のらさんのレビュー一覧
投稿者:のら
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紙の本半落ち
2006/08/04 20:35
完落ちです
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完落ちです。泣けました。アルツハイマーの妻に請われて殺人を犯した元警官、梶総一郎。彼と関わる刑事、検事、新聞記者、刑務官らの視点でストーリーはすすみます。それぞれプロフェッショナルなだけに、「職務」と「ヒトとしての思い」に葛藤するところとかは味わい深いものがあります。映画も必見!寺尾聡、最高でした(著者の横山さんもでてるよ)。
野良犬の散歩(主に映画と本について)
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紙の本マドンナ
2006/08/04 20:40
働くおじさんたちが登場する短編集
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働くおじさんたちが登場する短編集。こういう人いるなぁ、と身近の誰かにあてはまりそう。なんとなく共感できる部分もあり(私、おじさんじゃないけど)、面白く読みやすいです。
紙の本第三の時効
2006/08/04 20:39
影があるけど味もある人間味あふれるキャラクター
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影があるけど味もある人間味あふれるキャラクター、短編集なんだけどそれぞれがつながっている構成、どんでん返しやビックリしかけのあるストーリー。横山秀夫ってほんといいなぁ。警察組織の描写はもちろんピカイチです。
紙の本グロテスク 上
2006/09/26 18:41
極端だけど真理に触れてる気もします
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
頭は悪いけど怪人並みに美しい妹を持つ「私」がメインの語り手。違う人生を歩むべく知性を磨きQ女子高に入ったものの結局妹からは逃れられず・・・。知性だけでなく富や美により格付けが決まるQ女子高。「私」のほか同校に通う「妹」と「和恵」が、三者三様(というか登場人物ほとんどが)痛々しく堕ちていくさまは、タイトル通りまさにグロテスク。極端だけど真理に触れてる気もします。
紙の本出口のない海
2006/08/04 20:37
やるせない憤りを感じながら…
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
やるせない憤りを感じながら読みました。特攻兵器である人間魚雷「回天」の乗組員に志願した、野球部元エースである並木が主人公。扱いは小さいけど、弟のエピソードにもやりきれない気分に。宗教的な意味はないけど、人間には人間らしく生きる権利がある、とつくづく感じました。
紙の本パーク・ライフ
2006/09/26 18:44
共感できる文章に出会えました
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
「パークライフ」は新橋勤務の私にとって非常に馴染み深い日比谷公園が舞台。「flowers」も含め、読み終わったときの爽快感はないけど、読んでいて、なんというか、書かれている文章が心に染み入ってきたり、いちいち共感したりする感覚があります。上手くは説明できないけど。
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