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素敵な奥さんになりたい主婦さんのレビュー一覧

投稿者:素敵な奥さんになりたい主婦

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日本の男はどうして家事も育児も介護もしないのか

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

共働きカップルでも男の育児や家事にかかわる時間は一日たった32分だそうです。この本を読んで初めて知りました。育児も家事も介護もみーんな女がやっているのです。私の家でもそうです。少しは手伝ってくれるけど、手伝ってあげてるって感じ。そのうえ最近では、私、小学校に通う娘のためにちかんパトロールやってるんです。著者の言うとおり、仕事も家事も育児も地域の活動も女がやっている現実がある。中高年になれば親の介護もきっとするんでしょうね。私も夫も一人っ子だから。仕事は当然パートだけど、結構、働かされるんですよね。フルタイムとそんなにかわらないかな。こういった現状を確かにお役人や公務員の大学の先生はわかってないよね。女だからといって女の味方ではないんですね。私はこの本を読んでそういった構図がよくわかり、よかったと思います。各章が独立していて、女性にまつわる評論やテーマが満載されていて、興味のあるところから読めるのがよかった。私は「冬ソナ」にはまった主婦のひとりですが、テーマソングまでが、日本の「愛はかげろう」にそっくりで、盗作問題で騒がれているのを知らずに、いい曲ねって聴いていました。1970年代のよき日本を韓国のドラマに見出し、日本の曲を韓国のすばらしい曲だと思いながら見るって、確かにこわいことだと思う。反省します。それだけ日本がここ数年で、なにか大切なものを見失ってしまったんでしょうね。著者がいうようにこれも癒しの家族など内向きで必要ないと言い切る大沢真理先生の語る男女共同参画社会のリアクションとして家族を大切に思う主婦がはまってしまった落とし穴なのかもしれません。経済成長ばかりを求めて、国際社会で競争する社会では、幸せになれない。人間の幸せはモノだけではないと思います。もうじき紀子さまのお子様がうまれてきますね。天皇制の問題も女性と女系の違いなど著者がまとめてくれているので、参考になりました。知識の羅列ばかりの新書が多いですが、この新書は私のような本嫌いの女でも楽しく読めました。山下悦子さんには、介護に関する本をもう一冊かいてほしいなと思います。

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