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藤野さんのレビュー一覧

投稿者:藤野

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紙の本

著者コメント

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知的障害児というと何か特別な人間のように感じる方がまだまだ多いようです。正直に言えば私の中にも同様なものがありました。
いざ障害児の親になってみると、普通の子育てでは得られない発見もありました。

・子育ては子育て、みどりごが大人になっていく手助けにかわりは無いということをまず教えられました。違いはその過程が時間をかけてゆっくり動いて行く場合が多いということでしょうか。分解写真かスローモーションビデオを見るように段階を追うことができ、興味深いものさえありました。
・クラスで一番できる子とビリの子の間に人間としての相異はありません。同様に養護学校の生徒も全く同じ人間です。親及び家族、先生や友達を手本に色々なことを覚えて育ちます。
もしときに大声をあげたり、暴れる者がいたとしても、それは自らがもどかしかったり、分ってくれない周囲にいら立った末のことがほとんどで、いわば堪忍袋の緒が切れた状態です。本人だけの問題ではありません。忠臣蔵の浅野内匠頭を思い出せば納得!という場面です。
表現はしなくても周囲の様子には敏感で、かなり分っており、うっかり出来ません。この辺り三才児を考えれば察しが付くはずでした。
・太郎には自分が劣っていることが気の毒なぐらい良く分っています。就職後物陰で「僕はダメだなぁ」とつぶやいていたということです。その位ですから努力します。この忍耐強さは尊敬に価すると思いました。
基本的な取組み方を教えた後、親が力を貸せることはありません。そっと見守るのみです。唯一背中を押すのは褒め言葉だけです。少しでもできかけたとき、一段階でも進んだときに認めて評価すれば、その後の加速につながります。

身の回りで褒められている子の姿を見ることがなくなった昨今、私の子育て経験から世の大人に、子どもを褒める大切さをアピールしたくなりました。
こんなもろもろをお伝えしたい思いから原稿をまとめました。
それぞれの立場で、何かよみとっていただければ幸いです。
障害児をおもちの方は、私と同じ失敗をなさらないよう一つの反面教師にしてください。

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