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とまとさんのレビュー一覧

投稿者:とまと

3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本第三の時効

2009/10/27 18:50

圧巻。

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「第三の時効」というキャッチーなタイトルで気になっていたので、2年前から本は持っていましたが、なぜか最初の5~10ページぐらいでいつも集中力が切れてギブアップしていました。が、読んだ今となっては、「もっと早く読めばよかった。」と激しく後悔した本です。

まずは一遍読み進めて行くと、もう止められません。全ての短編に無駄がなく、且つ洗練されていて、この本のように読んだ後に驚きと高揚感で満たされる本も少ないのではないのでしょうか。

小説中に「化けの皮を剥がしてやる。」というセリフがあるのですが、人には誰しも良い意味でも悪い意味でも「化けの皮」があるんだなと気づかされました。この小説では「真犯人の化けの皮」、そして「冷徹な刑事たちの本当の人柄」がうまく描写されています。

横山秀夫氏の本はこの本が初めてでしたが、他の本も絶対読んでみたいです。

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紙の本博士の愛した数式

2006/10/04 06:34

純愛文学に思う事

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

歳を重ねるにつれ純粋さがなくなってきて、純愛文学を読むなんてと気が引けていた。本書を読んでみたのもまったくの遊び心で「売れている本だから」という軽い気持ちだった。読んでみると心にポッと明かりがつくような、春のぽかぽかした日ような、それでいて秋に感じる物悲しいような気分にさせられた。
そういえば、ここ最近家族や恋人以外の人に対して「愛しい」などという感情を抱く事がなくなっていた。中学・高校時代までは頻繁にそういう感情を抱く事があったと思う。そして気付かされた。いつからだろう?恋愛の愛ではなく、ただ純粋に理由なく人を愛す事ができなくなったのは。そう気付いたとき、失われていた自分を懐かしく思い出し、そういう時代もあったなぁと心の中が温かくなった。

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紙の本陰日向に咲く

2006/08/11 08:25

芸人「劇団ひとり」の驚きの一品。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

あのコントのような「劇団ひとり」節が本となって、大炸裂!初めて書いたにしては、話が上手くまとまっていて面白かった!ひとつひとつの短編がお互いに絶妙に絡み合っていて、読み進めて行けば行くほど新たな発見がある。最後は「あっ」と言わせるような「劇団ひとり」的感動(オチ?)があって、また本を始めから勝手に手がめくってしまう恐ろしい本。ただ、あまりにも短い文章が続くと読むのにつっかえつっかえになってしまって、登場人物への感情移入がしづらいところがあった。もう少し読みやすい文章で書けば、より良い作品になるのではなるのではないでしょうか。

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