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ロングボーダーさんのレビュー一覧

投稿者:ロングボーダー

23 件中 1 件~ 15 件を表示
一瞬の光

一瞬の光

2005/09/30 12:14

偶然の出会いが、人生を大きく変えてしまうことがある。

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

白石一文さんの著書は、初めて読みました。
この著書がデビュー作。
書店に並んでいた、
文庫本のジャケットデザインが気に入り
全く読まないうちに、
並んでいた4冊の文庫本全てを買ってしまいました。
勘にはずれは無く、私好みの小説でした。
主人公や登場人物のほとんどは
超エリートかトラウマを抱えた人間で、
共感を感じられるような内容ではなかったかな。
全く知らない世界が緻密な文書で展開され
私のような庶民にはこういう小説をかける人の才能は、
想像もつかない。
その分、主人公の目や考え方を通して、
自分の人生では体験できないような世界を具間見れるのが、
小説の楽しいところでもあると思う。
偶然の出会いが、人生を大きく変えてしまう。
「人は何のために生きるのか」
「人を愛するとはどういうことか」という
大きな問題を根底に置いた、作品。
主人公の考え方などは、偏りすぎかな?と思える箇所もあるが、
構成や展開は、先を読み急がせる力を十二分に持っている。
橋田を選ばなかった恭子の気持が、
最後には橋田にも解ったのだと思う。
瑠衣にも、その気持が解る日がくるのかな。
読み終えた時に、
考え方や生き方に影響を受けたような印象はなかったが、
読み物としては、かなり、面白かった。
お勧めです。

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もう一度デジャ・ヴ

もう一度デジャ・ヴ

2005/09/13 13:42

村山さんの処女作

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この「もう一度デジャ・ヴ」は、
村山さんの処女作だそうです。
この作品を書いた時は、まだ、
物書きとしての心構えもできておらず、
若書きだと、村山さん本人が後書きで書いています。
ストーリーは、凝っているとか、
オリジナリティを感じる作品ではなく、
何処かの映画で見た事があるような気すらしますが、
女性の視点から書かれた、男性主人公の感情などは、
今の作品にもつながる、村山さんらしいものだと思いました。
ストーリーに入りやすく、読み入ってしまいました。
簡潔に言って、面白かったです。
現在と前世の物語が
各章で交差しながら進むので
判りやすかった。
エンディングも、
その先の物語を読みたくなるような
いい終わり方だった。
ジャケットのデザインは、酷いと思う。

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電子の星

電子の星

2005/09/22 13:07

石田衣良ファンならずとも同じみの、I.W.G.P。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

今回は、
「東口ラーメンライン」
「ワルツ・フォー・ベイビー」
「黒いフードの夜」
「電子の星」
4つのエピソードを収録。
「東口ラーメンライン」は、ドラマでGボーイズがラーメン店を
やるという話があり、そのベースになっているのかもしれない。
それ以外は、ドラマのシナリオで使われていないと思う。
シリーズ当初に比べ、マコトのキャラクターが定着し、
落ち着いてきたように思える。
小説の中だから。。。
と言えないようなエピソードたち。
面倒なトラブルと解っていても、立ち入らずにいられないマコト。
トラブルが解決した時に、依頼人だけでなくマコトも成長している
そういう構成もわるくないと思う。
石田衣良著書には、はずれがない。

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LAST

LAST

2005/09/08 00:06

追い詰められた人間の最後

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「LAST RIDE」「LAST JOB」「LAST CALL」
「LAST HOME」「LAST DRAW」「LAST SHOOT」
「LAST BATTLE」の7編の短編小説を収録。
「LAST」というタイトルのとおり、追い詰められ、
もうあとがない主人公たちの最後の苦渋の選択を描いた短編集。
7編中5編の主人公は、
借金が原因で崖っぷちに立つことになる。
借金の理由も、追い詰められ方も様々だけど、
誰でも小説の主人公のようになってしまう可能性はあるのかも。。。
そう思える、小説の中の日常がリアルに描かれている。
夢と絶望は背中合わせなのかも知れない。
そんな風に思える作品でもある。
日常の闇を、石田衣良らしいタッチで描いていると感じた。
追い詰められた中にも、
救いのある作品があるのも良かったと思う。

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昨晩お会いしましょう

昨晩お会いしましょう

2005/05/31 17:13

映画ならR指定?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「昨晩お会いしましょう」「深く冷たい夜」
「堕天使」「満月」という短編小説が四作品収録されています。
どの作品も恋愛物で、性描写が満載ですが、当然、ポルノ小説とは違い、
人の心理も描写していると思います。
小説では官能小説(ポルノ)と普通の小説しか分け隔てが無いように思いますが、
この作品が映画だとしたら、間違いなくR指定となると思いました。
想像力豊かな人なら、下手なエロ写真雑誌よりもかなり、くると思います。
四作品の中で一番印象に残っているのは、「堕天使」です。
四作品の中で、唯一男性の視点から書かれているせいもあるし、
気持が入るような理解できる作品でもありました。
短編で読みやすかったし、読んで損は無かったです。

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恋愛生活 恋に不器用な女

恋愛生活 恋に不器用な女

2005/03/15 15:50

リアルな恋愛を楽しめます。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最初は隔月シリーズのつもりだったようですが、
結局シリーズ5作目が発行されたのは
シリーズ1作目発行から2年4ヶ月後でした。

大学時代に映画好きの集まる
同じサークルに所属していたメンバーを中心に
恋愛と友情を、理想と現実がリアルに書かれています。

シリーズ1作目の本作品は、映画宣伝会社に勤める知香、
32歳独身を主人公として書かれています。

思わず、あるあると思ってしまうような恋愛感や行動が書かれていたりして、
文章も読みやすいです。

総ページも190Pと一気に読みやすい厚さなのでいいですね。

女性作家の著書なので、女性の気持を知るのにもいいかも知れませんね。

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恋愛生活 彼女が決めたこと

恋愛生活 彼女が決めたこと

2005/03/16 12:57

シリーズ5作目は、「夫が浮気を…」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

4作目から11ヵ月後に発行された、シリーズ5作目。

「恋愛生活」シリーズは、大学時代に映画好きの集まる
サークル『シネマディクト』に所属していたメンバーを中心に
恋愛と友情を、理想と現実がリアルに書かれています。

今回の主役、エスニック雑貨店のオーナー遼子39歳は、
『シネマディクト』のメンバーではなく、
『シネマディクト」のメンバーが大学時代に
よく使っていた店『ザジ』という店のママだった。

年下の修二からの熱烈なラブコールを受け、不倫に終止符を打って結婚したが、
夫がまさかの浮気を…。

今回の作品では、女性の大人な対応と、
男の子供じみた行動や幼さが書かれていますね。

男って馬鹿だなぁって思いました(笑)

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恋愛生活 ダブルブッキング

恋愛生活 ダブルブッキング

2005/03/15 18:25

シリーズ4作目は、小悪魔的女性が主役。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

3作目から11ヵ月後に発行された、シリーズ4作目。

大学時代に映画好きの集まる
同じサークルに所属していたメンバーを中心に
恋愛と友情を、理想と現実がリアルに書かれています。

4作目の主役は、結婚10ヶ月で夫に先立たれた
未亡人の雪乃、29歳。
「男が途切れたことのない女」と女友達に言われる、小悪魔的?存在。

同性からはあまり好かれないが、男心をつかむのは上手い。
そういう、才能を持った女性いますよね。

そういう、雪乃に都合よく使われる男と、逆に都合よく言い寄っていく男。

女性の本音が良くわかるかも!?


197Pと一気に読める厚みで、文章も堅くないので読みやすいです。

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恋愛生活 忘れられない人

恋愛生活 忘れられない人

2005/03/15 18:03

3作目のテーマは「現代の主婦」?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2作目から4ヵ月後に発行された、シリーズ3作目。

大学時代に映画好きの集まる
同じサークルに所属していたメンバーを中心に
恋愛と友情を、理想と現実がリアルに書かれています。

3作目のテーマは「現代の主婦」でしょうか?
今回の主役は、専業主婦で二児の母の香奈美、32歳。

仲間の中で一番早くに結婚し、姉御的存在の香奈美。

家庭には特に不満は無いが、満たされない…。
ありがちな話ですね。
でも、それが逆にリアルなのかも。

結婚してしまえば、夫は妻を「女」というよりも、
家族の一人として見てしまうことが、
多いのではないでしょうか?

結婚前のように、優しく接してもらうことも減り、
家事や育児をこなしていく毎日…。

そんな毎日の中で、自分を「女」として優しく扱ってくれる
男性が現われたら…。

気持が動いてしまうのは、わかりますよね。

果たして、主婦・香奈美が、下した決断は?

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恋愛生活 五年目のクリスマス

恋愛生活 五年目のクリスマス

2005/03/15 17:13

シリーズ2作目のテーマは「不倫」

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大学時代に映画好きの集まる同じサークルに所属していたメンバーを中心に
恋愛と友情を、理想と現実がリアルに書かれています。

シリーズ2作目のテーマは「不倫」です。

今回の主人公は、OLみはる、29歳独身。

1作目に登場したメンバーも登場して、話に厚みが加わります。

1作目に主人公だった知香も、脇役に回り、主人公として書かれていた行動を、
他の人の視点から書いてあるのも、このシリーズの面白いところだと思います。

不倫って言うと女性の立場から書かれたものが多く、
男の気持はあまり語られませんね。

独身なのを故意に隠していたり、離婚する気もないのに、
結婚をほのめかして女性をつなぎとめようとする男性は問題外ですが、
お互いに承知の上の不倫であれば、立場は対等だと思います。

女性の辛い胸のうちを聞くことも多いですが、既婚男性だって本気であれば、
辛いのは一緒だと思いますし。

逆に、女性はその気になれば、不倫の関係を清算し
新しい出会いを選択することも容易ですが、
残された既婚男性は、悲惨なものだと思います。

この作品を読んで、そんなことも考えました。

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不自由な心

不自由な心

2005/11/01 13:06

誰もが持つ心のもどかしさの一遍

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ジャケットのデザインは、
デビュー作に比べて寒々しいですね。
タイトルの「不自由な心」からの連想か、
テラス(?)に置かれた鳥かごや
テラス(?)と外の世界をさえぎるネット(?)が
ジャケット写真にはめ込まれています。
二作目は短編集。
「天気雨」「卵の夢」「夢の空」
「水の年輪」「不自由な心」の五篇を収録。
全ての作品が不倫の恋にまつわるものです。
人の心は変るもの。
結婚しても恋をするのは普通だし、
結果として不倫となってしまうのも
珍しく無い事だと思う。
けれど、実際は精神的にも肉体的にも
楽しいのは初めだけなのかな。
大概は破綻が来るものだと思う。
そう言う儚いものでもあるからこそ、
小説の題材にもなるんだと思う。
著者の描く男性主人公は、
一様にエリートな上に強くて
女性にもてるという設定ですね。
「夢の空」と「水の年輪」が、
不倫ともう一つの儚い物が描かれた
印象に残っています。
本のタイトルともなった「不自由な心」は、
大半の人が持つしがらみによって
自由に生きられない主人公・江川と
社会のルールなんて知った事じゃないと
自分の気持まま自由に生きようとする義弟・啓介。
読んだ後、考えさせられるというか
この社会システムって生きづらいなという
思いにも駆られた。
でも、皆が自分勝手好きなように生きたら、
それはそれで、生きづらい世の中だな。
読んで楽しい、娯楽小説ではないと思います。

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15秒の奇跡

15秒の奇跡

2005/07/15 04:17

夏に読むお勧めの一冊です。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

会話が多く、文字数が多くなく、
文章も小気味良いので読みやすい。
短篇小説のようにさらっと読めます。
ストーリーや構成のワンパターン感は否めないし、
登場人物はかっこよすぎて現実離れしているが、
最後はほろっとされることが多い。
シリーズ物が多いのも著者の特徴で、
主人公や登場人物が固定されることにより
感情移入やイメージがしやすい。
今回の「15秒の奇跡」は、
「CFギャング・シリーズ」の5作目になる。
湘南、葉山、ハワイなど
海辺の街が舞台になり物語が展開していく
作品がほとんどなので、
読んでいて気分が開放され元気をもらえる。
細かいことは気にせずに、
喜多嶋隆の世界観に浸りたい。
夏に読むお勧めの一冊です。

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野生の風

野生の風

2005/09/24 17:54

アフリカの大自然のイメージが溢れてくる

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

主にアフリカの大自然を舞台にしている。
アフリカの風景なんて
TVの中でくらいしか見たことが無いが、
読んでいるうちに、
アフリカの乾いた空気や強い日差し、
朝晩の水分を含んだ冷たい空気、
そして、そこに息づく
野生の動物たちの姿が
頭の中にイメージとして広がっていく。
そんな、表現力のある文章が
綴られている作品。
ストーリは、運命に翻弄される
男女を中心に、
重い恋愛が描かれているが、
後味がいい物ではないかな。
人生の教訓として
参考になる部分は多いのかな。
そういう、恋愛部分を取り除いて見ても
十分に楽しめた珍しい作品。
もし、自分が実際にアフリカに行ってみたら
どんな風に感じることが出来るのか
想像もつかないが、
それでも想像してしまわずにはいられない。

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坂の途中

坂の途中

2005/08/11 11:48

展開が停滞気味?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

村山さんの著書は
青春・恋愛ものがほとんどだと思います。
大人の一歩手前で感じるジレンマや悩み、
それに対し、もがき苦しむ登場人物たちの姿を
解りやすく文章にのせているように感じます。
大人になると忘れてしまうような
甘酸っぱい気持ち?を思い出させてくれます。
「坂の途中」は”おいしいコーヒーの入れ方”
シリーズの7作目。
初めて村山さんの著書を読んだのは、
この”おいしいコーヒーの入れ方”でした。
このシリーズは、まさに純愛中の純愛を
書き綴っているのだと思います。
帯に記されている
「恋をすると、人は強くなれるんだろうか。
それとも、弱くなってしまうものなんだろうか。」
という、主人公”勝利”の言葉に、
登場人物たちの現状の全てがあらわされています。
このシーリズは、文庫化される前に
村山さんの公式サイト上で公開されているので
内容の大半は読んだものでした。
Special Side Story「CALLING YOU」が
巻末に収録されています。
これは、本作登場人物である星野りつ子の独白です。
こういう、脇役のストーリーがあることで、
小説の世界がぐっと広がる気がして、
好きです。こういうの。
”おいしいコーヒーの入れ方”シリーズだけしか
読んだことがないと、村山さんの著書は
ある意味、甘ったるい恋愛物なのかな?
ってイメージがあると思いますが、
他の作品では、積極的過ぎるくらいな
青春・恋愛物もあります。
高校生サーファーが主人公の
「海を抱く BAD KIDS」という作品もあったりします。

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からだのひみつ

からだのひみつ

2005/02/14 13:49

保健体育の授業より、よっぽど役に立つこの一冊

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

この本では、必要なのに学校や社会や大人や親が教えてくれない体と心の仕組みが、田口さんの寺門さんの対話で語られています。

男女問わず思春期で心と体の悩みを持つ多くの人や妊婦さんにはぜひお勧めです。

それ以外の人でも、知って損は無い体と心、男と女の本音や性質の情報が満載です。

寺門さんの著書は初めて読みましたが、田口さんとのぶっちゃけトークも面白く、
田口さんならではの感性で感じてきたことを、寺門さんが整体師としての観点から解説したりしています。

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