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銀の皿さんのレビュー一覧

投稿者:銀の皿

1,816 件中 1 件~ 15 件を表示
ニワシドリのひみつをもとめて ものづくりする鳥のふしぎをさぐる旅

ニワシドリのひみつをもとめて ものづくりする鳥のふしぎをさぐる旅

2023/12/17 10:41

アズマヤは雄、巣は雌がつくる。

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子供向けの本ですが生き物、特に鳥が好きな人ならきっと面白いと思います。子供のころに見た、鳥が作った不思議な形の構造物。著者が大人になっても追い続けた「ニワシドリの秘密」。

この鳥が作るのは枝や葉などで作った巣の「ような」物。本書のカバー(裏側)の写真をみるだけでもその大きさ、色合いは「ほんとに鳥が作ったの?」と思ってしまうほど精緻で芸術的でもあります。
著者が旅行して実際に見たアズマヤの姿と見つけた時の驚き。それが文章とスケッチから伝わってきます。読んでいると実際に自然の中にあるこの「建築物」を見たくなる。

アズマヤと巣は別というのも驚きでした。ニワシドリのアズマヤは雄、巣は雌がつくる。ますます「アズマヤ」ってなに?が知りたくなります。

著者はその起源や役割を考察していますが、本書でも書いているように著者は生物学の専門家ではありません。でも、自分の眼で確かめ、調べて自分の考えを作っています。正しいかどうかはわからないですが、それはそれで真理を探す発端になればよいのでは。本書を読んで「自分も調べてみようか」と思う人が出てくればきっと「その向こうの不思議」も見えてくる気がします。

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鳥類学が教えてくれる「鳥」の秘密事典

鳥類学が教えてくれる「鳥」の秘密事典

2023/12/17 10:38

わかりやすい文、生き生きとしたイラスト、研究データも参照。原著の台湾語も見てみたい。

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バードウォッチングを趣味とする著者が、論文も確認に参照しながら研究成果と鳥類学の知識を整理してまとめた本。基本的なことから「へえ」な話まで、分かりやすい文章とよいイラストが楽しい。巻末の鳥名小事典や用語集も、短い説明がわかりやすく、便利。

表紙カバーでわかる通り、世界の鳥を扱っているが、日本の我々の近くにもいる鳥も多数登場する。特にスズメはあちこちで突っ込みを入れたりしてくれるので出てくるのが楽しみな感じで読み進んだ。

著者は台湾の人で出版も台湾。邦訳も秀逸だが、原題の漢字表記をみて「原文も見てみたい」と思ってしまった良い一冊だった。「ユーモアのある読みやすい文、愛嬌のある生き生きとしたイラスト、客観的な研究データ。」という台湾の推薦者の言葉があるが、まさにその通りだとおもう。

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たぬきの本 里山から街角まで

たぬきの本 里山から街角まで

2023/12/17 10:35

「当たり前に存在する」ものを知る面白さ。

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五つの章の内、1章は写真家による動物園での観察。2章はタヌキの飼育。3章は置物のタヌキについての考察で、4章はお寺の話であるがタヌキの置物の話と言ってもいいかもしれない。5章は物語などから見られるタヌキのイメージ。様々な方面からたぬきに迫っているが、主に文化的な側面をあつかっている感じである。

全国の置物タヌキを調べていく話は、「普通にあるもの」ほど由来などは忘れられていくのかな、と考えさせられる。何十年先にはどんな存在になっているのだろうか。

5章で少し触れられている韓国との違いも、少ないページ数ではあるが面白い。タヌキは極東にしか生息しないと言われる世界的には珍しい生きもの、というのも日本にいるとかえって驚きかもしれないが、韓国にもいる。でも日本のようなイメージではなさそうだ。

日本にいると「当たり前に存在する」タヌキ(置物も含めて)。「当たり前に存在する」ものを考えてみる良い機会になった。

生物学的なタヌキの話を期待して読み始めたので少し物足りなかったが、これはこれで面白かった。

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身近な鳥のすごい巣

身近な鳥のすごい巣

2023/12/05 10:21

巣はその鳥の育つ環境を教えてくれる建造物。

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トリ、よりはその「巣」に注目した一冊。
作者は生物学の専門家ではなく絵本作家とのこと。造形家の目でみた巣という建造物という視点が独特。

身近なスズメやツバメはどんなところに巣をつくるのか、それはなぜか?カラスなどが巣の材料にハンガーやビニールひもなどを使うことは聞いたことがあるかと思う。それぞれの鳥がずっと、きっとヒトが街や道などの構造物を広げだす前から営巣していた環境から、人が作った変化に対応していく姿も垣間見えてくる。

全体が著者のわかりやすくて良いイラストでまとめられているのでとても読みやすい。場所別、種別でまとめられているのだが、驚きの場所につくられるもの、驚きの材料を使うものなど、さまざまな巣が楽しめる。

巣をつくる動物は鳥だけではない。クモの巣、アリの巣、哺乳類(タヌキとかネズミとか)の巣。。。さまざまな巣を「建造物」として見直してみるのも面白いだろう。

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とことんカラス

とことんカラス

2023/12/05 10:14

カラスの写真や知識がぎっしり。

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子育て中に木の上から威嚇されたりするので、ちょっと怖い印象のあるカラス。でも本書の表紙を見たら「可愛いかも」(鋭い爪は怖いけど)。

カラスの写真や知識がぎっしり詰まった一冊。以前「ニュースなカラス、観察奮闘記」(樋口広芳 著)で楽しく読んだカラスの興味深い行動なども、その「証拠写真」が本書に載っていて嬉しかった。

巻末に「カラスファンのためのブックガイド」として写真集・書籍紹介があり、これも役に立ちそう。

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ヨモギハンドブック

ヨモギハンドブック

2023/12/05 10:11

実は日本に44種も。

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道端で良く見かける気がするけど、ほんとにそれ全部ヨモギ?と時々疑問に思っていた。

本書は「ヨモギだけ」のハンドブック。日本で見られる「キク科ヨモギ属」44種を掲載している。希少種もあるので普通にみられるのはもっとすくないであろうが「そんなにあるのか」と正直驚いた。

葉の形からの検索、見分けるポイントなどもキチンとしていて使いやすそう。もぐさなどの薬用の話、日本各地の蓬餅のいろいろも載っていて楽しい。

道ばたの草花観察の好きな人も、ハーブ好きな人も、さらには「お饅頭好き」な人も(地方それぞれで様々!)読みどころがあるハンドブックでは。

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化石の復元、承ります。 古生物復元師たちのおしごと

化石の復元、承ります。 古生物復元師たちのおしごと

2023/12/05 09:25

化石展示に関わる多様な職業。

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ある「特別展」の制作過程を通して太古の生き物の復元の実際を紹介する。

古生物学者が発見し、復元の中心となるけれども、他にも「リアルな復元」に必要な職業がある。どれももかなり特殊な技能を要求されるもののようだ。古代生物が展示されるまでに関わる職業の紹介本のようでもあった。

骨格レプリカ職人、3DCGクリエイターから鉄骨屋。展示というところに注目すれば最初の展示プランを立てるプランナーだって重要なポジションだ。化石が見つかった土地の役場職員だったから、という経緯の人だっている。

本書ではこういった仕事を一つ一つ紹介。設定が「大学に落ちた少女の質問」というところから考えれば「それだけが唯一の選択肢じゃないよ」と伝えているとも感じられる。本書はこれから人生の方向を決めようとしている若者への「お仕事紹介本」でもあるわけだ。 

「復元~展示」という仕事の現状は、コンピュータを駆使する一方、最後の調整は人手でする「アナログとハイテクの融合」。できたものを見て感じるのは人間なのだからかもしれないが。

それにしても、どんなところにも「職人」がいるものだ。

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カブトムシの謎をとく

カブトムシの謎をとく

2023/12/05 09:21

身近でまだまだ研究できる対象。

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最初のほうで「欧米にはカブトムシがいないので研究が遅れた」「最初の論文は1986年、日本での調査の物」とあった。「落ち葉の堆肥の中からごろごろ」というのは日本ならでは、だったのか。

餌と大きさの関係、行動時間など。著者の研究を平易に紹介した本書ではあるが、最近ニュースにもなっていたシマトネリコに集まるカブトムシの話とか、身近で面白い内容も多い。動物の行動研究はこんな風に「地道」に行うのかというのがよくわかる。カブトムシ用とクワガタ用の市販ゼリーの違いはなにか、など「へえ」と思った話も。

カブトムシの話だったが周辺の話も面白かった。カブトムシを探したことがあれば「スズメバチとの遭遇」の経験もあるだろう。本書では「スズメバチが来ない時の行動」の研究が載っている。この中に「スズメバチを殺さないで遠ざける」薬剤がでてくる。住宅などでの営巣被害も増えてきた昨今、こういう対策も増えて欲しい。閑話休題。

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共生する生きもの図鑑

共生する生きもの図鑑

2023/09/05 15:57

もう少し身近な組み合わせがでていたら。

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共生する生きものを大きなイラスト付きで解説する。
わりとよく知られているクマノミとイソギンチャクを始め、様々な組み合せが登場する。

分かりやす解説と大き目のイラスト。雰囲気は「○○ないきもの」という日本の動物研究者の現わしたシリーズを一寸想起させるもの。「相利共生・偏利共生」や「絶滅危険度」を説明項目に挙げてあるのは、少し読者の年齢層を高めに設定しているのだろうか。

これから生きものをいろいろ知りたい人の入門向けには面白いと思う。ただあまりなじみのない生きものも多いので、もう少し身近な生き物が紹介されていたらもっと理解しやすかった気がする。

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昆虫の惑星 虫たちは今日も地球を回す

昆虫の惑星 虫たちは今日も地球を回す

2023/09/05 15:53

昆虫はどんないきものか。

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ヒト1人に対して2億は存在すると言われる昆虫について、全般的に昆虫を説明する一般向け書籍。解剖学や行動、植物との関係など多岐にわたりわかりやすく説明されている。

昆虫は生態系の重要な部分を担ってもいるし、作物の受粉や蚕糸など人の経済にも深くかかわっている。

本書にも書かれているが「植物と昆虫」の関係のように、昆虫だけでは地球は今のようには動いていないだろう。地球は「昆虫だけの星」ではないことも忘れてはならないと思う。

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世界を変えた50の植物化石

世界を変えた50の植物化石

2023/09/05 15:49

現物がある、ということの大事さ。

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大英自然史博物館シリーズ。所蔵する資料の中から、本書では過去の植物の状態を教えてくれる貴重な化石を紹介する。

今は砂漠である場所で見つかったたくさんの葉や幹の化石は「なぜそこにこれが」と変遷を考えさせる。菌類や花粉の化石など、顕微鏡で初めてわかる化石もある。

「こんな形のものがあった」「こんな風になっていたのか」。現物がある、ということはとても大事だ(これは植物の化石だけの話ではない)。木の幹のような化石の表面がうろこ状の形で覆われていたら。断面が分かれば「動物」ではなさそう、では植物としたら・・?実際にある物を正しくつなげていくことで「空想」ではない「想像」ができる。発見した人がどんなふうに考えたのか。数少ないけれども「残ってきた」痕跡を元に研究者たちが組み立ててきたストーリーが楽しめた。

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あつまる細胞 体づくりの謎

あつまる細胞 体づくりの謎

2023/09/05 15:45

細胞はどうやって接着しているのか。

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単細胞から多細胞へと生き物が進化してきたなかで、「細胞同士がくっついて離れない」のは最初の重要な段階だろう。本書は日本での「細胞接着」の研究を引っ張った著者が自身の研究分野を振り返ってまとめたものである。

何十年か前の研究の話から始まるので、今では当たり前になった技術などが「最先端」として登場するなど、その時代を知る人には懐かしい部分も多いと思う。その中に変わらない「研究の進み方・進み方」も読み取れる。複雑な多細胞生物の成り立ち、細胞間のつながりがどうなっているのか。「細胞は何で接着しているのか」という問いから始まった研究の現在までのストーリーが分かりやすく解説されている。

著者が接着物質を探し出す過程で「試薬の組成が違うので実験が再現できなかった」という話があった。著者は学生の頃から「とにかく最初は組成を知るためにも自分で最初は調整する」と教えられたので原因を突き止めることができた、というのだ。学校で「なんでこんなめんどくさいことをするんだ」と思ったことが実はとても重要な基礎だった。思い当たる読者もいるのではないだろうか。

この分野の生物学の先端を研究しようとする若い人には「温故知新」の内容でもあろう。

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日本百名虫 ドラマティックな虫たち

日本百名虫 ドラマティックな虫たち

2023/08/16 20:14

フォトジェニックでドラマティック。

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日本の昆虫の中から50の虫たちを紹介。対になる「日本の百名虫・フォトジェニックな虫たち」と合わせて100種である。番号もこの巻は「51」から。本書のサブタイトルは「フォトジェニック」だが、それほどきちんと分けられているわけではない感じで、こちらにルリボシカミキリとかオオムラサキ、タマムシが入っている。2冊をとおして「フォトジェニックでドラマティックな」日本の昆虫。
著者が採集したときの話は「ムシ屋の愉しみ」といったところ。

どの虫も写真一頁と説明文三頁での構成。表紙カバーでもわかるが、ページ面いっぱいの姿はインパクトがある。文章は採集の苦労や生態の特徴などのほか、日本での昆虫採集の歴史を垣間見る話が織り交ぜられていて興味深い。

各虫のサブタイトルも面白い。ルリヒラタムシ(52番)は「原生林のカードキー」。どんな特徴か、をここから想像して本文を読むというのも楽しかった。ついでに、ナミテントウは「庭先にいる世界の覇者」である。

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日本百名虫 フォトジェニックな虫たち

日本百名虫 フォトジェニックな虫たち

2023/08/16 20:12

キンカメムシの輝き、オオスズメバチの強面・・・

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日本の昆虫の中から本書では50の虫たちを紹介。対になる「日本の百名虫・ドラマティックな虫たち」と合わせて100種である。この巻は「1」から「50」まで。本書のサブタイトルは「フォトジェニック」だが、それほどきちんと分けられているわけではないようだ。

どの虫も写真一頁と説明文三頁での構成。表紙カバーでもわかるが、ページ面いっぱいの姿はインパクトがある。文章は採集の苦労や生態の特徴などのほか、日本での昆虫採集の歴史を垣間見る話が織り込まれている。自身で採集をする読者は嫉妬するような体験談もあるかも。

オオカマキリモドキ(カバーの裏表紙)のような昆虫好きしかちょっと分からないものなどもあり、多彩。鱗翅目はもう一巻「ドラマティックな虫たち」の方に多い。よく知られた虫のあまり知られていない一面、目立たないけれど面白い特徴の虫など、楽しく読んだ。

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Theむし昆虫図鑑4200種

Theむし昆虫図鑑4200種

2023/08/16 20:09

ちょっと慣れた人には使えるか。

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巻頭言に「ポケット版としては類を見ない、驚嘆すべき図鑑」とあるが、ポケット版にしてはかなり大きい感じがする。昔の百科事典のような図鑑から思えば確かに小さくはなっている。昆虫全体として4200種というのも多いのか少ないのか。

写真を使った図鑑ではあるが、生態写真ではなく、チョウなどは展翅した状態で掲載されている。初心者が「あの虫は何だったのか」と検索するのには見た通りのイメージではないので一寸難しいかもしれない。左右に裏と表を配するやり方はしっかり同定したい人には良いだろう。その中に左右で同じ表だが「春型」「夏型」のようになっているのもあるのでそこは注意。

「自然に興味を持つすべての人々に・・」と先の巻頭言にはあったけれど、一寸初心者には見方が難しいかと感じる。図と説明が別々にまとめられているのも慣れないと使いづらいかもしれない。

昆虫全般を扱っているので詳しく調べたいときには少し物足りなく、全くの初心者ではちょっと使い方が難しい。

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