女の子の願いを叶えました。
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七つの誕生日の晩のことです。
女の子は夜空を見て思いました。
「あの星とダンスしたいな」。
それを聞いた星は、なんとか願いを叶えてあげたいと思いました。そこで、風や雲そして月と太陽に相談をします。
みんなは 願いをかなえてあげたいと思いました。
風は、世界で一番高く伸びる 木の種を見つけて女の子の家のそばまで 運びました。
太陽は 大きく大きく伸びるようお日様の光をたくさん与えました。
そして、100年たった107歳のおばあさんの誕生日の夜、月が星のしらせてくれました。そして、夜空にとりわけ光るひとつの星が、おばあさんに優しく話しかけました。
星は、おばあさんに呼びかけます。
「おじょうさん。あなたの願いが叶いますよ。」
おじょうさんと呼ばれて おばあさんはびっくり、だけど、大きなおおきな木が 本当はおばあさんの《願い》のために育った事を 改めて知ります。
「空の仲間たちにとっては、１００年なんてあっというまだよ。君はいまでも小さいお嬢さんさ」
かがやく星は おばあさんにいいました。
紙の本ありとすいか
2006/06/30 20:56
「ありから見たすいか」は、きっとうらやましい世界が広がりそうです
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「ありから見たすいか」
想像してもすごい世界！！一生懸命に運びます。)もう大工事です。
きれいにせいり整頓された ありの巣・・・・。
ありのす が「すいか」でどの部屋もいっぱいになります。
ポテトチップスの部屋や、きのこの栽培の部屋、キャンディの部屋、几帳面な働きありの巣の様子も必見です。
はいりきれないスイカは みんなで食べました。
ありたちのお腹もすいかで一杯です。
「ありから見たすいか」食べ物天国でしょうね〜。
夏らしい梅雨も吹き飛ぶような 美味しい絵本でした。
紙の本もこもこもこ
2006/05/27 21:14
大きな不思議な世界が広がる絵本です。
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不思議な世界が広がる絵本です。
「し〜ん」
「もこ」
「もこもこもこ」
これだけの文字なのに
文字と絵だけなのに
音や、温度までも感じてしまう感覚的な 間がなんとも楽しくて、何回も 何回も繰り返し ついつい読めてしまいます。
子供たちも じっとみて 二度目は、音を口に出していました。
覚えやすいのも、魅力かもしれません。
谷川俊太郎氏の有名な絵本なんだけど今回は
大型絵本を紹介しました。
楽しさも何倍にもなりました。
紙の本ちいさなくれよん
2006/05/27 20:55
純な心が幼い子供たちに何かを伝えてくれそうな、なんとも素敵な絵本です。
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ごみばこに 捨てられたちいさなクレヨンくんが、自分もまだまだ
「人の役に立ちたい。」と広い世界に飛び出します。
ボロボロになったズックのひよこさんや
坊やに、隅に追いやられてしまったおもちゃの自動車
自分が、ちいさくなってしまうのに、
喜んでくれてうれしいよ。とせっせ。せっせと塗りました。
物を大切にする「心」と自分が他の人たちに役に立ちたいという「心」
純な心が 幼い子供たちに何かを 伝えてくれそうな、なんとも 素敵な絵本です。
男の子に「なあんだ 小さなクレヨンか。」と拾われてすぐに 捨てられて
クレヨンが小石にぶつかりシクシク泣き出してしまう所は、大変切なくなります。
紙の本さんにんサンタ
2005/12/08 11:45
もうすぐクリスマス「プレゼント」がもし三つも貰えたら？
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《サンサン サンサン さんにんのサンタクロース
サンタがっこうの らくだいせい
さんにん そろって いちにんまえ
ひとりに ひとつの きまりを やぶって ひとりに みっつもおいていく
そのとし みんなを ゆかいにさせた こや
やさしい きもちで すごしたこには
きまって みっつ プレゼントを おいていく
だから さんにんサンタの まちのこは クリスマスが ちかずくと
こころの そこでは ニンマリわらい プレゼントを みっつ まっている》
とてもかわいい 挿絵とリズムある文です。
クリスマス 待ち遠しいですね。
二つも三つもプレゼントが贈られてきたら 嬉しいですよね〜。
そんな 気持ち思い出します。
ひとつももらえないこ も出てきます。
そんな子は どうしてるでしょう？
楽しいクリスマス絵本です。
《サンタさんのいたずらっこリスト》もいいですよ。
今年 プレゼントをもらえない子に数えられてしまった子達・・・・。
さあ。まだ 間に合います何をしたらいいのでしょう？
《おばけになったサンタクロース》ひさかたチャイルド
最近は 暖房器具が最新なので 煙突がありません。そこでサンタさんはおばけに相談します。
《ことしのサンタはひげがない》金の星社
サンタのぼうしをひろった まろりんさん
サンタの帽子は ふわふわ。 サンタの帽子は まっか。
なでたり ほおずりしたり えりまきにしたり、かぶったり もうたいへんです。
「わたしも サンタになりたいは〜。」
「わたしもサンタさんの なかまにいれてください
紙の本はな子、ありがとう
2005/11/17 14:58
繰り返し何回も読みました。いろんな事を考えさせてくれます。
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直木賞受賞作家 志茂田景樹さんの絵本です。
志茂田さんが、当時４年生の頃、像のはな子がタイから上野動物園にやってきました。
こどものころ身体がよわかったぼくは、大きな動物にあこがれていました。そして、げんきとゆめをもらいました。それから、ぼくが６年生になった頃の花子、中学を卒業する頃のはな子、大学２年の頃のはな子の様子が書かれています。はじめは、人気者だったはな子が誤って、人を殺してしまいます。《読み聞かせした前の日のニュースで熊が、飼育係りの人を殺してしまった事が報じられていました。》
ぼくにとっては、とてもかなしい事件でした。何年かたって、夢がかなってぼくは作家になることが出来ました。作家になって２０年以上がすぎたころ、ぼくは、読み聞かせ活動をはじめました。そして童話も書きはじめました。
ぼくは５２年もたって再びまた はな子に会いにいきました。
飼育ががりに鼻をすりよせている」はな子は幸せそうでした。
「はな子、ありがとう」ぼくはそっとつぶやいてぞうしゃをあとにしました。
５年生のクラスで読み聞かせしました。
いろんな事を連想したり、考えさせられたり、人間の心の移り変わりがあって、そして、頑張って夢を実現させたり、とても 心に残る一冊になりました。
子供達も真剣に聞いていました。読み手に語りかける素敵な絵本です。
紙の本きたきつねのゆめ
2005/11/09 20:45
北海道ときたきつね雄大な版画に圧倒されました
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手島圭三郎氏の素敵な版画の世界にすっぽり入りこんでしまう一冊です。
ボローニャ国際児童書展グラフィック賞受賞作。
おかにかけあがったきつねは、おもわず目をまんまるにして、いきをのみました。
なんと不思議な世界でしょう。そこは、いままでみたこともない、ふしぎなもりのいりぐちでした。きたきつねは、もりのなかで、たのしかったこどものころをおもいだしていました。
白黒の世界からカラーに見事に引き込まれます。
そして、一人から二人・・・。
二人から・・・来年の春にはきっと子供達がいるでしょう。
絵本だけれど、映画を見ていたような不思議な余韻ののこる すてきな版画です。
2005/10/27 14:33
最近しょゅちゅう《けんか》してしまう兄弟姉妹へ
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「ぼくのかわいいいもうと」を「ぼくのかわいくないいもうと」といってしまうお兄ちゃん２年生。
校長先生には「私が１年生になったから お兄ちゃんは２年生になれたの！」みんなの前では「これ！私の お兄ちゃん」と大きな声で呼ぶ。
おもわず 隠れてしまいたくなるほど恥ずかしいのに 家では、部屋も一緒。
言う事をよくきく弟や、美人のお姉さんがいる、周りの友達の兄弟、姉妹をうらやましく思ってしまうぼく。ひとりっこなんかもうあこがれ！！
そんな時、ぼくは おたふくに。ぼくが、なおったら続いて妹もおたふくに。ひさしぶりに、学校へいったぼくは 妹のいない学校生活をはじめは とても嬉しく、楽しく・・・楽しいはずなのに。おたふくにかかってとてもおとなしくなった妹が気になります。
「ぼくのかわいいいもうと」を読み聞かせしてあげるぼく。喜ぶ妹。
ほのぼのとした あたたかい 兄弟、姉妹のよさが とてもよくつたわるんじゃないかな〜と思いました。今日は２年生に読んできました。
大好きな一冊になりそうです。
2005/06/23 15:36
お魚は身体を健康にしてくれます！
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絵も文もとても好きでした。 新人賞の大賞作品です。
おさかなは からだを健康にしてくれます！あまいケーキばかりは 駄目です！！とのメッセージが伝わりました。
良かったです。
紙の本ザスーラ
2005/06/22 10:58
共感しながら冒険していきます
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「ザスーラ」 クリス・バン・オルズバーク 作 2005年06月22日
クリス・バン・オルズバーク 作 映画の「ジュマンジ」から２０年、続編です。ゲーム盤からジャングルの世界に飛びこんでしまった前回を 上回るすごい迫力です。絵も素晴らしくわたしたちも一緒に《大宇宙》に入りこんでしまいます。いつも けんかばかりしている ダニエルとウォルター 子供達も 共感しながら 冒険していきます。本当に 引き込まれてしまいました。最後も感動させられてしまいます。２０分間の時間ですが 映画を見てきた後のような 夢を見ておきたような 不思議な感覚が 残りました。
前回同様 コルテット受賞作品でもあります。
紙の本子ども版声に出して読みたい日本語 ５ ややこしや寿限無寿限無
2005/06/15 15:33
読み聞かせに読みました。ところが、みんなで合唱に。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
【一押しの 一冊です。みんなで 読みました。「しりとりうた」なっかしかった〜です。
「いろはに こんぺいとう こんぺいとうはあまい あまいはさとう さとうはしろい
しろいはうさぎ うさぎははねる はねるはかえる かえるは青い 青いは柳 やなぎはいれる ゆれるは幽霊 幽霊は消える 消えるは電気 電気はひかる ひかるはおやじのはげあたま。」 早口言葉も 受けていました。
子供たちが、おもしろかった〜。と満足して口々にくちずさんで 私も 楽しかったです。】
紙の本ひたひたどんどん
2007/04/21 20:27
海は、空を飛んでやってきたもし空に海が浮かんでいたらどんな気分かなぁ
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おだやかな 春のある日のこと
「いい天気だね、今日も」
「ああ、いい天気だね。今日も」
まちの人は うれしそうに 空をみあげました。
そして・・・・・・。
こしを 抜かしました。
「う、 海が」
そらに浮かんでいました。
くじらも いました。 サメも 亀も いました。
カジキがあたまに 刺さりそうです。
うにが 落ちてきます。
ぶたぁ〜ん。ぶたぁ〜ん。 おもそうな 海です。
とても想像豊かで、おおきな おおきな 水族館の中を思い出してしまいます。
子供たちも わくわくして声を出して聞いてくれました。
紙の本おにのめん
2006/02/09 20:43
「来年の話をすると鬼が笑う」ことわざ
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「おにのめん」落語絵本 川端誠（クレヨンハウス）
「おにのめん」いつもの図書館で勧められました。
落語の主人公に女の子が登場するのは珍しいそうです。ほのぼのしたいい感じのお話でした。
《場面の展開が多く、ラストがいかにも映像的なので絵本にしたそうです。》登場人物の名前はあてずっぽうですが、みんな 縁起のよい字がつくようになっているそうです。
「来年の話をすると鬼が笑う」という ことわざをはじめて知る始めであってもいいと思います。と
絵本を作った 川端誠さんのコメントがありました。
高学年に 読みましたが 関西弁がとても面白いです。
今年に入って 関西弁の絵本を知らず知らず選んでいます（笑）
少しは 上手になれるかしら・・・・・？
