Heavy Moonさんのレビュー一覧
投稿者:Heavy Moon
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2004/05/03 16:27
行ってみたくなる
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人にすすめられて読んだ。自分にヨーロッパに関する知識(歴史的にも,地理的にも)がないことを再認識させられる。しかしながら、読んでいて楽しい。著者は、本当にこの地域が好きなのであろう。それが伝わってきて、風景が思い浮かび、自分も実際に行ってみたくなった。この本を持って、ドナウ河を船旅ができたらどんなに気持ちいいだろうか? これから読む人には、大き目の地図を用意して、それと照らし合わせ、その周辺にも目をやりながら読むことをおすすめしたいと思う。
紙の本小さな塵の大きな不思議
2004/04/29 15:59
スケールのでかい塵
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この本を読んでいる最中に、何度「へぇー」と声に出してしまったことか。「えっ?」も数知れない。うんちく好きにも薦められる本だろう。訳書にしては読みやすいし、読んでいて頭が痛くなるほど難しい本でもないので暇つぶしにもいいかもしれない。
まず残念なことにはタイトルが内容を表しきれてないと思う。「塵」と聞いて興味を持つ人が多いとは思えない。でも、その内容は、地球や太陽の誕生、砂漠で虐殺された恐竜、飛行機事故の原因、地球温暖化を救っているかもしれないもの、都市や農場や家に中で人の健康を脅かすもの、と多岐にわたる。つまりは,いろんな興味を刺激され、飽きないのだ。科学だけでなく、環境問題に関心を持っている人も読むべき本ではないだろうか? あと、いろんな意味で臭いが気になる人やアロマキャンドルで癒されている人も目を通した方がよいかも。
「塵にダイヤモンドが含まれている」なんて驚きじゃない? 「空を流れる『塵の河』」なんて恐ろしくない?
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